
2025年もあっという間に12月になりました。つまり、今年買って良かった金融商品を紹介する季節がやってきたということですね!
この記事は、お金のブログ「氷河期ブログ」を運営するななしさん企画の「ベストバイストック2025」のエントリー記事です! 12月1日から25日まで、25人の投資ブロガーが今年購入して最も良かったと思う金融商品をリレー形式で紹介していきます。
12月15日はブログ「ゆーたん@セミリタイア物語」を運営しているゆーたんさん。ベストバイストックは米国高配当株の代表的銘柄であるジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)でした。







購入してからのトータルリターンは+40%超えと目覚ましい成績になっていますね。
前置きが長くなってしまいますが、実はJNJは私が以前に唯一保有していた個別株。購入したのは2019年10月のことでした。
グローバル3倍3分法ファンドが話題になるなかですが、全然関係ないお知らせです。
なまずん氏個別株デビューしちゃいました笑 今日から個別株投資家としてよろしくお願いします?( ・ω・)— なまずん🐟20代からインデックス投資をスタート🐟 (@gameoftheweak) October 28, 2019
道に迷っていたらJNJの日本法人を発見(唯一持ってる米国個別株) pic.twitter.com/WkGjLcejbc
— なまずん🐟20代からインデックス投資をスタート🐟 (@gameoftheweak) July 19, 2020





今なら書けるのですが、購入したきっかけはその数年前に同社の入社試験に応募したところ最終面接で「お祈り」を食らったためです。それならばと会社の一部を所有してあげることにしました。
そして2024年の新NISA開始時に「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(オルカン)を一気買いする原資にするために、今度はJNJに「お祈り」しました。
購入時は1ドル約104円で株価は127ドル程度で、売却時は1ドル約144円で株価は約161ドル。この他に配当金もありますから、約5年間私のためによく働かせてあげたといえるでしょう。
なお、その後はしばらく個別株を保有していませんでしたが、私が副業で仕事をいただいているとある日本企業の株を保有しています。





私が買い支えているにも関わらず、現在リターンはマイナスであり、副業収入の一部が吸い取られている状況です。
リターンはさておき、業務上の関係は良好だと個人的には思っていますが、もし「お祈り」されたらこちらも「お祈り」して売り浴びせるのか、逆に買い増して私のために働かせてあげるかを悩みそうです。





ところで、1つ目のポストに出てくる「グローバル3倍3分法ファンド」は当時かなり話題になりましたよね。


設定日(2018年10月4日)から2025年12月15日までのトータルリターンは+66.60%。純資産総額の推移をみると、「お祈り」することになった人も多そうです。
ちなみに、オルカンは同時期の設定(2018年10月31日)で、12月15日までのトータルリターンは+228.63%でした。
◆ベストバイストック2025の紹介ページはこちら!


ベストバイストックの候補と選考基準
前置きが本編より長くなりましたが、ここからが今回の記事の主題です。





2025年のうちにわが家が購入したおもな金融商品は次の3つです。
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)(三菱UFJアセットマネジメント)
- たわらノーロード先進国株式(アセットマネジメントOne)
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株(三井住友DSアセットマネジメント)
いずれも昨年と同様です。新規投資額628.2万円に加えて、旧NISAや特定口座の商品を売却してNISAで新規購入した資金で、2025年は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が1080万円、「たわらノーロード先進国株式」が14.4万円、「三井住友・DCつみたてNISA・日本株」が13.8万円を買い付けました。
選考基準は以前と同様に、単純に「過去1年間で最もリターン(損益率)が最も良かったもの」です。いつも通り、2025年11月30日までの1年間の成績で比較しました。





ちなみに、2019年は東証REIT指数に連動する「<購入・換金手数料なし>ニッセイJリート」、2020年と2021年はナスダック100指数に連動する「QQQ」が選ばれました。2023年は「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」で、2024年は「たわらノーロード先進国株式」でした。
◆私の過去の「ベストバイストック」はこちら










2025年のベストバイストックは……!





僅差の勝負を制したのは……「三井住友・DCつみたてNISA・日本株」でした!
「三井住友・DCつみたてNISA・日本株」の年初来の運用成績は+27.37%。日本株の最近の上がりようには目をみはるものがあります。
| ファンド名 | リターン |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | +22.84% |
| たわらノーロード先進国株式 | +21.08% |
| 三井住友・DCつみたてNISA・日本株 | +27.37% |
「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」はTOPIXに連動するインデックスファンド。2011年に設定され、ちょうど運用14周年を迎えました。純資産総額は約2160億円であり、後発で信託報酬がより安い「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」に追い抜かれてはいますが、2位につけています。長期にわたって指数によく連動した運用成績を上げてきました。





わが家ではこの商品(とたわらノーロード先進国株式)を楽天証券のiDeCoで購入しています。
余談ですが、この投信はもともと「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」という名称でしたが、2018年から始まった旧つみたてNISAの開始に先立って現在の名称になりました。





2023年いっぱいで旧つみたてNISAの新規買付が終わったので、また名称が変わるのかと期待していましたが、どうやら旧制度の名称を冠したまま突き進むようです。
旧つみたてNISAでの運用が完全に終了する2042年までに名称が変わるのかどうか、引き続き注視していきましょう。
ちなみに、ざっくりと言えばオルカンは「先進国株式(日本除く)+日本株式+新興国株式」で構成されるので、オルカンが1位もしくは最下位になるのは新興国株式が優越あるいは劣後したときに限られますね。
今年も購入した商品はすべてプラスになりました、年初から4月にかけては不安定な相場でしたが、結果的には運用を続けた投資家は大きなリターンを得た1年だったと言えますね。
「ほったらかし投資」を支えるインデックスファンド
最近は本業・副業・子育てに加えて、複数の取材・制作協力、そして住み替えの検討といったものが重なり、最近はこれまで以上にブログどころではない、もっと言えば投資どころではない生活が続いています。
それでも「ほったらかし」が基本戦略のインデックス投資への障害はとくになく、本格的に資産運用を開始してから8年(96か月)が経過しました。





「自立」(30歳)を超えてそこそこの夫婦の資産はインデックス投資のおかげもあって、「経済的自立」(Financial Independence)に近づきつつあります。


とはいえ、私のように旧NISAで運用をしていた人は払い出しを迎える時期であり、私の場合はここに売却や購入の判断を要します。旧NISA口座や特定口座の資金を売却してNISAでの運用に回す場合の考え方をまとめた記事を紹介しておきますね。




それでは、皆さんも体調にはくれぐれもお気をつけて!
12月17日の担当は、ブログ「のんあるちゃん💛投資×副業でFIREめざす主婦ブログ」を運営しているのんあるちゃんさん。高配当株を中心に据えた運用をしているようですが、ベストバイストックはいかに!? 副業についてのnoteもとてもわかりやすく、ぜひご参考に!
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