三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の純資産総額が、12月17日に初めて5兆円を突破しました。
三菱UFJアセットマネジメントとファンド購入者の皆さま、おめでとうございます!
おおぉ! ついにオルカン5兆円突破! おめでとうございます〜✨🎉
私がインデックス投資を始めた2017年にはインデックスファンドの規模は大きくて100億〜1000億という時代でオルカンも存在しなかった。時代はあっという間に変わりました。 https://t.co/d3i4sVhuGj pic.twitter.com/2IYUPuTc79
— なまずん🐟20代からインデックス投資をスタート🐟 (@gameoftheweak) December 17, 2024
後で詳しく表にしますが、実は純資産総額2兆円を超えたのは2024年に入ってからです。つまり、1年も経たずに倍増以上になりました。
「NISAでオルカン」の最強タッグがすごすぎる
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が設定されたのは2018年10月31日です。最初の2年間は低調でしたが2021年ごろから純資産総額は右肩上がりで伸びてきています。新NISAが始まった2024年からは一気に角度が増して(画像は三菱UFJアセットマネジメントのページより)。
1月に3429億円、2月に2273億円の資金流入を記録したほか、7月までは毎月2000億円程度、8月以降も毎月1500億円程度の資金流入が続いています。
発売から1年ごとの純資産総額の推移を見てみると、年を追うごとに純資産総額の伸びが加速していることが一目瞭然です。とくに2024年は1月に2兆円になったと思ったら7月には4兆円を突破しました。
日付 | 純資産総額 | 前年からの増加 |
2019年10月末 | 83.85億円 | +83.85億円 |
2020年10月末 | 521.85億円 | +438.00億円 |
2021年10月末 | 3224.37億円 | +2702.52億円 |
2022年10月末 | 7391.76億円 | +4167.39億円 |
2023年10月末 | 15006.16億円 | +7614.38億円 |
2024年10月末 | 45675.46億円 | +30669.30億円 |
2024年に新NISAが始まってからは一段と注目が高まり、「NISAでオルカン」という言葉が初心者投資家にも完全に定着しました。これまでは「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」のほうが売れていたものが、今年に入ってからは様相が変わっています。
わが家も以前は国内株式・先進国株式・新興国株式の3つのファンドを組み合わせて買っていましたが、2024年からはこの「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」に投資先を集約し、現在はこれ1本だけを積み立てています。
ライバルとなる「楽天・オールカントリー株式」や「はじめてのNISA・全世界株式」「Tracers MSCIオールカントリー」などもスペックは優秀ですが、現時点では運用実績が短いのが少し心配なところです。とりあえず私は他社の商品もウォッチしつつ、当面は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を購入していきたいと思います。
コメント