ブログ「なまずんの『弱者のゲーム』」にお越しいただきありがとうございます。当ブログの基本的な考え方をまとめたページです。
ブログを書いている背景
お金や投資について発信する
皆さんの周りに「投資家」と呼べる人はいますか? 生活におけるお金の賢い使い方に詳しい人はいますか? 私はお金の話が好きなので、20代のうちにもそういった知人が増えてきました。
ただ、それでも投資やお金の話をする機会は限られています。「将来に向けて貯蓄せよ」「お金の話は汚い」などと年長者から教えられてきた多くの人には、投資家はあまり身近な人ではないと思います。
お金は私たちの生活を充実させる重要なツールです。そして近年は投資にも注目が集まってきています。国の制度として投資を優遇する仕組みもあります。投資やお金について、もっと一人ひとりが学ぶべき時代かもしれません。
当ブログは、そんな「お金や投資について知りたい」と考え始めた人に、私の実践を伝えていきたいと思って開設されました。
生活に適用できる情報発信に努めます
では、いつ・どこで・どのように学ぶのがよいのでしょうか? (このブログもウェブ上の情報ですが、)ウェブサイトや動画、SNSの情報は「玉石混交」。とても勉強になるものから疑問に思える主張までさまざまです。
当ブログでは、そういった情報を私の目線で噛み砕いてまとめめていきます。私がお金について学び、投資家として資産運用を実践する中で得た知見を、「何も知らなかった頃の私に伝えるつもり」で執筆します。
記事が一人でも多くの読者の役に立ちますように。
3つの基本方針
私は当サイトを以下3点の基本方針から更新したいと思います。
1)ややこしい情報を整理する
2)率直な気持ちやリアルな運用を記録する
3)お金に関する「賢い選択」につながる
ややこしい情報を整理する
情報社会のいま、「情報の入手」そのものに困ることはありません。ところが、情報の多さゆえに、かえって有用な記事にたどりつくのが難しくなっているのが現状です。
資産運用を実践するユーザー目線で情報を取捨選択した情報をお伝えするよう努めます。
◆投資に関する情報や税制についてのアップデート
率直な気持ちやリアルな運用を記録する
理論や研究といった根拠をもとに取るべき行動を決める――。大事なお金を運用するうえでそれは重要です。しかし、実際に取り組むと感情は揺らぎます。資産価格はときに大きく下落し、そのときに何を思うかは理論は教えてくれません。そういった資産形成をする1人としての「航路」を記録していきます。
また、どんなふうに運用し、増やしてきたかという「実践記」は、実際に運用を行うイメージをつけるには役立ちます。ここにリアルな運用記録の価値があります。
実践から知ることは意外にも多いです。
◆運用状況を毎月記録しています。現在の運用状況も。
お金に関する「賢い選択」につながる
資産運用やお金の使い方は奥深く、深掘りすればどこまでも調べるべきことが出てきます。私よりも理屈や分析にずっと詳しい専門家もたくさんいます。
一方で、「お金ともう少し賢く付き合いたい」という人にとって、そのような情報はマニアック過ぎることもありますよね。このブログは普通の個人投資家にもインパクトが大きいのではないかと感じた情報を選んで伝えるメディアをめざします。
◆家計管理やオススメの本も紹介します。
資産運用は「インデックス投資」
当ブログではお金の話題全般を扱うつもりですが、投資に関する内容がメインです。そのほか、余剰資金を作るための戦略も発信します。
インデックス投資でめざすもの
株式指数などに連動する低コストなインデックスファンドを毎月定額購入し、数十年の長期で保有する投資法を実践しています。いわゆる「長期・分散・低コスト」で、積立投資でもあります。サラリーマンにとっては最も取り組みやすい投資法です。この戦略の主な目的は以下の3つです。
- 長期的な値上がり益を得る
- 配当金再投資によって資金効率をできる限り高める
- インフレによる資産の目減りを防止する
私が気に入っているのは次のようなところです。
- 比較的簡単で、学習コストが低い
- 投資信託を用いれば、少額から行える(1か月最低100円)
- 長期運用ではインフレ率以上の値上がりが期待できる
- 比較的安全性が高い(無価値になることがない)
- 比較的理論的裏付けがある
「比較的」という言葉が多いのは、あくまで個別株等などのインデックスに連動しない資産と比べたときの特徴だからです。
インデックス投資は毎日のように相場を見たり勉強したりする必要はありません。1年に1回程度、資産全体の状況や自身の環境変化をもとに、投資方針をチェックすれば十分です。忙しい社会人や投資に強い関心がない人でも、堅実に取り組みやすい手法です。
お金とうまく付き合っていく
投資を始めるためには資金が必要です。月々の余剰資金と収入・支出には次の関係が成り立ちます。
「余剰資金」=「収入」-「支出」
つまり、「収入を増やしていくこと」と「支出を適切におさえていくこと」の2つが重要です。そしてその余剰資金をインデックス運用に回していきます。
これが基本的な形なのですが、資産形成はあくまでよい人生のための手段です。どのように稼ぎ、どのように使い、どのように資産形成にまわしていくか、その「付き合い方」についても考えていきます。
「正解」は人によって異なっていいはずです。ただ、それはほかの人の考え方が役立たないということを意味するわけではありません。他人の考え方も参考にしながら、お金とよりよく付き合えたらいいですよね。
ブログでは「私がどう考えたか」を記録に残しながら発信していきます。もちろん、
番外)ブログ名の由来
私がインデックス投資を資産運用の中核に据えた理由の一つに名著との出合いがありました。それが、『ウォール街のランダム・ウォーカー』(バートン・マルキール)、『敗者のゲーム』(チャールズ・エリス、ともに日本経済新聞出版社)です。
どちらもインデックス運用の有効性を長期間のデータに基づいて論じたものです。世界中の個人投資家に読まれ、数十年にわたり版を重ねています。
当ブログは投資のプロではない、市場における「弱者」による私の資産形成の記録という一面を持ちます。「強者」が集う市場に、適切な資産管理とインデックス投資で立ち向かっていく。そんな1人の個人投資家の記録です。
ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
◆管理人なまずんの経歴や属性などはこちら。
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