なまずんです。
楽天証券が8月29日,楽天カードでの積立投信買付に楽天スーパーポイントを1%付与すると発表しました。
サービス概要
積立がクレジットカードから引き落とされる
投資信託の積立の引き落し口座として,新たに楽天カードクレジット決済が加わります。これまで楽天証券口座,各銀行口座を選択できたので,選択肢が増えました。
驚くべき点は決済額の1%の楽天スーパーポイントが付与されることです。
これまでも楽天証券では投資信託の保有残高に応じた毎月ポイント付与(残高10万円ごとに4ポイント・楽天証券と楽天銀行の口座連携サービス・マネーブリッジと楽天銀行ハッピープログラムへの登録が条件),投資信託買付ごとに1~3ポイント(ステージによる)の付与(楽天証券マネーブリッジ登録で,自動入金した場合)といった充実したポイントプログラムがありますが,今回はさらなるポイント還元を見込める改定となります。
サービス開始日
2018年10月28日(日)。11月12日(月)までの申込分で,12月の引き落しからがサービス対象です。下記の記事で,実際に設定してみました!
対象口座
つみたてNISA口座,NISA口座,特定口座,一般口座が対象です。iDeCo口座は対象外です。
ポイント還元の上限
月額5万円。最大の5万円を投資した場合,月間500ポイントを得られます。
どう利用するか
現在,楽天証券では毎月積立投資をしています。利用しているのはNISA口座で,毎月8万1000円を積立中。全てを楽天証券口座から引き落としています。
※マネーブリッジに登録済みで証券口座の残高を0円に設定しているため,実質的には楽天銀行口座からの引落と同じです。
私は5本の投資信託を積立購入しており,付与されるポイントはマネーブリッジを利用した買付で各2ポイント,合計10ポイント。
今回のサービス開始で8万1000円の購入額のうち5万円を楽天カードクレジット決済に変更すれば500ポイント以上を入手できる計算になります。毎日積立ができないNISA口座や特定口座,一般口座では楽天カードクレジット決済の利用がベストです。
一方,毎日積み立てが可能なつみたてNISA口座では,マネーブリッジを利用すれば投資額にかかわらず毎日1~3ポイントが入手できます。最低額の100円を積み立てれば1~3%のポイント還元が得られます。1銘柄100~300円といった少額を毎日積立している人は,ポイントが1%固定で月に1回の買付となる楽天カードクレジット決済よりも,マネーブリッジで毎日ポイントを入手するほうが賢明と言えます。
他社はどのような対応をするか
今回の楽天証券の取り組みは,証券,銀行,カード会社に加えて高還元なポイントシステムを持つ楽天ならではのサービスですね。
大盤振る舞いとも言えるこのサービスを使い倒すとともに,ぜひ長く続けてほしいです。今後,他社がどう反攻に出るかという業界全体のサービス向上も目が離せません。
◆楽天証券は投資家にとってお得なサービスを次々立ち上げています。
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