業務改善命令を受けたmaneoマーケット社が対応策を発表

ソーシャルレンディング

ソーシャルなまずんぐです。

ソーシャルレンディング事業者のmaneoマーケット社が8月14日,「業務改善命令に基づく改善対応策についてのお知らせ」を発表しました。

スポンサーリンク

今回の事件の経緯

業務改善命令を受けたのは7月13日。端的に説明すると,maneoの場を借りて募集していた他社ファンド案件に問題が見つかり,募集を行ったmaneoが業務改善命令を受けました
その問題とはグループ会社の資金管理で,投資家からの資金と自社の運転資金を区別していなかったというもの。
maneo自体が問題を起こしたわけではありませんが,結果的に投資家に対して虚偽の説明をした状態になったため,金融商品取引業者としてその責任を問われて業務改善命令に至りました(詳しい内容はこちら)。

公開された報告書はこちら

当社は、平成 30 年7月 13 日付の業務改善命令に基づく改善対応策等を、8月 13 日、
関東財務局に報告致しました。
お客様をはじめ関係者の皆様には多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしましたことを、改
めて心よりお詫び申し上げます。
今後、当社では、外部有識者からの評価・提言を受けながら、経営体制の見直し・強化
をはじめとする改善対応策について、順次取組みを進めてまいります。

業務改善の内容については触れられておらず,「改善対応策を報告した」と報告するのみです。

maneo自体の問題は少ないと思われる

改善対応策について詳しく述べられていないのは残念ですね。現在も当局との協議が進行中ということなのでしょう。

ただ,業務改善命令を受けた後も,問題を起こした会社以外のファンドの募集は継続されています。当局の監視下でも営業を継続している点には安心感もあります。

今回の件には,他社のファンドの分別資金管理状況をmaneoが把握することが求められるなど,そもそも現在の法律がソーシャルレンディングに対応できていな構造的な問題もありそうです。
この事件を機に,業界がどのような規制を作るのか継続して注目していきたいと思います。

リターンの変動は少ないが,元本を失う危険性のある投資

ソーシャルレンディングは比較的高い利回りが魅力の投資法で,その仕組みは「貸付を行うファンド」への投資です。仕組みを詳しく知りたい方向けのページはこちら。

ソーシャルレンディングの仕組み
なまずんです。 ソーシャルレンディングの仕組みについて,お金の流れに沿ってまとめました。 投資家と借り手の間には「投資」と「貸付」という2つのお金の流れがあります。投資を考...

ファンドは半年~2年程度で期限が定められており,貸付先からの返済が滞りなく行われた場合のリターンが最初から提示されています。

一方で,返済が滞った場合,最悪のときは投資資金を全て失う可能性もあります(もちろん,それ以前にきちんと貸付が行われなかったり,今回のように資金管理が甘かったりと運営会社が問題を起こす可能性も否定できません)。

期間ごとのリターンが明確で資金拘束されるため,とても横暴な言い方をすれば「元本が毀損する可能性のある定期預金」や「償還前に売却できない債券」のような側面を持ちます。

FXや株の信用取引とは違って投資額以上の損失を出すことはありません。一度資金を投下してしまうと償還まで何もすることがなく(途中でやめることもできない),かなりヒマな投資法かもしれません。

私見としては高利回りが期待できるものの,途中で現金化できない点,元本を毀損した場合の影響の大きさから多額の資金をつぎ込むべきではないと考えています(あくまで私見)。

そして,追加購入した(笑)

そんなソーシャルレンディングに,2018年7月末時点で資産の2%ほどを私は投資しています。ちょうど業務改善命令が出たころ,問題の渦中での勇気ある購入です(笑)。

参考 2018年7月末の資産状況/インデックス投資8か月目

7月に業務改善命令があってからもファンドの募集は続き,その間,maneoでは全て満額成立し続けている状況です。新規の資金流入があるのか再投資かはわかりませんが,資金投入が続いているのは少し不思議ですね。

私自身はポートフォリオの1割ほどを新しい金融商品(仮想通貨やソーシャルレンディング)に投入しようと現在は考えているので,最低単元(2~4万円ほど)を購入しました。

9月には7月に投資したファンドの1回目の分配金が入ってきます。少額ですが楽しみです。

コメント

▼ ▽ ▼

当ブログでは有用な情報提供に努めていますが,情報の確実性を保証するものではありません。また,情報の誤り等がありましたらコメント等でお知らせいただけますと幸いです。