新興国株式インデックスファンド:海外ETFと国内投資信託のどちらを選ぶ?

投資信託・ETF

なまずんです。「中核戦略」のインデックス投資として新興国株式ETFを購入しました。
これまで新興国株式については海外ETFが有利だと思っていましたが,最近の投資信託は信託報酬の引き下げが続いており,その所感もまとめています。

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新興国株式ETFのVWO(バンガード)を購入

バンガード社の新興国株式ETFである「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」を購入しました。名前の通り,FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)インデックスと連動するものです。

私はインデックス投資のほとんどを投資信託で運用しています。
現在投資中の日本株式,先進国株式,新興国株式,日本リート,先進国リート,新興国リートのうち,新興国株式以外は投資信託で,ドルコスト平均法を用いて積立投資(毎日,毎月)をしています。

新興国株式はETFをドルコスト平均法を用いてて四半期に一回購入することにしています。
新興国株式を投資信託で運用しても良いのですが,ETFはよりコストを安く運用できると考えているからです。新興国株式では,投資信託は信託報酬年率0.5%程度の商品が多い中,ETFのVWOは年率0.14%!(2018年1月現在)

その代わり,ETFは株式と同じように通常は買付手数料がかかってしまいます。
しかし,NISA口座で購入することで買付手数料無料となる証券会社も多いです。私が使っている楽天証券はNISA口座では買付手数料が無料です。

そういった理由で投資信託よりパフォーマンスが良いと考えているため,NISA口座でETFを購入しています。

ただ,最低100円から購入できる投資信託と違い,単価の高いETFはまとまった購入資金が必要です。そのため四半期に一回の購入としています。

ちなみに,VWOに投資する投資信託「楽天・新興国株式インデックスファンド『愛称:楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)』」が2017年11月に誕生しました。信託報酬は約0.13%で,VWOの信託報酬0.14%と合わせて年率約0.27%で運用できます。
投資信託である「楽天・新興国株式インデックスファンド」の大きな特徴は100円から購入可能な点です。ETFを直接買付できる人にはコストメリットは少ないですが,必要資金や再投資の手間の観点から,積み立てやすくなったと言えるでしょう。

今後は投資信託の低コスト化,MSCIへのベンチマークに注目している

投資戦略

photo credit: Got Credit Strategy via photopin (license)

今後は他のクラスと同様,新興国株式も投資信託で運用するかもしれません。その理由は2点。

1)国内設定の新興国株式インデックス投資信託の低コスト化

2)一部の投資信託はベンチマークがMSCIであること

国内設定の新興国株式インデックス投資信託の低コスト化

この要因は大きいです。
2017年11月末に,「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」が信託報酬を引き下げ,年率約0.21%になりました。2017年中盤までは「ニッセイ 新興国株式インデックスファンド」の約0.37%が最低水準だったことを踏まえると,まさに革命的な低コスト化。
ETFは自動で再投資してくれず,手間と費用(税金)がかかることを考えると,この引き下げにより投資信託を検討すべき水準になったといえるのではないでしょうか。

一部の投資信託はベンチマークがMSCIであること

VWOのベンチマークは「FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)インデックス」。対してeMAXIS Slimのベンチマークは「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」
一番の違いはFTSEには韓国が含まれず,MSCIには韓国が含まれることです。韓国はMSCIの約15%を占めていますので,その割合は無視できません。多くの先進国株式ファンドのベンチマークはMSCIで韓国を含んでいませんので,FTSEを選択すると韓国が漏れてしまいます。できるだけ国際分散した運用をしたいため,MSCIを指標とするファンドの購入を検討したいです。

結論:コスト面的に強いETF,分散に強い投資信託

現在はコスト的にはETF(VWO)がわずかに優位で,時間分散・国際分散的にはMSCIを指標とする投資信託(eMAXIS Slimなど)が優位だと考えられます。
新興国株式は私のポートフォリオの15%を占める重要なクラスですので,さらなる検討を進めていきたいです。

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