思い出を過小評価していたかもしれない【なまずん的住宅の「賢い選択」(3)】

住宅費

引越を控え,荷物整理をするなまずんです。

不定期連載の,住宅の「賢い選択」。連載すると言って第2回までしか書いていませんでした。第3回は当ブログにしては珍しく,少し感傷的な話をします。

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現在は賃貸派だが……

住宅費は人生において非常に大きな支出です。第1回で,「20~80歳の60年間支払い続けた場合,月額8万円の支払で5760万円,15万円の支払で1億800万円」と金額の大きさを紹介しました。

大金が動く故,住宅における賃貸派vs.持家派の仁義なき戦いは簡単に決着がつくものではありません。
総支払額と快適性の議論だけでなく,所有による安心感といった感情など,要素が複雑に絡みます。さらに当ブログでは若いころに負担する住宅費の機会費用的考えまで紹介しました。

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借りぐらしのなまずんティです。 「持ち家と賃貸,どちらが得か?」という二元論がありますよね。 往々にしてその結論は「どちらでもよい。好みで選べ」という落とし所になります(私...

私は現時点では生活の変化に合わせて住み替えが利く賃貸派ですが,それほどこだわりはありません。

引越す前の荷物整理は心理的負荷が高い

2010年に上京して以来,大小5回の引越を繰り返しています。引越そのものは新しい土地に住む新鮮さがあり,ある程度刺激的で楽しいものです。引越は新生活,わくわくする体験でもありました。

賃貸住宅の利点を生かしながらいろいろな土地に住み,都心から郊外,田舎まで地域の魅力を知ることができました。物件を選ぶ視点も身についたと思います。

しかし,最近は必ずしも,引越がわくわくするものではなくなってきました。27年生きてきて,過去が重たくなってきたからです。

引越のときは持っていく荷物と,捨てるものの選別作業が必要です。人生も3分の1を迎えつつある私にとって,思い出の品がどんどん増えてきてしまったのです。

引越は断捨離のきっかけにもなりますが,人生の長旅をともに歩んできたモノたちには思い入れもあります。特に,今回の住居は大学→社会人の過渡期を過ごした場所であり,思い出と強く結びついたモノが多かったのです。捨てるのはなかなか簡単ではありませんでした。

整理したことで思い出に浸れたモノも

一方で,必ずしも苦しいことばかりではありません。引越作業をしなければ見返すこともなかった思い出の品を取り出すチャンスでもありました。

例えば,大学時代のサークル引退時にもらったメッセージカードや,仲の良い友達と一緒に行った旅行のお土産など。みずみずしい思い出がよみがってきます。引越の機会がなかったら一度も取り出さなかっただろう代物も多いです。

思い出はプライスレス

荷物整理での感傷的な経験は意外でした。人生経験に比例して思い出は積み上がります。

持家には思い出を同じ場所で積み上げやすいというお金に換えられないメリットがあることを実感した引越作業でした。

お金目線で考えがちな日々を少し見直せたらと思います。

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