QQQはナスダック100に連動する値動きの激しいETF

投資信託・ETF

なまずんです。

「Twitterのフォロワーさんが999人になったら,QQQ(Invesco QQQ Trust Series 1;インベスコ QQQ 信託シリーズ1)を買うんだ」。そう決めたのはずいぶん前のこと。

そんなふうに考えたのは「ゴロが良いから」。言い訳させてもらえば,昔はフォロワーさんがそんなに増えるとは思っていなかったのです。

QQQは人気のETFです。私が関心を持ったきっかけは褒められたものではないとはいえ,商品としては真っ当です。

QQQは株式市場が調整局面に入った2018年末,QQQを購入しました。QQQの分析と保有への思いを記したいと思います。

スポンサーリンク

QQQはナスダック100指数に連動する米国籍ETF

QQQはナスダック100指数に連動する値動きをめざす米国籍のETFです。ナスダック100指数は,米国の新興企業向け株式市場NASDAQに上場する企業のうち,非金融銘柄で時価総額上位100銘柄の時価総額を加重平均して算出したものです。

一度見たら忘れられない可愛らしいティッカーとは裏腹に,IT関連株を多く組み込む,値動きの激しい新興市場の大型株ETFです。激しい値動きは時に多くの投資家を魅了してきました。一方で,その裏側で涙を飲んだ投資家の存在も想像に難くありません。

経費に注目すれば,信託報酬はETFにしては高い0.20%。国内でも低廉な信託報酬で外国株投信が買える今,QQQの信託報酬は安くありません。しかし,十分に低廉で許容できる設定と私は考えます。

 

NASDAQには米国内外の3000以上の銘柄が上場しています。そのうちで時価総額の大きな100銘柄ですから,この指数に組み入れられるのはかなりの大企業です。

組み入れの上位10銘柄は以下の通り(2018年12月19日時点,Bloombergより)。

銘柄割合(%)
アップル(AAPL)10.67
マイクロソフト(MSFT)10.63
アマゾン・ドット・コム(AMZN)9.99
アルファベット(GOOG)4.79
フェイスブック(FB)4.55
アルファベット(GOOGL)4.13
インテル(INTC)2.92
シスコシステムズ(CSCO)2.80
コムキャスト(CMCSA)2.23
ペプシコ(PEP)2.15

NASDAQは米国企業以外も上場できる市場です。しかし上位は米国企業が独占している状況です。ほぼテクノロジー関連企業ですね(10位のペプシコが異彩を放っています)。

アップル,マイクロソフト,アマゾンが約10%を占める他,アルファベット(グーグル)も9%ほどを占めています。ITに強みを持つ4銃士「GAFA」が指数の4割を占める構造です。

指数連動型で100種の銘柄に分散投資するとはいえ,この4社の値動きがかなり大きな影響を及ぼすでしょう。

セクターアロケーションでもITセクターが最大です。次いで,消費財セクターが多くを占めています。Amazonは消費財セクターに含まれるので,実質的にかなりの割合がITに関連企業です(QQQ – Invesco QQQから)。

設定(1999年)以来の長期推移は以下の通りです(Yahoo Finance)。

2000年後半のITバブル崩壊,2008~09年のリーマン・ショック時に激しく値を下げました。ITバブルが崩壊した2000年→2002年では約5分の1に値を下げています。その後回復基調だったものの,リーマン・ショックで再び大暴落。2009年の一時期は30ドルを下回る価格で取引されていたため,その頃に購入していれば10年で6倍になっています(もちろん,後付けの見解ですが)。

米国の代表的な株価指数,S&P500と比較しても上下に大きく振れていることがわかります(赤=QQQ,グレー=S&P500)。

QQQは上昇も下落もS&P500より大きいです。S&P500も値動きは小さくありませんが,QQQと比べるとかなり落ち着いているように見えてしまいます。1999年の設定来ではS&P500を2倍近く超えるパフォーマンスを上げています。

過去1年の配当は0.330ドル(2018年9月),0.378ドル(2018年6月),.0277ドル(2018年3月),0.329ドル(2017年12月)。配当利回りは低く,年利1%を割り込む水準です。

IT企業の多くは低配当,無配当のため,配当金によるインカムゲインはほぼ期待できません。リターンの源泉は株価上昇に頼るしかありません。

資産形成の中核ではなく,サテライトに

近年,世界的な株高を背景に設定来の高値更新を続けてきたQQQですが,2018年はあまり元気がありません。そんな中でQQQを購入しました。

本当はQQQを999株買いたかったところですね。完全にネタ感があるのですが,購入したら真面目に保有します。

世界の株式市場がリセッションの雰囲気にある中で,今が買い時かは正直わかりません。しかし長期的には上昇相場が訪れ,高値を再度更新する可能性が高いと私は見ています。そのため,今回は購入に踏み切りました。

GAFAを始めとしたIT企業の将来に期待するならば,サテライト的に保有してもよいのではないかと考えます。

一方で,QQQを資産形成の中核に据えるのはおすすめできません。もちろん株価がもくろみ通り上昇すればよいのですが,伸び悩んだ場合に資産形成が進みません。配当金に期待できないからです。

また,株価上昇局面の上げが強い特徴は,裏を返せば株価下落時は真っ逆さまの可能性が高いです。値動きの激しさは,保有し続けるという観点でも,大きな心理的負担です。

GAFAと共にあると言っても過言ではないQQQ。世界分散投資を中核に,資産運用の「スパイス」的に保有し続けてみたいと思います。

コメント

▼ ▽ ▼

当ブログでは有用な情報提供に努めていますが,情報の確実性を保証するものではありません。また,情報の誤り等がありましたらコメント等でお知らせいただけますと幸いです。