なまずんです。
2020年2月末の運用状況です。積み立てによるインデックス投資を始めて27か月が経過しました。
新型ウイルスが株価に影響を与え,資産は前月末から40万円ほど減少しました。月末ベースで初めて1500万円に乗るかと思ったのですが。
資産構成:総資産1430万円
2020年2月29日時点の私たちの資産構成です。リスク資産と無リスク資産の比率は約5:5です。
- 非リスク資産(濃青):現金または現金同等物
- 銀行預金等=普通預金の他,手持ちの現金,電子マネー
- インデックス投資によるリスク資産(黄):各種指数に連動するインデックスファンド。資産形成の中核です。
- 投資信託=指数連動型投資信託,ETF(特定口座,NISA口座,iDeCoで運用)
- その他のリスク資産(赤):単に興味を持ったものに投資しています。
- 株式=ETFを除く個別株(上場株式など)
- その他リスク資産=ソーシャルレンディングと仮想通貨
- その他資産(灰):上記に分類できない少額資産です。
- その他資産=ポイント,商品券など
総資産は前月から40万円減少しています。
インデックス投資の内訳
資産の42.7%を占める投資信託(各種指数に連動するインデックスファンド)の内訳は次の通りです。
私たちは,日本株はTOPIXに,海外株は先進国株式インデックスのMSCI-kokusaiを中心に投資しています。
資産別では,株式87.7%(塗りつぶし部分),REIT12.3%(斜線部分)です。
地域別では,日本は合計18.8%(緑色),日本を除く先進国は合計71.2%(橙色),新興国は合計10.0%(青色)です。
2020年1月からは以下の配分を積み立てています。近く見直す予定です。
- 国内株式=12.1%
- 先進国株式=67.7%
- 新興国株式=12.1%
- 国内REIT=8.1%
iDeCoの保有商品を整理しました。楽天・全米株式(楽天VTI)を売却し,たわらノーロード先進国株式を購入しました。楽天証券iDeCoでは,たわらノーロード先進国株式のほうが低コストになったためです。
投資元本に対する利回りと資産残高の推移
インデックス投資の成績です。赤線が資産の評価額,灰線が元本金額(2018年8月以降のみ)です。今月から縦軸を入れました。
元本に対するトータルの損益は1.54%(前月比-9.15ポイント)で,約9万円の評価益です。
2020年1月末時点では評価益が約62万円でした。1か月で約53万円の評価益が吹き飛びました。でもまだ含み益があるのですね。
なお,過去の売却に伴う実現損益も評価額に含まれています。
2020年2月の振り返り
2020年1月からは夫婦で共同で資産状況を把握するようにしています。
また,Instagramをはじめて投稿もしました。
リスク資産の動き
投資行動と,今月の市場動向の簡単な分析です。
投資行動
毎月の積立投資を行いました。今月の合計投資金額は約19.3万円です。
いつもどおりの投資に加えて,QQQを1株購入しました。
QQQ買えてました(笑)
— なまずん🐠20代インデックス投資🐠編集者4年目 (@gameoftheweak) February 26, 2020
これまで9株ずつ買っていましたが,金額が金額なので今回からは1株に。
最低取引手数料が撤廃されたので買いやすくなりましたね。
◆QQQはTwitter等のフォロワーが999人になったときに購入するETFです。
市場の動向
日米の代表的な指数の変動です(記事更新のタイミングにより,S&P500は各月末の前日)。
2017年 |
2018年 12月末 |
2019年 10月末 |
2019年 11月末 |
2019年 12月末 |
2020年 1月末 |
2020年 2月末 |
|
TOPIX | 1817.56 | 1494.09 | 1667.01 | 1699.36 | 1721.36 | 1684.44 | 1510.87 |
前年比 | -17.8% | 前月比 | 1.9% | 1.3% | -2.1% | -10.3% | |
S&P500 | 2673.61 | 2485.74 | 3036.89 | 3140.98 | 3211.29 | 3282.66 | 2954.22 |
前年比 | -7.0% | 前月比 | 3.4% | 2.2% | 2.2% | -10.0% | |
東証REIT | 1662.92 | 1774.06 | 2245.01 | 2219.74 | 2145.49 | 2215.67 | 2017.50 |
前年比 | 6.7% | 前月比 | -1.1% | -3.3% | 3.3% | -8.9% |
日米株は10%の大幅な下げ相場でした。東証REIT指数も大きく下げました。中国で発生した新型コロナウイルスによる感染症が株価に影響を及ぼしているようです。
株式との相関が比較的低い東証REITですが,今月は同じように下げています。
無リスク資産の動き
現金の増減理由や生活防衛資金の近況です。
現金などの増減
スマホの購入などの特別な支出もあり,今月の純増(収入―支出)は約10万円でした。
生活防衛資金など
使途を定めず保有する現金(いわゆる生活防衛資金を含む)は毎月の平均支出の約17.9か月分です。現在の私たちにとっては十分な水準と考えています。
◆生活防衛資金の準備についてはこちらもご参考に。
日々の変動が大きくなってきた
2月末には投資元本が600万円を超えました。資産規模が大きくなってくるにつれて,日々の相場の変動によるインパクトは大きくなっていきます。相場が大きく変動した2月下旬には10万円,20万円動く日もありました。
ここから半分になるようなことがあれば驚きますが,それでも,投資判断が変わることはありません。買い急がず,売り急がず,この先10,20年……を見据えて淡々と積み立てていくのみです。
月々の生活における収支はプラスですので,いまは資産を買う段階です。買う段階では,なるべく安く買えたほうがよいですからね。追加投資してもいいですが,それもあわてずいきましょう。
◆先月(2020年1月末)よりも大きく資産総額が減りました。
◆1年前(2019年2月末)も資産の比率は今とあまり変わりません。
◆インデックス投資を資産形成の中心とする理由とは?
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