死亡,高度障害,就労不能時への備え【生命保険】

保険

生命保険オタクになりつつあるなまずんです。

前回の記事では保険に対する基本的な考え方と,生命保険の5つの機能をまとめました。
>>保険の機能と生命保険の基礎知識

今回は生命保険の機能のうち,死亡高度障害就労不能状態への備えについて,私の場合いくら必要かを書きたいと思います。
※家族がいない場合を追記しました(2018年2月25日)。

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公的な保障+生命保険+保有資産額 > 必要資金 が基本式

生命保険に関する全国実態調査(生命保険文化センターによる調査,2015年)では,加入補償内容の充足感があると答えたのは4割以下。世帯主が万一の場合に家族の生活資金に対する安心感不安感を訴えるのは約7割です。

万が一の時,資金が足りるか。保険選びに必要な視点はそれだけです。
資産が少なく,万一の際の経済的な不安が大きいのであれば保障額を高く設定しておくべきですが,十分な資産があれば,保障額はなし,または低くて問題ありません

また,必要資金は人生の時期によって異なります。一般的には子どもが生まれたときが最大です(教育資金がかかるため)。年齢を重ねるとともに保障額は減っていきます。
自分にどれくらいの保障が必要かは家族構成,年齢などによっても異なります。

現時点の私の想定は・・・

私が今後5年程度の間、死亡や高度障害で働けなくなったときの必要資金を試算しました。(結婚→30歳前後で子ども2人くらいを想定。私だけ片働きの場合)

  • 生活資金(年間約250~300万円)
  • 教育資金(子一人当たり約1500万円)
  • 住宅を購入していた場合,住宅ローン
  • 死亡せず障害の場合,治療費など(年間約100万円)
  • 自分の老後の生活資金なども必要になってくるかもしれません。

なお,家族がいない場合には,高度障害時は実家に帰ります。年間でかかる費用は生活費120万円+治療費ほどを想定しています。

公的な保障は手厚いが,それだけでは足りない

サラリーマンである私が万一のときに使える公的な制度を調べました。

1)死亡したとき

  • 遺族基礎年金(子が18歳になるまで。年間78万円+第1子,第2子各22万円,第3子以降は7万円)
  • 遺族厚生年金(平均標準報酬月額25万円の場合=年間約40万円,50万円の場合=年間約81万円など)
  • 団体信用生命保険(住宅ローン残債がゼロになる)

2)高度障害になったとき
※高度障害とは,両眼の視力喪失,言語障害や咀嚼機能の喪失,終身の常時介護状態,上肢・下肢の重い障害が含まれます。詳しくは生命保険文化センター「Q.高度障害保険金を受け取れるのは、どんなときなの?」をご覧ください。

  • 障害基礎年金(遺族基礎年金と金額などはほぼ同じ)
  • 障害厚生年金(遺族厚生年金と金額などはほぼ同じ)
    ※それぞれ高度障害1級の場合は1.25倍
  • 団体信用生命保険(住宅ローン残債がゼロになる)

3)就労不能状態になったとき
※就労不能の条件は,病気やケガで入院または医師の指示で在宅療養をしており,「少なくとも6カ月以上いかなる職業においても全く就業できない」と医学的見地から判断されること(なお,うつ病などの精神障害は含まれない)

  • 健康保険組合の傷病手当金(1年6か月間,月給の2/3を受け取れる)
  • 疾病保障付き団体信用保険(住宅ローン残債がゼロになる。死亡・高度障害に加え,がん,急性心筋梗塞,脳卒中に対応)
  • 勤務先によっては団体長期障害所得補償保険(月額10~20万円など。私の場合はありません)

私の場合は公的保障だけでは足りませんが,民間保険がなくても周囲の人の助けや自身の資産でカバーできる人も多いという水準です。

なお,これら公的保障を踏まえた上で不足する金額は,
1)死亡では年間150~200万円+教育資金
2)高度障害では年間250~300万円+教育資金
3)就労不能では1年6か月以降,年間350~400万円+教育資金
ただし就労不能状態は永久的なものではありません。就労不能状態が3年程度継続したあと,就労可能になれば,その間の約600万円が不足分です。

ただし,現時点では家族がいないため,

1)死亡は備えなくて良い(誰も困らない)
2)高度障害は年間140~180万円
3)就労不能は1年6か月以降,年間240~280万円
※就労不能3年とした場合,400万円

まだ資産形成を始めた直後で資産額は少ないため,当面はこの水準をカバーしたいと思います。今回の試算は片働き・住宅購入の場合です。共働き家庭なら必要な保障は減りますし,賃貸住宅の場合には必要な保障は増えます。
おそらく共働きなら保障は教育資金程度でよく,賃貸の場合は年間数十万円程度増やしたほうが安全でしょうね。

◆保険の機能とは何かを説明した記事はこちら。

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