2023年5月2日、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の純資産総額が2兆円を突破しました。Twitterでフォローしているめたるさんのツイートで知りました。
ほんとだ。eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が純資産総額2兆円突破!!
おめでとうござeMAXIS Slim🎉 https://t.co/gC2xUeN1hN pic.twitter.com/gFZ8jXNgk0
— なまずん🐟20代からインデックス投資 (@gameoftheweak) May 2, 2023
これはすごeMAXIS Slim!
初めて1兆円を超えたのは2022年2月10日のこと。それから1年3か月ほどでまた大台を突破しました。
インデックスファンドとして初めて2兆円を突破
「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が設定されたのは2018年7月3日です。
そこから1兆円までは約3年7か月かかりました。そこから1兆円上乗せされるまでは約1年3か月。純資産総額は資金流出入のほか、日々の基準価額の変動の影響も受けますが、資金流入のペースがますます上がっているということでしょう。
設定来の基準価額と純資産総額の推移をファンドのページからお借りしましたが、2022年2月→2023年5月で基準価額の上昇は1割ほど。それ以前は大きく上がってきたことを考えると、やはり資金流入の影響が大半です。
ファンドが受け入れる資金の上限をあらわす「信託金の限度額」も、最近までは2兆円でしたが、現在は10兆円に変更されていました(交付目論見書より)。
3兆、5兆ではなく10兆まで拡大しているのですから、受け入れる気があふれています。インデックスファンドは限度額が大きくて困ることは基本的にありませんから、もし10兆円に近づいてきたらまた上限は上がると思います。
「売り切れ」の心配はほぼないと考えて、これまでどおりペースを守って積み立てていけばよいと思います。
今後も純資産総額は伸びていくと思う
2023年2月にすべての公募投資信託のなかで純資産総額トップになってからも資金流入は続いています。私はこの先かなりの長期間、このファンドには大きな資金流入が続くと考えています。
以下の記事でも紹介したように、販売会社の営業力で人気が出たタイプの商品ではなく、ネット証券を中心に積み立てで定期購入されていきながら純資産総額を増やしてきたのがこのファンドの大きな特徴でした。
営業力で売れたタイプの商品は、営業の力が別のファンドに移ってしまうとファンドの売れ行きは落ち、その別のファンドへの回転売買のために売られて純資産総額が減っていきます。
おもに「長期投資をする仲間」が積み立てで買っている「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」にはその心配がなく、それゆえ長期的にも安心して保有できそうです。
今後もますます純資産総額を積み上げていくのを楽しみにしています!
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