2026年1月23日、「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year 2025」(FOY2025)の結果が発表されました。

今回は、翌週1月30日に交流会が設定されました。都合により参加できないので、記事で応援いたします。
▼以前にはリアル参加しました。運用会社の人との交流の時間もあり、楽しい会ですよ。


この記事では上位に入ったファンドの紹介と、個人的にFOY2025について感じたことを書いていきます。
投信ブロガー→個人投資家に投票の裾野が広がる
FOYは今回で19回目の開催です。もともとは「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」として2007年に始まりましたが、昨年(2024年)から「個人投資家が選ぶ!」へと名称が変更されました。名称が変わってからは2回目となります。
今回も結果発表直後から、運用会社が入賞ファンドの紹介に利用したり、日本経済新聞などのメディアで報道されたりしています。企画の趣旨を公式ページから転載しますが、以下のように徹底した消費者目線での企画です。
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を個人投資家たちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。





私たちが日々、大切な資金を託している投資信託の中から、私たち個人投資家自身が本当に良いと思うものを選んで表彰する。このイベントの結果は単なるランキング以上の意味を持っています。
投資信託で資産運用を行ううえでは、証券会社・運用会社を利用する必要があります。つまり、証券会社・運用会社は投資家にとって重要なパートナーです。しかし、信託報酬などの形で利害が対立する関係でもあります。そこで、利用者としてはきちんと評価・選択をしていく必要があるのです。
顔ぶれが変わらないことも重要なメッセージ
前回と同様に、投票はインデックス投資信託部門とアクティブ投資信託部門に分けて行われました。
インデックス投資信託部門の上位10ファンドはこちら。








上位に入ったこれらのファンドには共通点があります。それは、信託報酬が安くて低コストであること、指数に忠実に連動していること、そして十分な純資産残高を兼ね備えていることです。さらに、設定から現在にいたるまでに、個人投資家の要望に応え、低コスト化を進めてきたという実績があります。





「また同じ顔ぶれか」と退屈に感じる方もいるかもしれません。しかし、長期投資の視点から見れば、「支持されるファンドが変わらないこと」は、極めて大きな価値があると私は考えています。
投資信託選びにおいては、「新しいから良い」「はやっているから良い」という論理は、必ずしも正解ではありません。
三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slimシリーズ」が掲げる「業界最低水準の運用コストを目指し続ける」という姿勢や、ニッセイアセットマネジメントが10年以上にわたって低コスト化の旗振り役を務めてきた事実が多くの支持を得たということでしょう。
アクティブファンドにおいても、長年の実績があり、個人投資家との対話を重視してきた独立系投信が評価されることとなりました。今年に限ったことではありませんが、「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year」は長期投資に値するかという視点が強くなっており、それが反映された結果といえるでしょう。
近年、上位に入賞するファンドの顔ぶれが固定化してきたことは、本当に信頼できるファンドが定着してきたことを意味します。私たちが安心して投資を継続する(航路を守る)ための土台が年々、強固になってきていると言えるのではないでしょうか。





運営委員の皆さま、本当にお疲れ様でした!


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