SBIアセットマネジメントが運用する「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」の純資産総額が6月29日に初めて1兆円の大台を、三菱UFJ国際投信が運用する「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の純資産総額が6月30日に5000億円を突破しました。
ファンド購入者の皆さま、おめでとうございます!
「SBI・V・S&P500」は最速級で1兆円に達したインデックスファンド
「SBI・V・S&P500」はS&P500に連動するインデックスファンドとしては「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に次ぐ2本目の純資産総額1兆円に達しました。これで現在は純資産総額1兆円を超えるインデックスファンドは4本になっています。
1兆円に達するまでの速度は惜しくも最短とはなりませんでしたが、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」とほぼ同じ所要日数でした。
ファンド名 | 設定日 | 1兆円到達日 | 所要日数 |
eMAXIS Slim米国株式 (S&P500) |
2018/07/03 | 2022/02/10 | 1,318日 |
eMAXIS Slim全世界株式 (オール・カントリー) |
2018/10/31 | 2023/04/14 | 1,626日 |
楽天 全米株式 |
2017/09/29 | 2023/06/20 | 2,090日 |
SBI・V S&P500 |
2019/09/26 | 2023/06/29 | 1,372日 |
「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」よりも後発で投入されたにもかかわらず、税込での信託報酬がより低コストであることや、バンガードのETFであるVOOをひたすら買っていくというわかりやすく安心な運用方法ということもあり、S&P500に連動するインデックスファンドとして「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に次ぐ人気ファンドになっています。
「eMAXIS Slim先進国株式」は近い将来にニッセイを抜きそう
「eMAXIS Slim先進国株式」はMSCIコクサイ指数に連動するインデックスファンドで、同指数に連動するインデックスファンドとしては「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式」に次いで2番めに純資産総額5000億円に達しました(図は三菱UFJ国際投信のウェブサイトより)。
ですが、「eMAXIS Slim先進国株式」のほうが「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式」よりも資金流入がやや多く、そのため純資産総額の差はだんだんと詰まってきています。
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式」は長らく先進国株式インデックスファンドでトップの座にありますが、「eMAXIS Slim先進国株式」がひっくり返す日もそう遠くはなさそうです。
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