低コスト投資信託を比較する【国内株式編】2018年11月

投資信託・ETF

なまずんです。

2018年11月時点での,国内株式クラスのインデックスファンドの比較記事です。インデックスファンドはどれも対象インデックスに連動しますが,何を選んでも同じ結果が得られるわけではありません。

リターンを高めるにはコストの抑制が重要です。コストである信託報酬を中心に,いくつかの条件を定めました。紹介するファンドは私としてはいずれも「買い」であると思います。選ぶ参考になれば幸いです。

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国内株式クラスの比較

比較に際し,定めた条件は以下です。

  • 販売手数料のかからないノーロードファンド
  • 信託報酬年率0.3%以下(税込)
  • 総資産額10億円以上で,増加傾向
  • TOPIX連動

投資信託調査会社のモーニングスター社でファンドを検索したところ,条件に合うのは以下の4本でした。日経225に連動するものは9本あるのに対して,より分散されたTOPIX連動は少ないです。

ファンド名信託報酬等(税込)実質コスト比率純資産額(百万円)設定日決算日リターン(3年)標準偏差(3年)備考
ニッセイ TOPIXインデックスファンド0.17172%0.203%205342015年4月27日2018年2月20日3.77%14.38配当込み指数に連動
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド0.1728%0.184%183822011年12月9日2017年11月30日3.83%14.41配当込み指数に連動
eMAXIS Slim国内株式0.17172%0.177%52762017年2月27日2018年4月25日----配当除く指数に連動
つみたて日本株式0.1944%0.199%33992017年8月16日2018年6月25日----配当除く指数に連動

※決算日が異なるため,単純比較はできません。

第1期決算が終わったところの「eMAXIS Slim国内株式」「つみたて日本株式」の実質コストは信託報酬額を基準に,運用期間で1年に比例計算しました。

どのファンドを選ぶか?

先進国株式と同様に,投資家にとって良い条件を満たすファンドは少ないです。世間には相当数のファンドがありますが,長期投資に値する条件の良いファンドは少ないことがわかります。

市場平均に近いリターンを狙うインデックス投資家にとって,リターンをコントロールすることは不可能です。しかし,コストはより低い商品を選ぶことで下げることができます。

そこで,ファンドを選ぶ軸は信託報酬や実質コストに注目して選ぶ必要があります。実質コストは運用の結果わかるもので,信託報酬+売買委託手数料+有価証券取引税+その他(監査費用等)です。

決算日がファンドによって違うので直接比較はできませんが,概ねどのファンドも0.2%程度の低廉な水準に抑えられていることが推定できます(「eMAXIS Slim国内株式」「つみたて日本株式」は比例計算値)。記事タイトルと整合しないようで恐縮ですが,信託報酬,実質コストの水準は4つのファンドとも現時点ではベストに近い選択肢と言えそうです。

しかし,三菱UFJ国際投信が設定する「eMAXIS Slim国内株式」「つみたて日本株式」はマザーファンドが同じで,実質的に中身が等しいファンドです。信託報酬がより高い「つみたて日本株式」は「eMAXIS Slim国内株式」の成績を確実に下回るでしょう。「つみたて日本株式」を購入するなら「eMAXIS Slim国内株式」を購入すべきでしょう。

「つみたて日本株式」以外の3ファンドは優劣つけ難いです。いずれのファンドも低コストで,実質コストを比較しても運用の問題は少なそうですし,資金流入傾向から早期償還される可能性も低いと考えられます。次回からは,条件を少し緩めて比較したいと思います。

なお,私は積み立て始めたときはeMAXIS Slim国内株式はリリース前でした。楽天証券iDeCoにラインアップされていた「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」をiDeCoと他口座で積み立てています。

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