2024年2月22日、日経平均株価が34年ぶりに最高値を更新しました。おめでとうございます!
終値ベースでも史上最高値。もう「バブル後最高値」とは言わせない新しい時代になりましたね。
今後も高値を更新していく日本株であってほしい💡あとはTOPIXも…… https://t.co/Yh5AOxgNw7 pic.twitter.com/ASBvt9DBPD
— なまずん🐟20代からインデックス投資をスタート🐟 (@gameoftheweak) February 22, 2024
バブル時代につけた以前の最高値は1989年12月29日の3万8915円(取引時間中は3万8957円まで上昇)。私なんか生まれてもいない頃でした。
過去20年のチャートを見てみると、2015年ごろから上昇傾向になり、2021年には3万円を回復。その後、3万3000円台でスタートした2024年には一気に上昇して史上最高値を更新しました(図はYahooファイナンスより)。
日経平均株価は一部の企業の影響が大きいなどの偏りもある指数だと言われていますが、それでも近年は順調に上昇していますね。
現在はバブルではなさそう
バブル時代を超えたということですが、現在がバブルなのか……と言われると、そうではないという見解も多いです。その1つが日本企業の利益は右肩上がりで上昇しているためです(図は東京海上アセットマネジメントのウェブサイトより)。
利益が上がればその分企業の価値が高まり、株価も上がっていきます。これもあって、バブル時代の日本企業のPER(株価収益率)は70倍程度でしたが、現在は16倍程度と問題のある水準ではなさそうです(NHKより)。
逆にバブルの時代は買われすぎていたのでしょうね。私はインデックスファンドを買い持ち(バイ&ホールド)する戦略なので、指標で行動をいろいろ変えていくつもりはないですが、現状は危険な状態というわけではないようです。
今後も日本株も安心して保有していくつもりです。
米国株など多くの国の株価指数は、企業の利益拡大に伴う形で最高値の更新を続けています。現在のPERが適切な水準であれば、日本株も企業の利益が今後も拡大すれば、それに伴って上昇していくのではないでしょうか。
トータルリターンでは2020年に高値更新済み
なお、長期低迷が続いてきた日本株でも、配当込みの指数で見ていくと2020年にはバブル時代の高値を上回っています。経済指標としての株価指数の推移も重要ですが、投資家にとっての収益は配当も含んだトータルリターンです。
以前にこれについて旧モーニングスターが記事を掲載していました。今はその記事が読めないようですが、以下のNightWalkerさんの記事に要点がまとまっているので、よければご覧いただいてはいかがでしょうか。
長期に市場に居続ければ、指数の上昇はもちろん、配当とその再投資による恩恵も受けることができます。取れる範囲でリスクを取っていき、株式市場から得られるリターンを享受していきたいですね!
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