なまずんです。
2019年8月末の運用状況です。2017年11月から積立によるインデックス投資を始めて21か月が経過しました。資産状況です。
◆本記事は過去のレポートです。最新の月次レポートはこちらから
資産構成
2019年8月31日時点の資産構成です。大勢に影響はありませんが,分類を少し変更しました。ソーシャルレンディングの割合が減ったため,「その他アクティブ」とのカテゴリを新設しました。
色分けの説明です。
- 非リスク資産(濃青):現金またはそれに類するもの
- 銀行預金等=普通預金の他,手持ちの現金,電子マネー(Suica,Edyなど)
- インデックス投資によるリスク資産(黄):株式指数やREIT指数に連動する資産。資産形成の中核です。
- 投資信託=各種指数に連動する投資信託,ETF(特定口座,NISA口座,iDeCoで運用)
- その他のリスク資産(赤):積極的に利益を取りにいく遊撃隊(サテライト戦略)です。お遊びのようなもの。
- 株式=ETFを除く個別株
- その他アクティブ=ソーシャルレンディングと仮想通貨
- その他資産(灰):上記に分類できない少額資産です。
- その他資産=ポイント,商品券など
インデックス投資のアセットアロケーション
上記の資産割合で49.1%を占める投資信託(黄色部分)の内訳は次の通りです。構成比が5%以上のものには比率を付しました。
資産別では,株式84.3%(塗り),REIT15.7%(斜線)です。
地域別では,日本は合計21.8%(緑色),日本を除く先進国は合計65.7%(橙色),新興国は合計12.5%(青色)です。
2018年12月からは以下の配分を積み立てています。
- 国内株式=13.8%
- 先進国株式=63.2%
- 新興国株式=13.8%
- 国内REIT=9.2%
2018年11月までは国内株式・新興国株式への積立金額が多く,海外REITにも投資していました。その影響で,現在の積立配分と保有資産の比率には乖離がありますが,だいぶ近づいてきました。
投資元本に対する利回りと資産残高の推移
インデックス投資における成績です。赤線が資産の評価額,灰線が元本(2018年8月以降のみ)です。元本に対するトータルの損益は-0.6%です。投資をしているのに,リターンは現時点では残念ながらマイナスです。
2019年8月の状況分析
市況・外部要因
8月は米中の貿易摩擦による懸念などから,株価指数が下落しました。7月最終日と8月最終日の指数の比較では,日本(TOPIX)は3.4%下落,米国(S&P500)は1.8%の下落です。
株式インデックスファンドが軒並みマイナスになるなか,東証REIT指数は3.2%上昇しました。とはいえ,保有する投資信託の大半は株式インデックスファンドなので,全体的には含み益が消し飛んだ状況となりました。
個人的要因
7~8月の米国旅行や帰省費用など,大きな出費が重なりました。銀行預金の割合は7月末の44.3%から4.2%も減少してしまいました。銀行預金は毎月の支出の約11.4か月分です。
また,継続的な積立投資の実施によって,銀行預金→投資信託へお金が流れています。
◆毎月積み立てている商品はこちら。
市況は悪いが,期待できる新規ファンドの設定も
市況の冴えない8月でした。インデックス投資を始めて21か月が経つにもかかわらず,運用成績はマイナスです。
ファンド関連のニュースでは,8月27日に,SBIアセットマネジメントが「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」の新規設定を発表しました(発表資料)。
私は楽天証券iDeCoにて,楽天投信投資顧問とバンガードが組んだ「楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)」を購入していますので,SBIアセットマネジメントがこのようなファンドの新規設定を行ったことは驚きました。
人気の米国株式クラスのさらなる低コスト化が進むことに期待を持っています。この設定を受けて,他社のファンドがどのような対抗策を打ってくるか楽しみです。
◆先月(2019年7月末)の資産状況です。
◆1年前(2018年8月末)の資産状況です。
◆インデックス投資を資産形成の中心とする理由をまとめてみました。
コメント