なまずんです。
2021年1月末の運用状況です。積み立てによるインデックス投資を始めて38か月が経過しました。
3か月連続で含み益は大きく増えました。
資産構成:金融資産は2110万円
2021年1月31日時点の私たちの資産構成です。リスク資産と無リスク資産の比率はほぼ半々です。
- 無リスク資産(濃青):現金または現金同等物
- 銀行預金等=普通預金の他,手持ちの現金,電子マネー
- インデックス投資によるリスク資産(黄):各種指数に連動するインデックスファンド。資産形成の中核です。
- 投資信託=指数連動型投資信託,ETF(特定口座,NISA口座,iDeCoで運用)
- その他のリスク資産(赤):単に興味を持ったものに投資しています。
- 株式=ETFを除く個別株(上場株式など)
- その他リスク資産=ソーシャルレンディングと仮想通貨
- その他資産(灰):上記に分類できない少額資産です。
- その他資産=ポイント,商品券など
リスク資産は増加,無リスク資産は減少しました。
不動産:保有1件
居住用の物件を保有しています。住宅ローンを返済中です。
インデックス投資の内訳
資産の46.5%を占める投資信託はすべて各種指数に連動するインデックスファンドです。世界における時価総額を参考に,先進国株式を中核として投資しています。
◆2020年8月から投資金額を少し増やしました。
日本REITを少し加えています。
投資元本に対する利回りと資産残高の推移
インデックス投資の成績です。
2021年1月までの成績 | 前月比 | |
投資金額(A) | 8,290,569円 | +425,660円 |
評価額+実現損益(B) | 10,000,288円 | +600,557円 |
評価額 | 9,960,306円 | +600,577円 |
実現損益 | 39,922円 | 0円 |
投資収益(B – A) | 1,709,659円 | +174,897円 |
損益率 | 20.62% | +1.11% |
保有するファンドの整理で過去に利益が確定されたぶんがあったので,今月からは運用中の総額と実現損益を分けて表にします。
評価額とこれまでの実現損益で1000万円を超えました。
赤線が資産の評価額+実現損益,灰線が元本金額(2018年8月以降)です。
2021年1月の振り返り
無リスク資産は減少し,リスク資産は増えました。総額としてはわずかにマイナス。
リスク資産の動き
投資行動
毎月の積立投資を行いました。今月の合計投資金額は約43万円です。
iDeCoの拠出をまとめているため,今月はふだんより多くなりました。
◆基本的には相場ではなく,自分の経済環境に合わせて投資金額を調整しています。
無リスク資産の動き
現金の増減理由や生活防衛資金の近況です。
現金などの増減
支出が増えたので減少しました。
生活防衛資金など
使途を定めず保有する現金(いわゆる生活防衛資金を含む)は毎月の平均支出の約25.4か月分です。
投資資金が増え,日々の値動きの影響が大きくなってきました。相場から心理的に距離をとる意味でもこのくらいを無リスク資産として置いておこうと考えています。
◆参考:インデックス投資における生活防衛資金はいくら必要でしょうか? 調べてみました!
負債の動き
負債総額は約4150万円です。負債の大半は住宅ローンです。
先月からは20万円ほど減少しました。
◆奨学金の利率改定のため返還金額が少し減りました。もともと利息は1000円ちょっとでしたが。
◆参考:なぜ「自己資金の投入をおさえて住宅ローンを多めに借りる」ことにしたのか,その理由を書きました。
短期的な増減に惑わされず,長期目線で
投資の結果は「運用金額 ✕ 変動率」です。したがって,金額ベースで考えると運用金額が増えれば増えるほど,相場の上昇局面での資産の拡大を実感しやすくなります。
たとえば資産価値が1%上がった場合を考えると,10万円を運用している場合は+1000円ですが,1000万円を運用している場合は+10万円です。
2020年の後半から2021年の年始にかけて,私たちの家計では支出がかなり増えてしまいました。しかしながら資産総額で見るとこの期間に大きく増えています。それは2020年10月には約39万円だった評価益が,2021年1月末には171万円まで急拡大したことにあります。
現在の運用金額はおよそ1000万円となりました。当然のことですが,運用金額が大きくなると,日々の資産の増減にかなりの影響を及ぼす規模になってきたことをあらためて実感しています。
逆に,下落相場では金額ベースでは大きく下がります。生活防衛資金の項に書いたとおり,相場と心理的な距離を取れるように無リスク資産もある程度持っておくことにしています。
重要なことは短期的な増減に心をすり減らすことではありません。長期の運用で収益を拡大していくことが何よりも大切です。引き続きいつものように,インデックスファンドをバイ&ホールドする戦略で進めていこうと考えています。
◆私と似たような実践を進めたいという人向けに書いた記事です。よくリアルで尋ねられることをまとめました。
◆良かったときも,悪かったときも。過去の運用成績はこちら。
◆インデックス投資を資産形成の中心とする理由とは?
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