はじめてのちょうせい――だまされたように積立を継続するのみです

私の投資戦略
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なまずんです。

2018年10月から下落相場が続いています。2017年から積立投資を始めた私にとっては初めての調整局面です。

バラエティ番組に,「はじめてのおつかい」という不定期企画があります。生まれて初めての「おつかい」に挑戦する子どもたちの奮闘ぶりを描き出されます。出演した子どもたちは将来,収録動画を自分で見て,幼少期のドキドキ体験を懐かしく振り返ることでしょうね。

テレビ番組と違って,私の「はじめてのちょうせい」を代わりに書き残してくれる人は残念ながらいません。仕方ないので自分で書き残します。

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先輩投資家の声を聞き,良書・実践録を読むに限る

「はじめてのちょうせい」に突入した私の資産の現状は芳しくありません。ドルコスト平均法の積立投資はJリート以外マイナスになりました。保有しているETFなんてひどいものです。10%以上のマイナスを記録する資産も多く,全体で12%程度の含み損です(楽天証券の画面を一部改変)。

しかし,心理的には比較的穏やかです。投資額,含み損とも絶対額の少なさが一因ですが,それ以上に先輩投資家たちのつぶやきを聞いたり,バイ&ホールドを勧める投資本を読み返したりして過ごしていることも理由でしょう。

本を読み返して感じるのは,「実践録」が持つ強みです。例えば,『お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ)の実践録(第5章)では,リーマン・ショックの起こった2008年末には,それまでの含み益が全て吹き飛び,元本に対する評価損が-40%程度になったと紹介されています(同書216ページより)。

しかし,その期間に投げ売りせず,さらに積立を継続し,2012年に元本を回復。以降の上昇相場で大きく資産を増やしたとのことです。1年ほど前に読んだときはさらりと読み飛ばしてしまった体験談ですが,今の相場環境で読み返すと継続の協力な推進力になります。同書の他,『ウォール街のランダム・ウォーカー』などもちらりと読み返しました。

20代の私にとって現在の損益は重要ではありません。重要なのは遠い将来の損益です。

私は月々の給与の一部が投資の原資になっているため,必然的にドルコスト平均法での積立投資になっています。平均取得単価が下がる下落局面は買い場でもあります。

定額で入金していくドルコスト平均法では,一方的に相場が上昇するよりも,下落相場を経験したあとに資産価格が上昇するほうが資産が大きく育ちます。資産価格が下がったときに,多くの株を買えるからです。

将来のために,継続する

今,投資において私が取り得る選択肢は続けるか,やめるかの二者択一です。当然,これからも続ける選択肢を取ります。

長期的には世界経済の拡大に伴い,指数は上昇傾向にあるでしょう。経済活動主体である企業が収益を追求し続ける限りは,配当金も発生します。株式投資の王道は継続にあると私は考えています。

今回の局面でも,だまされたようにドルコスト平均法を続けるのみです。今回だけでなく,どんな局面であろうと機械的に積立投資を継続すると宣言したいと思います。

20~50年後の明るい結果をめざして。人生100年時代と言われる中での20代,資産運用2年目です。「はじめてのちょうせい」を乗り越え,毎日継続する姿勢が功を奏すことを信じるのみです。

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