2022年2月10日、SBI証券は「dポイント」と連携を開始すると発表しました。2月21日からSBI証券での取引にてdポイントをためられるようになります。
dポイントはNTTドコモが運営するサービスです。会員は8500万人もいるそうです。すでに会員の方も多いのではないでしょうか。ますます使いやすくなりますね。
SBI証券はこれまでに、Tポイント・Pontaポイント・Vポイントと連携しています。これにdポイントが加わることになります。
ポイントサービスの概要
dポイントを対象に開始されるポイントサービスの概要です。
国内株式手数料マイレージ (国内株式現物取引) |
月間の合計手数料の1.1% |
投信マイレージ (投資信託保有残高) |
信託報酬と保有金額に応じて0.02~0.25% (ファンドによって異なる) |
金・銀・プラチナマイレージ (金・銀・プラチナ取引) |
月間の合計手数料の1.0% |
新規口座開設 | 100ポイント |
国内株式入庫 | 1回につき100ポイント |
投信マイレージの付与率はSBI・VシリーズやeMAXIS Slimシリーズ、<購入・換金手数料なし>シリーズなどの超低コストなインデックスファンドではSBI証券が受け取る手数料が上限になっています(SBI証券の投信マイレージサービスポイント付与率一覧ページにまとまっています)。
なお、付与条件や付与率はTポイント・Pontaポイントと同じです。
TポイントやPontaポイントと重複してもらうことはできません。1つを選択することになるので、自分が使いやすいものに設定しておくのがよいでしょう。
ただし、2月21日から3月31日までは、国内株式・米国株式・FX取引ではdポイント限定のキャンペーンがあります。投信を購入している私には関係ありませんが、魅力を感じる人はこの期間はdポイントをためる設定をしておくのがおすすめです。
- 国内株式:取引手数料の10%
- 米国株式:取引手数料の10%
- FX取引:1取引単位ごと1ポイント
付与の上限は各商品について1万ポイントとのことです。
他にも、SBI証券に新規口座開設をした人向けに、マクドナルド・マツモトキヨシ・ココカラファインでの購入金額の50%のポイントを還元するキャンペーンが2月21日~4月20日に実施されます。還元ポイントの上限は5,000ポイントと結構もらえますね。
楽天証券がポイントサービスをかなり縮小したので、これを機にSBI証券にも口座を開設してもいいかもしれません。
私は両方使っていますが、うなぎんは楽天証券しか使っていないので、SBI証券を紹介してみようかな?
dポイントをSBI証券で使うことはできない
注意点はdポイントをSBI証券でためることはできても、現状では使うことはできないところです。これは投信購入のクレジットカード決済でたまるVポイントと似たような取り扱いです(画像はキャンペーンサイトより)。
ポイントをSBI証券のなかで使いたいなら、これまで通りTポイントかPontaポイントを選ぶほうがよさそうです。ただ、dポイントはいろいろなポイントに交換できるほか、スマホ決済の「d払い」アプリでの支払いで使えるので使い勝手は悪くありません。
私は普段、たまったdポイントはリクルートのサービスや「d払い」で消費するようにしています。個人的にはTポイントやPontaポイントより使える機会が多いかも。
今回の提携で、SBI証券は4種類のポイントを活用できるようになりました。選択肢が増えることは良いことです。引き続きSBI証券も活用していきたいと思います。
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