2018年12月から積み立てる投資信託

投資戦略

なまずんです。

プライベートでは引越を終え,仕事はひと山越えました。2018年11月で本格的に積立投資を始めて1年が経過します。生活コストが予想通り変わったため,積立投信の設定変更を行いました

参考  2018年12月から投信積立の方針を変更します

本記事では選んだ商品についてまとめます。

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見直し後の積立設定

まずは,積立投資額とアセットアロケーションの前後比較です。

 変更前(年額)変更前(割合)変更後(年額)変更後(割合)
国内株式48万円20%25.2万円13.8%
先進国株式108万円45%115.2万円63.2%
新興国株式36万円15%25.2万円13.8%
国内リート12万円5%16.8万円9.2%
先進国リート24万円15%0円0%
新興国リート12万円5%0円0%
合計240万円100%182.4万円100%

続いて,積立商品の前後比較です。

2018年11月まで2018年12月から
  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株
  • たわらノーロード先進国株式
  • eMAXIS Slim先進国株式
  • バンガード・エマージング・マーケットETF(VWO)
  • ニッセイJリート
  • たわらノーロード先進国リート
  • eMAXIS新興国リート
  • ニッセイTOPIX
  • eMAXIS Slim先進国株式
  • ニッセイ外国株式
  • 楽天・全米株式(楽天VTI)
  • eMAXIS Slim新興国株式
  • ニッセイJリート

赤字の2ファンド以外は総入れ替えとなりました。

なお,これまで積み立ててきた商品はいずれもこのまま保有します。含み益への課税を避けたいことと,今後の投資環境によって選択が変わる可能性があるためです。

積立投資額,アセットアロケーションの変更理由

積立投資額の変更理由は,①引越に伴い生活コスト(主に家賃)が上昇した,②1年間でリスク資産比率が約50%となり当初の目的を達したためです。②は今後も50%に保つという意味ではなく,ペースを緩めながら徐々にリスク資産比率を高めていくつもりです。

アセットアロケーションの変更理由は,リートへの投資を減らし,より株式中心のポートフォリオにしたかったからです。もともとリートはリターンの高さを魅力に投資額の20%を割り振っていました。しかし,長期投資の観点から株式と比べて優位性があるわけではないと考え直したからです。

株式は債券とともに,長い歴史を持つ伝統的資産です。市場規模は比較的新しい商品であるリートよりも圧倒的に大きいです。過去の値動きを踏まえた知見も積み重ねられてきています。

経緯とリスクを踏まえた現時点での検討は,以下の記事にまとめました。

2018年12月から投信積立の方針を変更します
座右の銘は「砂上の楼閣」,なまずんです。 インデックス投資を始めてちょうど1年となる2018年12月から,積立投資の方針を変更します。生活コスト上昇と資産管理の観点から,積立...

積立商品の変更理由

iDeCoを始めて1年半,NISAや課税口座で積立投資を始めて1年が経過しました。短い期間ですが,より魅力的なファンドが登場し,運用実績がそろってきました。ニッセイインデックスファンドシリーズが牽引する信託報酬の低廉化だけでなく,eMAXIS Slimシリーズや楽天VTIなど,魅力的な新商品の躍進もあります。

iDeCoだけを見ても,楽天証券には楽天VTI,楽天VT,SBI証券にはeMAXIS Slimを揃えたセレクトプランが登場するなど大きな変化もありました。このような流れの中で投資先ファンドを見直すのは当然です。

参考 SBI証券のiDeCo新「セレクトプラン」,現行プラン,楽天証券を比較

私は,iDeCo=楽天証券,NISA=楽天証券,特定口座=SBI証券で運用しています。口座種別ごとに,投資先の変更理由を簡単にまとめます。

楽天証券iDeCo

2018年11月まで2018年12月から
  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株
  • たわらノーロード先進国株式
  • 楽天・全米株式(楽天VTI)

楽天VTIに全振りです。半年に1回,7万2000円ずつ,年額14万4000円を積み立てます。

積み立てを開始した当初から買っている三井住友・DCつみたてNISA・日本株たわらノーロード先進国株式とも低コストの人気ファンドです。しかし,楽天証券iDeCoに楽天VTIが登場したインパクトは大きかったですね。

楽天VTIはS&P500に連動するファンドのため,分散の観点では先進国株式ファンドに劣ります。しかし,楽天証券iDeCoの中で,信託報酬が最も低い先進国株式ファンド(たわらノーロード先進国株式)より楽天VTIのほうが信託報酬が低いため,楽天VTIを投資先に選びました。

また,iDeCoという超長期投資・運用益非課税という特性を考えると,過去の値動きから期待リターンの高い米国株を選ぶのは悪くないと思います。もちろん,将来はどうなるかわかりませんが。

楽天証券NISA

2018年11月まで2018年12月から
  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株
  • たわらノーロード先進国株式
  • バンガード・エマージング・マーケットETF(VWO)
  • ニッセイJリート
  • たわらノーロード先進国リート
  • eMAXIS新興国リート
  • ニッセイTOPIX
  • eMAXIS Slim先進国株式
  • ニッセイ外国株式
  • eMAXIS Slim新興国株式

NISA口座も購入ファンドを総入れ替えです。年間120万円のNISA投資枠の振り分けは次の通り。

ファンド名金額(年間)購入方法
ニッセイTOPIX12万円楽天証券口座から引落・毎月積立
eMAXIS Slim先進国株式60万円楽天カードクレジット決済・毎月積立
ニッセイ外国株式36万円楽天証券口座から引落・毎月積立
eMAXIS Slim先進国株式12万円楽天証券口座から引落・毎月積立

非課税口座と課税口座を併用する場合,非課税口座で期待リターンが高いものを優先的に買うべきです。私はこれまで長期的には成長を続けてきた先進国株式クラスが最も良いパフォーマンスを示す可能性が高いと考えて,先進国株式クラス中心に購入しました。

年間120万円の投資枠のうち,96万円を先進国株式の購入に当てます。60万円分(月当たり5万円)は12月分から開始される楽天カードクレジット決済でeMAXIS Slim先進国株式を購入し,残る先進国株式枠36万円分は低コストファンドの代表格,ニッセイ外国株式を積み立て予定です。
参考  楽天カードクレジット決済の設定が開始

どちらか一方のファンドに固めることもできるのですが,運用実績が長く総資産額が多いニッセイと,低コストの追求を前面に出しているeMAXIS Slimのそれぞれに利点があり,今回は分けて購入することにしました。

国内株式は信託報酬が最安のファンドの中で,ベンチマークがTOPIXで総資産額が大きいニッセイTOPIX,新興国株式は信託報酬が業界最低水準のeMAXIS Slim新興国株式を選びました。

SBI証券特定口座

2018年11月まで2018年12月から
  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株
  • eMAXIS Slim先進国株式
  • ニッセイJリート
  • たわらノーロード先進国リート
  • eMAXIS新興国リート
  • ニッセイTOPIX
  • ニッセイ外国株式
  • eMAXIS Slim新興国株式
  • ニッセイJリート

特定口座での合計投資額は年間で48万円です。2018年11月までは年間100万円以上を投じていました。今回の見直しで減らした投資額は全て特定口座からです。課税回避の観点から,投資総額を減らす場合は課税口座の投資分から減らすべきです。

振り分けは以下の通り。

ファンド名金額(年間)購入方法
ニッセイTOPIX13.2万円毎日積立
ニッセイ外国株式4.8万円毎日積立
eMAXIS Slim新興国株式13.2万円毎日積立
ニッセイJリート16.8万円毎日積立

非課税口座で比較的期待リターンが高いと見た先進国株式を中心に購入したため,課税口座の特定口座では先進国株式の割合が低いです。課税口座でも先進国株式を購入した理由は単に,端数が出たからです。

SBI証券では毎日積立ができるので毎日積立を設定しました。営業日を勘案して,年間購入額の240分の1を毎日積み立てます。毎月積立と毎日積立でリターンはほぼ変わりませんが,わずかに毎日積立のほうがよいというデータがあるようです。
関連 【投資信託積立】毎日積立、100円積立は端数を考慮すると、毎月積立てより有利になる場合もあります。(しんたろうさんのブログ「しんたろうのお金の話」)

今回のファンド選びのルール

ファンド選びは十人十色ですが,今回の見直しではルールを決めて積み立て商品を選択しました。そのルールは以下の通り。

  1. 信託報酬が低い
  2. 信託報酬が同じ場合,総資産額が大きい

投資のリターンを決める要因のうち,インデックス投資では信託報酬を含むコスト低減が最も重要です。そこで,投資するファンドは信託報酬がなるべく低いものを選ぶようにしています。

将来にわたって信託報酬が最も安いファンドは確実にはわかりませんが,現時点で一番低廉で,信託報酬引き下げ実績のあるファンドを選ぶのは悪い選択ではないはずです。

また,米国のETFなどでは総資産額が大きいほど,規模の利益で信託報酬を下げていることから,総資産額が大きいファンドほど有利と考えられます。信託報酬以外のコスト(例えば株式の売買コスト)も,総資産額が大きいほど薄まる傾向があるはずです(ただ,この視点はマザーファンドの大きさで考えたほうが良いのかもしれません。勉強中)。

さらに,資産規模が大きく資金流入傾向のファンドであるほど,運用中に早期償還されるリスクも低いと思われます。

現時点での運用のうまさ(インデックスとの連動性,信託報酬以外のコスト)で選ぶのも方法の一つですが,長期ではどう転じるか読み切れません。現時点で,明らかに大きな乖離が生じて投資対象にならないようなファンドはないと感じますので,シンプルで操作的なルールで,投資先を決めていこうと思います。

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