QQQはナスダック100に連動する値動きの激しいETF

191104QQQはナスダック100に連動する値動きの激しいETFインデックス投資
この記事は約7分で読めます。

この記事で取り上げるQQQInvesco QQQ Trust Series 1;インベスコ QQQ 信託シリーズ1)は,私が保有するなかで最も値動きが激しい商品です。

QQQは人気のETFです。2021年9月1日時点で,資産総額は約1966億ドル(約21.6兆円)に及んでいます。

世界的にみても規模の大きなETFです。

◆QQQを購入する投資信託「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」「NZAM・ベータ NASDAQ100」も紹介しています。どちらを選ぶかという考え方は以下の記事をご覧ください!

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスとNZAM・ベータ NASDAQ100は少額投資やドルコスト平均法でQQQを保有したい人にピッタリの投資信託
この記事で紹介する「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」と「NZAM・ベータ NASDAQ100」は,米国新興市場のナスダック100指数をベンチマークとする投資信託...
スポンサーリンク

QQQはナスダック100指数に連動する米国籍ETF

QQQはナスダック100指数への連動をめざす米国籍のETFです。ナスダック100指数は米国の新興企業向け株式市場NASDAQの企業のうち,以下の企業の時価総額を加重平均して算出されます。

  • 非金融銘柄
  • 時価総額上位100社

NASDAQには米国内外の3000以上の企業が上場しています。そのなかで時価総額の大きな100銘柄ですから,QQQの構成銘柄はどれも世界的な大企業です。

マウスが3つ並んだようにも見える「QQQ」というティッカーどおりと言うべきなのか,QQQはIT関連株を多く組み込んでいます。その値動きはとても激しいです

組入銘柄:IT関連企業の影響が大きい

組み入れの上位10銘柄は以下の通りです(2021年9月1日時点,Bloombergより)。

銘柄割合(%)
アップル(AAPL)11.29
マイクロソフト(MSFT)10.08
アマゾン・ドット・コム(AMZN)7.78
アルファベット(GOOG)4.19
フェイスブック(FB)4.06
テスラ(TSLA)3.88
アルファベット(GOOGL)3.87
エヌビディア(NVDA)3.77
ペイパル・ホールディングス(PYPL)2.27
アドビ(ADBE)2.15

NASDAQは米国企業以外も上場できる市場ですが,上位は米国企業が独占しています。そして,TOP10に入る企業の多くはテクノロジー関連企業です。

7位につけているテスラはこの1年以内にトップ10に入りました。

とくに,アップル・マイクロソフト・アマゾン・アルファベット(グーグル)・フェイスブックが上位で,指数の40%を超える状態です。QQQは100銘柄に分散投資するETFですが,この5社の値動きがかなり大きな影響を及ぼします。

セクターアロケーションを見てもITセクターが最大です。次いで消費財セクターが多くを占めています。IT関連企業のAmazonは消費財セクターに含まれるので,それを考えるとIT関連企業が半数を超えています(画像はQQQ – Invesco QQQから)。

QQQのセクターアロケーション(2021年9月1日)

株価の長期推移:S&P500より激しい値動き

設定(1999年10月3日)以来の長期推移は以下の通りです(画像はYahoo Financeより)。

QQQの設定来の推移(2021年9月1日)

2000年後半~2002年のITバブル崩壊と,2008~09年のリーマン・ショック時に激しく値を下げました。直近では,2020年の「コロナ・ショック」でも短期的に大きく下げています。しかし,その下げもよくわからなくなるほど急回復して,直近では380ドルを突破しています。

なお,ITバブルが崩壊した2000年から2002年では,約5分の1に値を下げました。その後回復基調だったものの,リーマン・ショックで再び大暴落。2009年の一時期は30ドルを下回る価格で取引されていました。

現在の価格の12分の1で取引されていたなんて。

米国の代表的な株価指数であるS&P500と比較しても上下に大きく振れていることがわかります(赤:QQQ,グレー:SPY〔S&P500に連動するETF〕)。

QQQの設定来の推移2(2021年9月1日)

S&P500も値動きは小さくありませんが,QQQと比べるとかなり落ち着いているように見えますね。このように,QQQはETFの中では値動きがかなり激しい商品です

1999年の設定来ではS&P500の2倍を超えるパフォーマンスを上げています。

配当利回り:1%未満

過去12回の配当は以下の通りです(単位はドル,1株あたり)。

2021/62021/32020/122020/92020/62020/32019/122019/92019/62019/32018/122018/9
0.3970.3950.5610.3880.4240.3630.4580.3840.4160.3240.4210.330

配当利回りは,直近で0.42%です。

S&P500に連動するVOO(バンガードS&P500ETF)の2019年12月の配当利回りが1.28%であることを踏まえると,QQQの配当利回りはとても低いですね。

配当の少ないIT企業を多く含むことが理由です。つまり,QQQへの投資ではほとんどキャピタルゲイン(値上がり益)狙いになります。

経費率:0.20%

経費率は0.20%です。

ナスダック100に連動する国内の投資信託と比較するとQQQの経費率は低いです。

たとえば投資信託では,iFreeNEXT NASDAQ100(大和アセットマネジメント)の信託報酬は年0.45%+税,NZAM・ベータ NASDAQ100(農林中金全共連アセットマネジメント)の信託報酬は年0.40%+税です。投資信託の場合はこの他にもコストがかかってきます。

資産形成の中核ではなく,サテライトに

さて,ここからは私の運用方針についてです。こんな投資法もあるのだという程度にお楽しみください。

保有状況:30株

表にしました。購入単価と株数は以下の通りです。

購入日単価(ドル)株数
2018/12/17162.939
2019/08/05188.729
2019/12/24211.609
2020/02/26220.001
2020/06/29245.001
2020/09/14267.001
2021/06/08335.001

平均取得単価は198.91ドルです。2021年9月1日時点では1株約384ドルですので,+92%の含み益です。5,550ドル(約61万円)に相当します。

購入基準:999が来るたびに……

QQQは完全にサテライト運用の「記念購入枠」として買っています。買付ルールは,Twitterのフォロワー数の下3桁が999となるごとに,1株購入する(当初の2回は9株)というものです。

なまずん

単に999とのゴロ合わせです。なお,QQQが設定されたのは1999年。米国ではQと9は何も関係ないので,このあたりは偶然でしょう。

現在のところ売却予定はありません。次回はTwitterで7999人,またはInstagramで999人になることがあれば購入します。

保有方針:当面はホールド

過去の値動きは激しいものでした。しかし,世界を代表する企業を多く含むETFですので,長期的には成長を続け,株価は高値を更新する可能性が高いと私は見ています。

GAFAM(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン・マイクロソフト)を始めとしたIT企業の将来に期待するならば,サテライト的に保有してもよいのではないかと考えます。

一方で,QQQを資産形成の中核に据えるのはあまりおすすめできません。予想どおりに株価が上昇すればとてもよいものの,短期間のうちに株価が暴落し,5分の1や6分の1になった過去もあります。また,配当金には当面は期待できないでしょう。ゆえに,値動きに惑わされずに保有し続けることが難しい面もあります。

「それでも長期保有できる!」という人はメインで保有してもいいかもしれません。

テクノロジー企業と共にあると言っても過言ではないQQQ。私としては今後も大きな成長を期待しています。

◆2020年の最も「買ってよかった」金融商品に選びました!

2020年の「ベストバイストック」は高リターンをあげたQQQ
この記事は人気ブログ「氷河期ブログ」を運営するななしさんが主宰するブログリレー企画「ベストバイストック2020」の参加記事です。企画要旨はこちら。 せっかく投資ブログを書いている...

◆人気の投資信託「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」との使い分けについて,私はこう考えます。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスとNZAM・ベータ NASDAQ100は少額投資やドルコスト平均法でQQQを保有したい人にピッタリの投資信託
この記事で紹介する「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」と「NZAM・ベータ NASDAQ100」は,米国新興市場のナスダック100指数をベンチマークとする投資信託...

コメント

タイトルとURLをコピーしました