楽天証券iDeCoに「楽天・オールカントリー株式」「楽天・S&P500」が追加!

240112 楽天証券iDeCoに「楽天・オールカントリー株式」「楽天・S&P500」が追加! iDeCo
この記事は約4分で読めます。

楽天証券が1月10日、iDeCo(個人型確定拠出年金)で取り扱う商品の追加を発表しました。

【個人型確定拠出年金(iDeCo)】最安ファンド!投資信託2商品を追加いたします(1/26~):楽天証券
2024年1月26日(金)より、お客様の幅広い資産運用ニーズにお応えできるよう、個人型確定拠出年金(iDeCo)の取扱商品に投資信託2商品を追加いたします。

概要としては、「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」と「楽天・S&P500インデックス・ファンド」の2商品を取扱対象に加えるというものです。

取扱開始日は1月26日から。保有商品を切り替えるスイッチングでの購入もこの日からできるようになると思われます!

◆加わる2本の商品の概要はこちら

「楽天・オールカントリー」「楽天・S&P500」が信託報酬引き下げで単独最安に!
11月8日、楽天投信投資顧問が「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」と「楽天・S&P500インデックス・ファンド」の信託報酬を引き下げると発表しました(プレスリリース...
スポンサーリンク

全世界株式と米国株式はiDeCoでも最安

これまでの楽天証券iDeCoの主な取扱インデックスファンドはこちら。

  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
  • たわらノーロード先進国株式
  • インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
  • たわらノーロード日経225

新興国株式の「インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式」が信託報酬が0.34%(税抜)と高いことを除けば悪くはないのですが、信託報酬が業界最安水準の「eMAXIS Slim」シリーズがないなど、コスト的には最安ではないファンドも多いラインアップでした。

「eMAXIS Slim」シリーズや「<購入・換金手数料なし>」シリーズがあるSBI証券とは対照的ですね。わが家は夫婦で楽天証券iDeCoなので、「たわらノーロード先進国株式」を中心に購入しています。

そんななか今回の発表の通り、ここに信託報酬が業界最安の「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」(信託報酬税抜0.0510%)「楽天・S&P500インデックス・ファンド」(同0.0700%の2本が加わります。

iDeCoは取扱商品数が35本まで(ターゲットイヤー型は複数本でも1本と換算)と決められており、むやみに増やすことができないのが証券会社にとっては悩ましい点だと思いますが、最低水準の低コストで運用すると明言しているこの2本が加わるのはユーザーとしてはありがたい限りです!

ただし、iDeCoでは保有商品に対するポイント付与が行われないため、NISAで行われているような信託報酬の一部を還元するようなポイントサービスはありません。

とはいえ、この2本が加わることで、iDeCoは全世界株式・米国株式では楽天証券が最安になりました。

「楽天・オールカントリー株式」にスイッチングします!

iDeCoは保有商品の変更(スイッチング)ができるので、より低コストなファンドへの変更することのデメリットはありません。既存の対象商品である「楽天・全世界株式」「楽天・全米株式」は分散の度合いはそれぞれより高いのですが、「楽天・オールカントリー株式」も「楽天・S&P500」もよく分散されており、コスト差があるならコストを優先したほうがいいと私は考えています。

わが家の場合ではすでにiDeCoの年金資産も250万円程度になっており、年間0.1%の信託報酬の差があると、単純計算でコスト差は2,500円になります。今後、元本の追加&基準価額の上昇で運用額が大きくなれば、その分コストも増加していきます。

あと30年前後の運用期間があるとなると、信託報酬が0.1%違えばコスト差は少なく見積もっても10万円以上と予想できます。ということで、わが家の場合はiDeCoにおいてはスイッチングの一択と考えています。

◆指数の特徴や過去のリターンは以下の記事で簡潔にまとめています。

【2024年10月】最新ファンド比較記事一覧
当ブログではNISAつみたて投資枠対象のインデックスファンドとアクティブファンドのリターン・信託報酬・実質コスト・純資産総額などを一挙に比較しています。 最新情報を毎月更新。 「本...

ということで、わが家は楽天証券で「たわらノーロード先進国株式」「三井住友・DCつみたてNISA・日本株」などを保有していますが、①新規積立分は「楽天・オールカントリー株式」に変更、②現在保有する分も「楽天・オールカントリー株式」にスイッチングしていく方針としたいと思います。

一般的に、新規設定のファンドは1~数年運用状況を見てから……という考え方もありますが、iDeCoの場合はダメならスイッチングして別のファンドに戻せばいいだけです。ですので、今回は設定から間もないですが、切り替えていきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました