2023年6月9日に、私のインタビュー記事がZUU Onlineが提供する「NET MONEY」に掲載されました。
まだインデックス投資歴6年目の駆け出し投資家に、このような場を与えていただきありがとうございました! 同世代の人にこんなやり方もあるんだと伝わればいいなと思います。
インデックス投資を始めるまでの経緯や現在の運用方法、かつて失敗したこと、これから運用を始める人へのメッセージなどを話しました。記事の内容は上記のリンクからご覧いただくとして、ここでは記事に載っていない周辺の話題を書いてみます。
打診から引き受けまでの経緯
時系列で掲載までの流れを追ってみます。なお、このようなインタビューを受けたのは4回目で、そのうち2回はリアルでした。
私も以前に、紙・ウェブの媒体でインタビューをする側の仕事を数年担当したことがありますが、どんな媒体でもだいたい流れは一緒ですね。
◆5月初旬ブログ経由で打診
ブログの問い合わせフォームから取材の打診がありました。依頼時にはテーマや日程調整、掲載先、条件についてもお知らせいただけるので、そこで検討して返事をすることになります。いくつか候補日を挙げてお返事をしました。
過去、お声がけいただいたときは取材・原稿作成ともブログ経由でしたね。今回はなぜか迷惑メールフォルダに振り分けられてしまっており、ちょっと焦りました(笑)
◆5月中旬:オンラインでインタビュー
取材日はおよそ10日後に決まりました。オンラインの場合は場所の制約がないので調整しやすいですね。場合によっては当日までに質問リストを送ってくれることもあります。
今回は、たまたまインタビューの担当者が「東証マネ部!」のインタビュー取材のときと同じ方でした。
それもあって当日はつい話しすぎてしまい予定の時間を大幅に超えてしまい、分量が多くなってしまったのかもしれません。
なお、インタビューは1対1とは限らず、記録する人が別にいることもあります。
◆5月下旬:校正作業
今回は10~14日ほどでまとめていただいた原稿が届き、校正作業をしました。端折って話していた前提を加えたり、行ったり来たりしていた話題を交通整理したりという話し言葉→書き言葉への変換は結構難しいので、ここはライターの方の技術に感銘を受けるばかりです。
収録当日に話し終えたあと、「こんな話で大丈夫だったかな?」などと思うのですが、プロの手にかかると立派なものになります。
といっても当日に私の話が散らかっていたところも多かったので、今回は補足や言い換えを中心にそれなりに修正を入れました。
◆6月上旬:最終確認
その後、校正を反映していただいて、実際の掲載イメージで最終確認をしました。
掲載されたプロフィール画像はTwitterアイコンよりも高画質版なので、よかったらご覧ください(笑)。
インデックス投資は計画が重要な地道な作業
このような経緯で掲載まで進み、投資を始めて6年目の私がいま思っていることを中心にまとめていただいた記事となりました。
読み返してみると淡々と語る感じで、もう少しキレのある言い回しをしてもよかったかも……とは思いますが、華があるわけでもなく、地道に基盤を整えていくインデックス投資の実態を表しているとも言える感じになってます。
6年目にもなればインデックス投資はもう生活の一部で、計画→実践→見直しのような流れが延々と続くだけです。でも、キラキラした言葉で飾って誇張する必要もないんです。インデックス投資はすでに実績もある方法で、「長期的にお金を増やしていく」という計画とは相性がいいことはもうわかっていますから。
インデックス投資は、「よく分散された低コストのインデックスファンドを買う」という選び方が確立しています。そして私のようにスタート時に資金がない人は、給与を原資に「積立&長期運用」で増やしていくしかない。
ですから、将来にわたる資金計画を立てて、「いま、どれくらいの資金を投資にまわしていくか」を決めるのが最も重要なことになります。
それもそんなに難しい話ではなく、インタビュー中でも話していますが、「収入を今の生活費と将来に送るものに分けて、将来に送る分は運用しておく」という方針で十分です。将来に送った分は、自分が退職後に使うほか、一部は遺産の形になるでしょう。
また、私がインデックス投資を実践している理由は、話の流れから「取り組みやすいから選んだ」という印象も受けるかもしれませんが、それ以前に「株式の平均的なリターンを得られる」という点が重要です。
長期的にどれくらい増えるかの予測は難しいですが、基本的には株式のリターンの仕組みはプラスです。市場全体による変動は避けられませんが、銘柄の個別的事情による大きな振れ幅を考える必要がなくなるぶん計画が立てやすい方法です。
実際の運用の結果によって常に見直していく必要はありますが、それでもある程度の範囲を絞って考えていけるのが大きな利点だと私は思っています。
そういうのも含めて、私にとっては「平均をめざす」インデックス投資は最高の運用手段になっています。
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