三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の純資産総額が、4月9日に初めて3兆円を突破しました。
三菱UFJアセットマネジメントとファンド購入者の皆さま、おめでとうございます!
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の純資産総額が3兆円を初めて突破!!✨
おめでとうござeMAXIS Slim! pic.twitter.com/QZdC80h2wM— なまずん🐟20代からインデックス投資をスタート🐟 (@gameoftheweak) April 9, 2024
今回はロイタージャパンの記事で知りました。ロイタージャパンもそんな投信動向を報道することもあるのですね。
1兆円を超えたのは2023年4月14日。それから1年も経たないうちに2兆円も純資産総額が増えました。なお、2兆円を超えたのは2024年1月11日のことですので、そこからは3か月で1兆円増えた計算になります。新NISA開始で一気に資金流入額が増えましたが、それにしてもすごい勢いです。
2024年に入ってから異次元の資金流入
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は2018年10月31日に設定されました。純資産総額の推移(灰色のグラフ)を見てみると、2021年ごろから純資産総額は右肩上がりで伸びてきています。そして新NISAが始まった2024年からは異次元の伸び方になっています(画像は三菱UFJアセットマネジメントのページより)。
発売から1年ごとの純資産総額の推移を見てみると、年を追うごとに純資産総額の伸びが加速していることが一目瞭然です。
日付 | 純資産総額 | 前年からの増加 |
2019年10月末 | 83.85億円 | +83.85億円 |
2020年10月末 | 521.85億円 | +438.00億円 |
2021年10月末 | 3224.37億円 | +2702.52億円 |
2022年10月末 | 7391.76億円 | +4167.39億円 |
2023年10月末 | 15006.16億円 | +7614.38億円 |
2024年1月11日 | 20310.43億円 | - |
2024年4月9日 | 30119.60億円 | - |
2023年12月末は18205億円だったので、2024年になってから一気に1兆2000億円も純資産総額が増えています。
我が家も以前は国内株式・先進国株式・新興国株式の3つのファンドを組み合わせて買っていましたが、2024年からはこの「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」に投資先を集約し、現在はこれ1本だけを積み立てています。
別記事では競合ファンドとのスペック比較・リターン比較をしていますが、明らかに「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は優位にあります。
他社の同種ファンドより低コストで、その結果リターンが少し高くなっています。
対抗馬となりそうなのは、楽天証券限定で購入できる「楽天・オールカントリー株式」だと思いますが、現時点では運用実績が短いのが少し心配なところです。とりあえず私は「楽天・オールカントリー株式」もウォッチしつつ、当面は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を購入していきたいと思います。
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