ソーシャルレンディングから初めての分配金を得たけれど

ソーシャルレンディング

なまずんです。

高利回りと噂になっていた(?)ソーシャルレンディングに手を出し始めて2か月,初めての分配金を手に入れました。

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はじめての分配金

2018年7月にソーシャルレンディング最大手のmaneoを通じて15万円をファンドに投資しました。
参考 ソーシャルレンディング「資金流用」問題の本質と私見

そして,先日このファンドから分配金が出ました。

1つのファンドが2つの投資先に融資していて,購入時期の関係か2か月分の分配金を得たため,4件・1715円が入ってきました。

私は新興国株式ETFのVWOを除けば全て,投資信託をバイ&ホールドしています。投資信託は全て分配金再投資型です。それゆえ,このような形で分配金を得るのは新鮮な気持ちでした。

しかし,ソーシャルレンディングへの積極的投資は控えるべきだと提言したいです。理由を以下にまとめます。

投資は余裕資金のごく一部で

私見にて,ドルコスト平均法で投資信託を積み立てる場合と比較したソーシャルレンディングの特徴をまとめると以下のようになります。

【メリット】
1.比較的高いリターンが期待できる

2.価格変動がない
3.購入後は待つだけ

1.の高利回りはソーシャルレンディングの最大の特徴です。maneoでは年利4~7%が見込めます。ファンドの運用は企業への融資という仕組みなので,期間と利回りが確定しています。
参考 ソーシャルレンディングの仕組み

2~3.に関して言うと,ソーシャルレンディングは市場で取引されないため価格変動も売買もありません。一度投資すると返済まで放置するのみです。

【デメリット】
1.融資先が返済困難となると元本毀損(最悪,元本を全て喪失)
2.ファンドの融資先の経営を確認できない
3.融資条件などに不明点が多い
4.一定期間,資金が完全に拘束される
5.業界の歴史が浅い

1~3.に関するところでは,融資先の経営状況どころか,融資先の会社すらわかりません(法律で禁止されているため)。自分でコントロールできる部分が少なすぎる点はソーシャルレンディングという投資法そのものに内在するリスクです。

また,4.では投資信託や株式等と違って市場で換金できないので,流動性のリスクがあります。

1~3.のリスクをコントロールするにはなるべく多くの投資先に資金を分散する必要があり,4.に示すとおり多くの資金を投じるのは危険です。この2つはやや相反するので,適切なバランスが取りにくい投資法です。

自分で投資してみて感じたところでは,リターンはほぼ確約されているというメリット以外は投資先としてそれほど良いとは感じません(笑)。ときどき,資産の大部分を投入している方を拝見しますし,流動性が低くても補ってあまりあるほど多額のインカムゲインを得られれば分散投資でリスク軽減はできるのかもしれませんが……

それをもってしても,5.に挙げた業界としての歴史の浅さは気になります。先日もmaneoが業務改善命令を受けるなど,業界としてまだまだ問題点は多いです。
参考 業務改善命令を受けたmaneoマーケット社が対応策を発表

今後,業界ごと揺らぐ可能性も無いとは言えません。

結論としては,投資先に選ぶ必要性は低いですし,投資するとしてもごく一部に留めるべきだと思います。

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