三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信)が運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の純資産総額が、10月11日に初めて1.5兆円を突破しました。
三菱UFJアセットマネジメントとファンド購入者の皆さま、おめでとうございます!
インデックスファンドでは「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に続く2番目の規模で、アクティブファンドを含めても3番目の純資産総額のファンドです。
1兆円を超えたのが4月14日だったので、半年も経たずに純資産総額が1.5倍になりましたね。
純資産総額は本当にキレイに伸びている
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は2018年10月31日に設定されました。純資産総額の推移(灰色のグラフ)を見てみると、2021年ごろから純資産総額は右肩上がりで伸びてきています(画像は三菱UFJアセットマネジメントのページより)。
発売から1年ごとの純資産総額の推移を見てみると、年を追うごとに純資産総額の伸びが加速していることが一目瞭然です。
日付 | 純資産総額 | 前年からの増加 |
2019年10月末 | 83.85億円 | +83.85億円 |
2020年10月末 | 521.85億円 | +438.00億円 |
2021年10月末 | 3224.37億円 | +2702.52億円 |
2022年10月末 | 7391.76億円 | +4167.39億円 |
2023年10月16日 | 15244.43億円 | +7852.67億円 |
基準価額の上昇の影響もありますが、まだ2週間以上を残してすでに2022年10月末の倍以上になっています。
半年後には2兆円も見えてくるか?
ここまでの支持を得ている理由は、「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける」と銘打って、このファンドの設定来、ライバルが信託報酬を引き下げるたびに同水準まで信託報酬を迅速に引き下げて、コストに厳しいインデックス投資家の信頼を得てきたからでしょう。直近でも、8月に他社がより信託報酬が安いファンドを設定したことに反応し、信託報酬を引き下げました。
また、信託報酬という見えるコストだけでなく、その他のコストでも他のファンドに劣ることなく運用されてきました。そして運用そのものにも問題がなく、常にeMAXIS Slimシリーズは他社類似ファンドに対して高リターンを記録してきた点も重要なことです。
今後もまだまだ純資産総額は伸びていくでしょう! 暴落がなければ、半年後には2兆円が見えて来ているのではないでしょうか。
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