QQQはナスダック100に連動する値動きの激しいETF

191104QQQはナスダック100に連動する値動きの激しいETFインデックス投資

私が保有するインデックス商品のなかで最も値動きが激しい商品は,QQQ(Invesco QQQ Trust Series 1;インベスコ QQQ 信託シリーズ1)です。

QQQは人気のETFで,2019年11月1日時点で資産総額は約800億ドル(約8.7兆円)に及んでいます。設定来高値の株価200ドルに迫るQQQの分析と保有への思いを記したいと思います。

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QQQはナスダック100指数に連動する米国籍ETF

QQQはナスダック100指数への連動をめざす米国籍のETFです。ナスダック100指数は,米国の新興企業向け株式市場NASDAQに上場する企業のうち,非金融銘柄で時価総額上位100銘柄の時価総額を加重平均して算出されます。

「QQQ」という,マウスが3つ並んだようなかわいらしいティッカーとは裏腹に,IT関連株を多く組み込んだ,値動きの激しい新興市場の大型株ETFです。激しい値動きはときに多くの投資家を魅了してきました。大きな利益を上げた人もいる一方で,その裏側で涙を飲んだ投資家の存在も想像に難くありません。

組入銘柄:IT関連企業の影響が大きい

ところで,NASDAQには米国内外の3000以上の銘柄が上場しています。そのうちで時価総額の大きな100銘柄ですから,この指数に組み入れられるのはかなりの大企業です。

組み入れの上位10銘柄は以下の通り(2019年11月1日時点,Bloombergより)。

銘柄割合(%)
アップル(AAPL)11.87
マイクロソフト(MSFT)11.26
アマゾン・ドット・コム(AMZN)9.10
フェイスブック(FB)4.83
アルファベット(GOOG)4.58
アルファベット(GOOGL)4.02
インテル(INTC)2.85
コムキャスト(CMCSA)2.31
シスコシステムズ(CSCO)2.29
ペプシコ(PEP)2.18

NASDAQは米国企業以外も上場できる市場ですが,上位は米国企業が独占している状況です。そして,ほぼテクノロジー関連企業です(10位のペプシコが異彩を放っています)。

アップル,マイクロソフト,アマゾンアルファベット(グーグル)が上位を占めています。ITに強みを持つ4銃士「GAFA」が指数の4割を占める構造です。指数連動型で100種の銘柄に分散投資するとはいえ,この4社の値動きがかなり大きな影響を及ぼしています。

セクターアロケーションを見ても,ITセクターが最大です。次いで,消費財セクターが多くを占めています。Amazonは消費財セクターに含まれるので,実質的にかなりの割合がIT関連企業ですね(画像はQQQ – Invesco QQQから)。

QQQのポートフォリオのうち46%はIT関連

株価の長期推移:S&P500より激しい値動き

設定(1999年10月3日)以来の長期推移は以下の通りです(Yahoo Financeより)。

QQQの長期推移

2000年後半のITバブル崩壊,2008~09年のリーマン・ショック時に激しく値を下げました。ITバブルが崩壊した2000年→2002年では約5分の1に値を下げています。その後回復基調だったものの,リーマン・ショックで再び大暴落。2009年の一時期は30ドルを下回る価格で取引されていたため,その頃に購入していれば10年で6倍以上になっています。

米国の代表的な株価指数,S&P500と比較しても上下に大きく振れていることがわかります(赤=QQQ,グレー=S&P500)。

QQQとS&P500の推移比較

QQQは上昇も下落もS&P500より大きいです。S&P500も値動きは小さくありませんが,QQQと比べるとかなり落ち着いているように見えてしまいます。

1999年の設定来ではS&P500の2倍を超えるパフォーマンスを上げています。

配当利回り:1%未満

過去1年の配当は以下の通り(単位はドル,1株あたり)

2019/92019/62019/32018/122018/92018/62018/32017/122017/92017/6
0.3840.4160.3240.4210.3300.3780.2770.2390.3190.378

配当利回りは低く,直近で0.77%です。

S&P500に連動するVOO(バンガードS&P500ETF)の2019年6月の配当利回りが1.85%であることを踏まえると,配当利回りは低いと言わざるを得ません。

というのも,IT企業の多くは低配当,無配当です。リターンの源泉は株価上昇に頼るしかないのがQQQを買う上で留意しておきたい点です。

経費率:0.20%

経費率に注目すれば,バンガード社のETFに見慣れている私にとっては高い0.20%。国内の投信会社でも低廉な信託報酬で外国株インデックスが買える今,QQQの経費率は特別安いわけではありません。とはいえ,十分に低廉で許容できる水準です。

資産形成の中核ではなく,サテライトに

さて,ここからはすべての投資家に全く参考にならない,私の運用方針についてです。

保有状況:18株

表にしました。購入単価と株数は以下の通りです。平均取得単価は176.68ドルです。

購入日単価(ドル)株数
2018/12/17162.939
2019/08/05188.729

購入基準:私のTwitter

Twitterのフォロワー数の下3桁が999となるごとに,9株購入。

なまずん
なまずん

ゴロがよいからね(実話)。ちなみにQQQが設定されたのは1999年です。

最初にQQQの購入を決めたころのツイートです。

2019年8月にフォロワーさんが1999人になったので,さらに9株追加購入しました。なお,フォロワーさんが減っても売却する予定は現在のところありません。次回は2999人になることがあれば購入します。

保有方針:当面はホールド

巨大IT企業や成長企業を多く含むETFですので,長期的には高値を更新する可能性が高いと私は見ています。GAFAを始めとしたIT企業の将来に期待するならば,サテライト的に保有してもよいのではないかと考えます。

一方で,QQQを資産形成の中核に据えるのはあまりおすすめできません。株価がもくろみ通り上昇すればよいのですが,伸び悩んだ場合に資産形成が進みません。過去には暴落で短期間のうちに株価が5分の1,6分の1になっています。配当金には当分は期待できないでしょう。

GAFAと共にあると言っても過言ではないQQQ。世界分散投資を中核にする私にとって,資産運用の「スパイス」的に購入・保有を続けてみたいと思います。

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