なまずんです。
今日はブログ運営の小ネタです。
みなさん,記事を作る上でお困りのことはありませんか。
私は投資ブログを始めてから,漢字・英字・記号,大文字・小文字をやたら組み合わせたファンド名,制度名,企業名の入力が面倒で辟易してきました。
時短かつミスを減らすにはどうしたらようでしょうか。その問題を解決する答えが,「辞書登録」です。
辞書登録のススメ
投資ブロガーは質の高い記事を作るのが使命です。しかも,限られた時間でなるべく質を高めなければなりません。単語の入力・変換は書きたいことを形にする上で障壁になり得るものの一つです。
特にインデックス投資ブロガーの場合,同じファンド名が毎度のように記事中に登場することもあります。
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ~
- eMAXIS Slim~
- 楽天・バンガード~
- たわらノーロード~
- 三井住友・DCつみたてNISA~
- iFree~
- Smart-i~ など
「<」「・」などの記号が入ったり,小文字から始まり大文字が連続したり。漢字ではなくひらがな指定だったり。「三○住○~」なんて打ち込むたびに何秒失われていることでしょうか。
他にも,よく使う制度名・企業名も似た特徴があります。通称名だけでなく,漢字の名称もややこしいです。
- iDeCo
- NISA
- つみたてNISA
- 個人型確定拠出年金
- 少額投資非課税制度
- 住信SBIネット銀行
- 三菱UFJ国際投信 など
例示したような単語を毎回一から打ち込んでいると時間がかかるばかりか,ミスの温床にもなり得ます。
しかし,これらの単語があらかじめ登録されていて,自動で入力できたらどうでしょうか。入力時間もミスも減らすことができます。
辞書登録は最初に設定してしまえば,あとは時々メンテナンスを行えばよいだけです。初期設定は少し手間ですが,その後は基本的に放置で良い。
まるで,インデックス投資のようなプロセスですね。インデックス投資家であれば,最初の設定で基本的に放置できる利点と極意はすでにご存じでしょう。
設定方法は?
私が使っている日本語入力システム「Google日本語入力」と,所有PCに入っている「Microsoft IME」「ATOK 2015」で説明します。
Google日本語入力の場合,「あ」や「A」が表示されている部分を右クリックすることで,新規登録が可能です。
1単語の登録なら「単語登録」,複数の単語を一気に登録するなら「辞書ツール」を選択しましょう。
私はファンド名を登録している他,「iDeCo」,「つみたてNISA」,さらにはブログでよく使うタグも登録しています。「ふと」で太線にしたり,「すぱん」でspanタグを閉じたり。
見出しタグやリスト,引用はしばしば使うので,重宝しています。
よみがなは正確な読み方を入れる必要はありません。画面には掲載していませんが,「め」でメールアドレスを表示したり,「じゅう」で住所を入力したりできるようにも設定しています。
例えばよみがなを「こんよろ」で,「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」を入力できるようにする手もあります。
Google日本語入力以外の場合でも同様に辞書登録が可能です。Microsoft IMEでは,「単語の登録」または「ユーザー辞書ツール」,ATOKでは,「ATOKメニュー」→「単語登録」で登録可能です。
誤爆に注意
一方で注意点もあります。リターンを得るには,相応のリスクを取らなければならないのは投資と共通です。
辞書に登録する「リターン」が時短だとすると,「リスク」は突拍子もないときに,予測変換候補に出やすくなることです。油断すると日常会話にファンド名を誤爆する原因となり得ます。
— 編集者3年目のなまずん (@gameoftheweak) 2018年11月27日
特にブログ執筆中のLINE返信は落とし穴ばかりです。例では,記事原稿でたくさん「eMAXIS Slim」を使ったため,eMAXIS Slimが候補に出やすくなっていたのでしょう。
賢いGoogle日本語入力が「はーい」という返事を「はーeMAXIS Slim」と変換してしまいました。そのまま送ってしまう事態に。
誤爆は真面目な空気を吹き飛ばします。
しかし,有効な予防策は限られています。ブログを執筆する端末を専用にするのが難しい場合,よみがなを省略しすぎないようにしましょう。
例で言えば,誤爆当時は「eMAXIS Slim」のよみがなを「い」と設定していました。「い」でiDeCoも変換可能だったので,iDeCoの記事を製作中だったら「はーiDeCo」になっていたでしょう。
できるだけ短いよみがなで変換できるようにするのは時短の鉄則です。ただし,リスクの取り過ぎには要注意です。私も反省して,現在は「いーまくしす」,「いでこ」で登録しています。
全員に最適な辞書登録はありません。この記事が,各々のリスク許容度を考えつつ辞書登録を有効活用していただくきっかけになれば幸いです。
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