ビットコインを少しだけ買いました

インデックス投資以外
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なまずんです。

タイトルの通り,ビットコインを少しだけ買いました。

2017年はTwitterだけでなく日経新聞やNHKといったマスメディアまでも賑わせた仮想通貨。ハッキング事件や規制強化などによりバブル相場は一段落しました。価格の下落も伴って,Twitterでも話題になることは少なくなりました。

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ビットコインの今

仮想通貨は数千種類存在すると言われますが,大部分は流動性に乏しく通貨としての価値を持ちません。時価総額はトップ3で市場全体の3分の2以上を占めています。中でも仮想通貨の基軸であるビットコインは群を抜いた取引高があります。今日はビットコイン,現在の状況をレビューします。

ビットコイン価格の推移

ビットコイン価格の現在値は1BTC=約81万円(2018年7月21日11時ごろ)。
直近の安値からは10~15%ほど高い水準です。
長期推移は表の通り。

実線が日ごとの終値,棒グラフが円ベースの取引高を示します。

ビットコイン 暴落

Bitcoin日本語情報サイト リアルタイムチャートより作成。右の数値は00が切れています。

価格だけでなく,取引高からも市況がわかります。

まずは価格ですが,現在は2017年12月の最高値の約3分の1。長期推移のグラフを見る限り,この2年間のビットコイン価格の推移はチューリップ・バブルのように後世に語り継がれることになりそうです。

終値の最高は2017年12月8日に付けた1BTC=約220万円。同日の高値では235万円を超えたそうです。1BTC=100万円を超えたのが11月26日のことですから,そこから12日で価格が2倍以上になるという事態でした。
私もこの期間は1~2日で資産が給与1か月分増えるといった不思議な経験をしました。この頃のTwitterは完全にみんな浮かれていましたね。私は日本のバブル時代を知らない世代ですが,なんとなくバブル時代の雰囲気を味わうことができました。

次いで取引高ですが,こちらは2017年12月の最高時の約1%程度。価格の上昇に伴って取引高が増え続け,下落後は取引高が大幅に減ったことがわかります。価格の上下以上に,取引高の変化は激しいですね。特に2018年2月に価格を下げて以降は漸減しています。

2017年後半に多くの資金が流入した後,2018年2月にかけて大きく抜けていき,それ以降は取引自体が減っています。

どれくらいの人が持っているのか?

そもそも,仮想通貨を今持っている人はどれくらいいるのでしょうか。

そもそも買っていない人が多いという結果に。①仮想通貨を持っている私の投稿であり,②買っている人のほうがこういった情報に敏感なため回答率が高いと推察できるにもかかわらず,買っていない人のほうが多いです。だから実際は手を出さなかった人がかなり多いのでしょう。

一方で保有歴のある人は現在も持っている傾向がありますね。2017年10月までに買っていた人は現在でも含み益ですので,そういった人が持ち続けているのかもしれません。

暴落は一服したようなので,買ってみた

そんな中で,今回はビットコインを買ってみました。
たいそうな理由はありません。行動に至ったきっかけは以下のようなもの。

  • これまで価格上昇・下落を繰り返しながらも,徐々に値を上げてきた
  • 取引高が少ない状況が続いていて,売りたい人は概ね売りきったような市況だと考えた
  • 規制が進みつつあり,長期的には市場の健全化が期待できる
  • 現在,余裕資金がある
  • 保有しているほうが情報が集まる

国内の状況を見ると市場へのイメージは総じて悪く,それが新たな資金の流入に至らない理由だと思います。
ただ,市場は世界的なものです。海外に目を向けると,法定通貨に信用のおけない国や,銀行口座・クレジットカード等を作るのが難しい人が多い国など,むしろそういった国から応用が広がるかもしれません。また,国をまたいだ送金・決済の手段として活用が進む可能性もあります。

しかし,現時点では私としては仮想通貨は現状のままでは社会で広く使われるようになることは難しいと思います。通貨として普通に用いられる前に,まずは金やプラチナのように価値を保存するのに適した存在と認められるほうが先かと感じています。

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