2022年11月末の運用状況です。積み立てによるインデックス投資を始めて60か月が経過しました。
◆こんな戦略で資産運用をしています。
資産構成
金融資産:3200万円
- 無リスク資産(濃青):現金または現金同等物
- インデックス投資によるリスク資産(黄):各種指数に連動するインデックスファンド
- その他のリスク資産(赤):個別株・暗号資産などのその他のリスク資産
- その他資産(灰):上記に分類できない少額資産。ポイント・商品券など
不動産:保有1件
居住用に物件を保有しています。ローンを返済中。
インデックス投資の内訳
保有する投資信託はすべて各種指数に連動するインデックスファンドです。世界における時価総額を参考に、先進国株式を中心に投資しています。
投資元本に対する利回りと資産残高の推移
ここまでのインデックス投資の成績です。
2022年11月までの成績 | 前月比 | |
投資金額 | 16,227,704円 | +495,008円 |
評価額 | 20,956,699円 | +536,474円 |
投資収益(評価額 – 投資金額) | 4,728,955円 | +41,466円 |
損益率 | 29.14% | -0.65% |
赤線が資産の評価額、灰線が投資元本の金額です。
2022年11月の振り返り
毎月の積立投資を行いました。 使途を定めず保有する現金(いわゆる生活防衛資金)は毎月の平均支出の約23.4か月分です。現在のわが家では十分な水準であると考えています。
◆参考:生活防衛資金はいくら必要?
負債総額は約3940万円です。負債の大半は住宅ローンで、奨学金を返還中。
◆奨学金の利率改定のため返還金額が少し減りました。
運用から5年で+29%!
5年前、つみたてNISAが始まる直前の2017年11月から運用を始めて、今月で丸5年になりました。
上の図にあるように、当初はそれほどプラスにはならず、元本を積み上げてもあまり増えない時期もありました。それどころか、コロナの影響を受けた2020年前半はマイナスになりました。
でもその後も継続していくなかで、2020年後半からはプラス幅が拡大。5年を経てみたら、投資元本に対して29.14%のプラスの成績となっています。
金額では470万円以上。30代の平均年収は440万円前後と言われるので、それをこえる資産が、インデックス投資を積み立てて保有し続けるだけで作ることができています。
インデックス投資を実践している人のブログを読み、インデックス投資を指南する良書を読んで始めたインデックス投資。5年を経てみて、あのとき投資を始めていなかったら……と考えると、これだけのリターンも得られなかったわけですから、やっていて本当に良かったと本当に思います。
投資家の平均をめざすという「負けない」立ち回りは、短期間で爆発的な利益が出るわけではありませんが、勉強や情報収集の時間をあまりとれない「市場の弱者」でも長く投資の世界に居続けることができる手法です。
そしてこれによって、株式投資の仕組みから得られるリターンを長期にわたって獲得することが狙えます。
私は運用を30年、40年、50年……と続けていくつもりなので、5年の節目はまだ序盤戦。ここまでの道のりでもだいぶ投資のパワーを借りて先へ進めた気がしますが、資産規模が大きければ大きいほど期待できる金額が大きくなるため、これからが楽しみです。
インデックスファンドを積み立てて、保有し続ける。そのシンプルな運用をパートナーに、大金を動かす専門家がひしめき合い、突然の暴落・暴騰を引き起こすこともある株式市場を乗り切っていきます!
◆インデックス投資を始めるときに読んだ本。じっくり読むのにおすすめです。
◆資産形成の過程を毎月まとめています。過去の運用状況はこちら。
◆金融資産3000万円に達して感じたこと。
◆インデックス投資を資産形成の中心とする理由とは?
コメント