ブロガー名刺を自作する――制作のコツと便利な格安印刷サービス「ラクスル」の活用

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ブログを始めてから,しばしばオフ会やセミナーに参加するようになりました。

初対面の人がいるオフ会や,公的機関や企業が主催するセミナーなどの集まりでは,自己紹介の際に名刺があると便利です。

イベント参加の前に,名刺を作ってみませんか? とくに知識や才能がなくても,PCひとつで簡単に自作できます。

この記事では,名刺を作るメリットと必要なものを解説し,簡単にブロガー名刺を作れる「ラクスル」を紹介します。

本業で印刷物を作っている私が思う,作成の注意点・コツもお届けします。

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ブロガーが名刺を作るメリットと必要なもの

名刺を持つメリット

ブロガーとして,私が考えるメリットは次のようなものです。

  • ブログ名やアイコンで親近感をもってもらう
  • ブログやSNSを認知・訪問してもらう
  • 何か渡すものがあると話題作りになる
  • (とくに大人数の集まりの場合)会った人に思い出してもらうのに役立つ

私が名刺を作ろうと考えたきっかけは,投資家ラーメンオフ会の「ラーメンずずず会」の第1回が開かれた際に,ずずずさんと青井ノボルさんから名刺をいただいたことです。

◆懐かしい第1回ラーメンずずず会(2018年)。

青井ノボルさん,ずずずさんとの「ラーメンずずずの会」をダイジェスト(第1回ラーメンずずず会)
2018年7月12日に都内某所でラーメンずずずの会を開催しました。 【注】その後,名称は「ラーメンずずず会」として定着しました(リンク先はTwitterハッシュタグ「#ラーメンず...

私は2人のブログの読者ですので,「中の人」に名刺をもらうのはわくわくしました。もらうとうれしいものです。

名刺作りに必要なもの

ほとんどありませんが,挙げるとすれば,次の3つが少し必要です。

  • 制作費用
  • デザインの時間
  • 保管・管理にかかる手間

格安・激安印刷の「ラクスル」で簡単に名刺作成

ラクスルの利用を検討したきっかけは,個人投資家でブロガーの青井ノボルさんの以下の記事を読んだことです。

ブロガー名刺はラクスルで作ると格安です(注文編)
インデックス投資界隈では、過去にも様々なイベントが実施されています。 さて、イベント参加時にあると便利だと言われているのがブロガー名刺です。 独自ドメインに移行済みということもあり、今のうちにブロガー名刺を作ることにしました。

価格が安いうえに,仕上がりの質も良さそうだったので利用しました。青井さんにもらった名刺の写真がきれいに印刷されていたのも決めた理由になりました。

制作の費用・納期

価格は次の3要素で決まってきます。

  • 使用する紙
  • 納期(出荷日)
  • 印刷部数(部数とは枚数のこと)

納期と価格にはトレードオフの関係があります。

また,紙は最も安いのは光沢紙・マット紙・上質紙の3種類です。料金表は以下のとおりです(ウェブサイトより)。ほかにも値段が高い素材がいくつかあります。

部数は多いほうが単価が安くなりますが,必要以上に準備しても無駄になるだけなので,適正部数を注文しましょう。なお,この他に,メール便で190円,宅配便で470円の配送費がかかります。

なお,厚みも選べます。こだわりがなければ標準の厚みがよいと思います。薄手の紙は大量に持ち運ぶ際には適しています。

豆知識:紙の違い

光沢紙・マット紙・上質紙の3種類の違いを簡単に解説します。なお,今回私はマット紙で作りました。

◆光沢紙
いわゆる「チラシ」の紙です。ツルツルしていて色鮮やかな印刷が可能です。写真や色鮮やかなイラストに適しています。鉛筆で文字を書くのは難しく,ボールペンでも書きにくい紙です。

◆マット紙
光沢がなく高級感のある紙です。表面はサラサラしていて,光沢紙より落ち着いた雰囲気に仕上がります。発色もわるくなく,単純なイラストであれば適しています。ただし,光沢紙に比べると写真などは沈んだ感じになります。

◆上質紙
普通の印刷用紙やノートの紙のイメージです。表面が加工されていないため,筆記に適しています。文字中心の印刷に適しています。カラー印刷の発色は上記2つに比べて劣ります(光沢紙・マット紙は上質紙にカラー印刷用の加工を加えたものと考えればよいです。)。

どれを使っても一長一短ですので,印刷したいものに合わせましょう。

デザイン作成が簡単

ラクスルにはMicrosoft Wordのテンプレートがあるほか,デザインソフトを用いたPDFファイルでの入稿や,Microsoft PowerPointで作成したデータでの印刷にも対応しています。

私はPhotoshopで作りました。デザインの作成は自由でよいと思いますが,以下の要素を入れるのが標準です。いちから作るのが難しければテンプレートを活用しましょう。

  • 名前
  • ブログ名・URL
  • メールアドレス
  • SNSのアカウント

あれば,次のようなものも入れてはいかがでしょうか。

  • 肩書
  • イラスト
  • イメージカラー

以下,作成にあたっての注意点やコツをまとめました。本業は印刷物を作っている私が思うには,以下に留意するだけでも出来上がりの質は上がります。

レイアウトのコツ:位置をそろえる

デザインにはいろいろば技術があります。私は編集者なのでレイアウトについてのみ,ここで言及します。

レイアウトは素人でも注意点を押さえれば簡単にできます。その一つが,位置をそろえることです。

たとえば,次のようなそろえ方があります。

  • 中央揃え・左揃え・右揃え(など,何か目立つものに位置を揃える)
  • 等間隔

今回制作した名刺の表面です。

  • イラストと文字を,中央線から左右等間隔に配置
  • 「なまずん」と前髪の高さの一致
  • 文字情報はすべて左揃え
  • QRコードの高さにブログ情報を揃える
  • 上下の帯の高さを揃える

 

その他に,この名刺では,

  • 魚と下の帯の色を揃え,赤を左上と下に配置
  • 服・髪と上の帯の色を揃え,黄を左下と上に配置

という色のレイアウトもしました。ほかにも,入れる要素によっていろいろ工夫できると思います。

色の注意点:CMYKとRGB

印刷物は画面での発色と同じにはなりません。印刷物はシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色を用います(CMYKという)。

一方で,画面での発色は赤・緑・青の3色からなります(RGBという)。印刷を想定していないソフト(ペイントなど)は,基本的にRGBの制作環境になっています。

RGBのほうが表現できる色が多いため,CMYK印刷すると色が変わってしまう場合があることに注意が必要です以下のように,とくに蛍光色はCMYKにした場合の変化が大きくなりがちです(イラストはシメケンプリントより)。

失敗を防ぐために,入稿前にCMYKに変換して確認することをおすすめします。以下のウェブサイトで,変換後のイメージを簡単に入手できます。

RGB⇒CMYK変換ツール|シメケンプリント
画像ファイルをRGBからCMYKに変換するフリーウェブツールです。

色使いのコツ:紙の特徴に応じた濃度に

マット紙を用いる場合は,黒以外の色で塗る場合は濃度を100%ではなく,60~80%くらいの塗りにするほうがおすすめです。落ち着いた風合いが引き立ちます。

私の名刺では,文字部分は塗り100%ですが,背景の塗りは少し色味を抑えています。赤色部分は,当ブログの見出し等の色と同程度です。

一方で,光沢紙を用いる場合はビビッドな発色が売りですので,塗る部分の濃度は高くしたほうがよいと思います。

その後の交流のコツ:ブログ・SNSの紹介にQRコードの活用も

今回,私は名刺にQRコードをレイアウトしました。交換後にブログに来てもらったり,SNSをフォローしてもらったりするには,スマホで簡単に読み取れるコードを入れておくのが有用です。

QRコードは無料で作ることができます。私はQRのススメで作成しました。

QRコード作成【無料】/QRのススメ
QRコードを無料で作成できるサイトです。累積発行数No.1だから誰でも安心。商用利用も無期限・無制限です。EPS形式の生成や、色・イラスト・文字を重ねることも可能。メール起動など応用例が多数で、初心者~プロまで簡単に使えます。

こちらも,入稿前にきちんと読み込めるかどうか,実際のサイズで念のため確認しましょう。

名刺の仕上がりをレビュー

出来上がった名刺について簡単にレビューします。

表裏の外観とケース

表面・裏面の外観です。100部注文すると,このようなケースに入って送られてきます。保管に便利です。

写真だとわかりにくいですが,きれいに発色しつつ,落ち着いた風合いも兼ね備えた雰囲気になりました。

20倍程度のルーペで見た限りでは印刷の品質も高く,色はイメージ通りに出ています。

裁断の精度もまずまず

こういった印刷業者の場合,1枚1枚印刷するのではなく,大きな紙に一気に印刷して裁断するという工程で製品が作られます。

そこで重要になるのが裁断の精度です。フチまで色が入っている今回のような名刺だと,印刷工程よりも,裁断工程の精度が重要になってきます。

納品されたものをざっと比べたところ,個体差は0.3ミリ程度でした(赤い帯の高さが約10ミリ)。名刺を2枚並べると,赤い塗り部分の高さが違うことがわかります。

この程度の個体差に関しては工程の特性上,仕方のないことです。注意点としては,印刷範囲のギリギリに文字やQRコードを置かないようにしましょう。

名刺をコミュニケーションのきっかけに

名刺は少人数の集まりはもちろんのこと,大人数のイベントなどでは解散後に思い出してもらったり,ブログに来てもらったりするきっかけになる必須アイテムです。

あとから思い出してもらってSNSをフォローして,交流が深まることもありました。

そういった名刺作りにおいて,「ラクスル」は低コストかつ品質もよく,大変便利でした!

なお,今回は低コストに作れる印刷会社の紹介でしたが,コストを掛けることができるなら,クリエイターに発注すれば出来栄えが格段に上がります。以下は,クリエイター名刺を作ったブロガー・ずずずさんの記事のご紹介です。

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