弱者代表のなまずんです。
11月28日,さまざまな資産形成法を解説するメディア「東証マネ部!」さんの人気企画「投資ブロガーが語るリアル体験」に,インタビュー記事が掲載されました。
同企画はこれまで,水瀬ケンイチさん,虫とり小僧さん,吊られた男さん,NightWalkerさんなど,インデックス投資を中心に実践を積み重ね,書籍も出版するような有名人が名を連ねています。そこに仲間入りを果たすのはうれしいような,気恥ずかしいような気持ちでいっぱいです。
投資を始める人には,投資歴が浅い人の声も役立つかも
内容は東証マネ部!さんの記事をお目通しいただくとして,お引き受けした経緯だけ簡単にまとめます。
今回,お話をいただいたのはこのブログの問い合わせフォームから。ある日のこと,普段はロシア語の迷惑コメントばかりのフォームに,突然インタビュー依頼が届きました。
人気ブロガーが集う企画の打診にうれしさ半分,驚きと戸惑い半分の感情をいだきました。「これはワナか間違いではないか」「担当者が盛大に誤爆してしまったのではないか」……(本業が編集なので,心配になるのです笑)。
百戦錬磨の投資家ばかりの過去記事に対して,私はブログを始めて1年未満,本格的な投資歴は1年程度の若輩者なのです。実績も結果もなく,他のブロガーを圧倒するような知識もない「弱者」ですので,少し気後れする気持ちがありました。
「本当に私でよいのだろうか」と正直に不安な胸の内を伝えると,「ぜひ20代ならではリアルな声を」との返答がありました。確かに,これまで登場した投資家は素晴らしい実績をお持ちですが,実績を積み上げる時間を経た40~50代前後が多いです。
「投資を始めようかな?」と考える20代の背中を押すには,歴戦の勇士の武勇伝だけでなく,投資歴は浅くても同世代の私の実践記があってもいいのかなと感じてお引き受けしました。
一人でも投資を検討してくれたらいい
自身が積極的に投資を実践する通り,私は投資を推進する立場です。資本主義社会に生きる以上,新たな価値を生む原動力に投資は必要で,投資家にリターンの一部が入る構造が成り立っているのです。
その中で,それほど勉強の時間的・金銭的コストを掛けずに,得られるリターンが比較的優れているインデックス投資を中核に実践しています。
しかしながら,投資法は無数にありますし,そもそも必ずしも全員が投資をすべきとは考えていません。人によって価値観はさまざまです。
ただ,投資というお金の使い方を「知ってて選ばなかった」のと,「知らなくて選べなかった」のでは,人生の満足度に大きな差が生まれる可能性があります。
金融知識が限られていても,余裕資金が少額でも投資を始める道があることと,少しでも早く始めたほうが,リターンが大きくなり得る可能性があることは,全ての人に知ってほしいです。
若い世代には特に,周りに実践者が少なく,同世代ブロガーも飛び抜けて優秀な天才が目立つ印象です。投資の知識のマニアではなく,抜群の才能があるわけでもない。そんな平凡な「弱者」がどんな戦略で生き抜き,投資を実践していくか。武勇伝ではない,普通の人の記録にも価値があると考えています。今後も,参考になる記録を残していきたいと思います。
◆2019年7月には日経投信コラムにもインタビューが掲載されました。
非掲載だったコメント
最後に,掲載されなかったコメントを余談として一部紹介します。
写真掲載があると聞いていたので,急いで黄色いセーターを購入しました。本当はもっとレモンイエローが良かったのですが,冬物はすこし暗い色が多いのですね。全身黄色ファッションで金運を呼び寄せたいと思います!
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