「楽天・全米株式」(楽天VTI)が純資産総額1.5兆円を突破!

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楽天投信投資顧問が運用する「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(楽天・全米株式、楽天VTI)の純資産総額が、5月10日に初めて1.5兆円を突破しました。

楽天投信投資顧問とファンド購入者の皆さま、おめでとうございます!


5000億円を超えたのは2022年3月17日。それから1年3か月後の2023年6月20日に1兆円を突破しました。新NISA開始で一気に資金流入額が増えましたが、それにしてもすごい勢いです。

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インデックスファンドで第4位の純資産総額

「楽天・全米株式」は設定以来、基準価額は約3倍になり、純資産総額も順調に伸びています(図は商品ページより)。

楽天VTIの純資産総額の推移

この投資信託の特徴はなんと言っても、米国バンガード社のETFであるVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)をひたすら買い続けるという運用手法。現在でも月報をみるとVTIしか購入していません。

VTIを通じて下図のような米国を代表する大企業を保有することができます(図は2024年4月末の月次レポートより)。

楽天VTIの構成

最近は投資信託といえば「eMAXIS Slim」シリーズという雰囲気になっていますが、「楽天・全米株式」も順調に純資産総額を積み上げており、インデックスファンドでは第4位の純資産総額になっています(純資産総額は5月17日時点)。

ファンド名 純資産総額(百万円) 信託報酬(税抜)
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 4,543,999 0.0852%以内
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 3,382,576 0.0525%以内
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 1,629,313 0.0880%
楽天・全米株式インデックス・ファンド 1,523,543 0.1500%
eMAXIS Slim先進国株式インデックス 744,574 0.0890%以内

5位の「eMAXIS Slim先進国株式」とは2倍以上の差をつけています。ただ、これらの中では信託報酬が最も高い状態が続いているのは少し気になります。それもあってか、月次の資金流入は2022年をピークに減少傾向にあります(図はウエルスアドバイザーより)。

楽天VTIの月次資金流入

圧倒的な低コスト化をめざす「楽天・オールカントリー株式」「楽天・S&P500」にできて、このファンドではこれが限界なんてことはないでしょう。これだけ規模が拡大したので、信託報酬の引き下げにも期待したいところです!

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