普段は投信の積立購入を続けているわが家ですが、Xのポストのとおり、昨日インデックスファンドの売却注文を入れました。
投信130万円分を売りました💡 来月にそれなりに大きな支出があるので…このために運用して増やしたと考えます。
本当は特定口座の損益率が低いのを売るのが正解なのだけど、今回は保有商品の整理を優先して細々したものを売ります。
だいぶ増えてくれたなぁ。どの商品にも感謝✨ pic.twitter.com/a4HonO4diG
— なまずん🐟20代からインデックス投資をスタート🐟 (@gameoftheweak) May 8, 2024
昨年末の人生初の売却でミスをしたのでこうなった
……とまあポストではこのような書き方をしましたが、新NISA開始時に特定口座の商品を売って、成長投資枠240万円×2人分を一気に埋めようとしたときに、一部を売り忘れていたのでお金が足りなくなったというのが実際のところです。
◆詳しくはこちらの記事の後半
簡単にいえば、480万円の調達のために「旧NISAの2019年買付分の評価額240万円+特定口座の資金240万円」を売却しようと思っていたのに、特定口座の資金の大半を売り忘れたという経緯です。
このときが人生初のまとまった売却だったためか、慣れておらず失敗しました(笑)
ほかにも昨年の終わりに自動車を買いましたが、手持ち現金から一括で支払ったためそもそも現金が少ない状態でしたこのときも株を売るか迷いましたが、手持ち現金で当面の資金は足りており、面倒だったのでそのまま放置しました。これも、このタイミングでお金が足りなくなった理由の1つです。
◆大きな出費があったのに株価上昇で資産は減らず
2024年に入ってから日本株は大きく上昇、円安も大きく進行したためタイミングとしては「売り忘れ」と「面倒だから放置」がラッキーな結果となりました。
が、売り忘れや面倒ゆえの放置はオススメするつもりはありません。
今回は細々した商品を売却
現在でこそ以下のように、投資先を「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(オルカン)に一本化していますが、2017年に投資を始めた当初はオルカンは存在せず、またREITファンドも少し買っているなど、複数の投資信託・ETFを利用して投資していました。
2024年4月末時点で保有している商品はこんなにあります。
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim先進国株式
- eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)
- eMAXIS Slim新興国株式
- eMAXIS 新興国リート
- たわらノーロード先進国株式
- たわらノーロード先進国リート
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIX
- <購入・換金手数料なし>ニッセイJリート
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株
- VWO
- QQQ
保有金額が20万円以下といった商品も多いです。そこで今回は、現在の損益率の大小は考えず、運用金額が小さいものを売却しました。
ちなみに、現時点では保有する全ての商品がプラスになっていましたよ。
投資信託なのでいくらで約定するかは現時点ではわかりませんが、ざっと評価額で130万円分を売り、税引後の損益としては27~30万円ほどのプラスになったかと思います。
売却時のセオリーは「損益率が少ない商品」優先
ただ、一般的に売却時のセオリーは「損益率が少ない商品」から売るのが正解です。その理由は税金の繰り延べにあります。
その理由は繰り延べた税金の部分も運用できることにあり、なるべく支払う税金が少ないものから売れば、(将来もプラスのリターンが見込めるなら)最終的なリターンが大きくなるという結果になります。
ほかにも、今回は私は該当しませんでしたが、もしリターンがマイナスの商品があればそれも売却して、損益を圧縮するのも手段の1つです。
なお、税金のかからないNISA口座であっても、必要なときには損益率が小さいものを売れば、その分多くの投資枠が復活します。ですので、損益率が小さいものから売ったほうがいいと思います。
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