12月15日にマネックス証券が自社サイトで、現在5万円までとなっている毎月のクレジットカード積立の上限金額を10万円まで引き上げる予定であることを発表しました。
マネックス証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:清明祐子、以下「マネックス証券」)は、「マネックスカード」での投資信託の購入上限額を、2024年に予定されている金融商品取引法に関する内閣府令が改定され次第速やかに、月5万円から月10万円に変更できるよう対応いたしますことをお知らせいたします。
また、SBI証券もプレスリリース内でクレカ決済を月10万円まで引き上げる見通しであることを記載しています。
なお、当社は関連法令改正があり次第、クレジットカードでの投資信託の購入上限額を現在の5万円から10万円に引き上げることを検討しています。さらに、お客さまより多くのご要望をいただいている、投資信託の定率売却機能など、より利便性の高い機能を随時追加していきます。
クレカ決済の上限が月10万円まで引き上げられれば、新NISAのつみたて投資枠をクレカ決済だけで埋めることができますね。
10万円対応されればSBI証券かマネックス証券が最強か
クレカ決済が5万円→10万円と変更になる流れについては先日にも記事にしています。
クレカ決済の上限金額は内閣府令をもとに設定されていますが、それが見直される方向になったため、このような動きになってきたということです。このクレカ決済、結構利用されています。上述のマネックス証券のプレスリリースでは以下のように、積立設定数の約30%がクレカ決済だそうです。
「マネックスカード」は多くの方にご利用いただいており、2023年11月30日(木)時点におけるマネックス証券全体の積立設定口座数のうち、約30%がクレカ積立を利用しています。
マネックスカードでのクレカ決済ができるようになったのは2022年3月からでしたが、これだけ使われている実績があるのはびっくりしました。1回設定してしまえばあとは自動的に積み立てられるので、手間になるのは初回だけですからね。
両社とも「月10万円への対応は内閣府令が改正されたタイミングで」という趣旨のプレスリリースで、改正が待ち遠しいものです。おそらく他社も10万円対応に追随すると思いますが、とくにこの2社はクレカ決済での還元率が優秀です。
「マネックス証券×マネックスカード」は1.1%の還元率(100円ごとに1ポイント+1000円ごとに1ポイント)であり、「SBI証券×三井住友カード」は0.5%(スタンダード)、1.0%(ゴールド)、5.0%(プラチナ)という設定です。
10万円満額に対してポイントがつくなら、「SBI証券×三井住友カード(プラチナ)」の組み合わせがまさに最強!という感じですね。プラチナカードを作るメリットがなければ、「マネックス証券×マネックスカード」が優秀です。
ただ、現時点では「10万円の積立に対応する」という発表だけであり、ポイントが10万円に対してつくと発表されているわけではありません。この点は要注意です。
わが家も以下の記事のように、「楽天証券×楽天カード」「楽天証券×楽天キャッシュ」、「SBI証券×三井住友カード(ゴールド)」、「マネックス証券×マネックスカード」「auカブコム証券×au PAYカード」という組み合わせでつみたて投資をしていますが、上限が改定されればポイント還元率が高いSBI証券とマネックス証券を優先して使うように検討したいと思います! キャンペーンによるポイントはそのうち改悪されてしまうものなので、使えるときに使っておきたいものです。
ただ、当然ながら無理して積み立てたりリスクを取りすぎたりしては本末転倒です。あくまで自分のペースを乱すことなく取り組んでいくのが大事だと思います。
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