【小ワザ】iDeCoの掛金拠出を年に1~2回にしたら,積立投信はボーナス月設定をしよう

iDeCo
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なるべく低コスト・少ない手間で資産運用をしたいなまずんです。

私は2017年5月からiDeCo(個人型確定拠出年金)の制度を節税と老後資金対策に活用しています。
iDeCoの掛金拠出上限額は1万2000円(公務員や一部の会社員)~6万8000円(自営業者など)と人によって異なります。

本記事では,iDeCoの他にNISAやつみたてNISA,特定・一般口座で投信積立をしている人向けに,「iDeCoの拠出を年に1~2回にまとめた際に役立つ,他の口座での投信積立で6月と12月の積立額を減らす設定」についてまとめました。ポートフォリオ全体でドルコスト平均法を構築するための小ワザを紹介します。
なまずん
なまずん

私は月々1万2000円(年間14万4000円)が上限で,満額を拠出中。NISA口座,特定口座でも投資信託を購入しています。

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iDeCoの拠出をまとめると,手数料が減る一方で……

毎月積立しか選べなかったiDeCoの掛金拠出のルールが2018年に変更されました。変更点は拠出回数を選べるようになったことです。
毎月拠出だけでなく,2か月に1回や,半年に1回,年に1回などまとめて拠出できるようになりました。

拠出をまとめるメリットは,拠出時にかかる手数料の節約です。拠出時には103円の手数料がかかっています。1万2000円の拠出の場合,約0.86%となり,運用商品の信託報酬が年間0.3%前後であることを考えると大きな負担です。

そこで,私は「半年に1回(つまり,年に2回)」の拠出という戦略を取り,6月と12月に7万2000円ずつ拠出しています。手数料は年間1030円節約できました。
※私が年2回拠出にした理由は,2018年10月の制度変更までは「当年9月までに初回払込がないと,年末調整ができない(確定申告が必要になる)」ためでした。現在は当年10月以降の初回払込予定でも見込みで払込証明書を受け取れるため,年に1回の拠出(12月)でも年末調整ができるようになりました。

詳しくは以下のページにまとめています。

iDeCoの掛金拠出を年単位にまとめる理由
(2018/10/15追記) iDeCoは2018年10月の制度変更に伴い,年1回の拠出でも確定申告は不要となりました。 ※参考:【重要】平成30 年分iDeCo「小規模企業共済等...

一方で,拠出をまとめるには後納となり,その間の貴重な投資機会が失われます。この点を簡単に改善する方法を以下に紹介します。

NISA・つみたてNISA口座等にも視野を広げる

もし,iDeCo意外にNISAやつみたてNISA口座を利用しているなら,iDeCoの掛金をまとめて拠出するデメリットを軽減することができます。ポートフォリオ全体に視野を広げ,iDeCoで拠出しない月は他口座の投資額を増やし,iDeCoで拠出する月は他口座の投資額を減らせば良いのです。

以下では「半年に1回」拠出を実践した上で,たった一工夫するだけでポートフォリオ全体でこれらのデメリットを簡単に補正する方法を紹介します。

なまずん
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以下の条件を満たす人であればぜひ実践を!

・iDeCo掛金拠出は年2回以内
・iDeCoの他に,NISAやつみたてNISA,特定・一般口座で毎月投信積立を行っている
・iDeCo拠出額は他の月に比べて積立額が大きいのが少し気になる
・一度設定して以降,手間はかけたくない

「ボーナス月」設定で,積立額を“減らそう”

やるべき工夫とは,iDeCoで拠出する月は,「iDeCo以外の口座の投信積立において,ボーナス月設定(増額設定月)で積立額を減らす」。たったこれだけです。

なまずん
なまずん

例えば,月に10万円を積立に回している人の場合で考えます。これまで毎月,iDeCo=1.2万円,NISAや特定口座=8.8万円で積み立てていました。総投資額を変えず,iDeCoの拠出を6月と12月に1回ずつ,各7.2万円にしたいと思います。

iDeCoを半年単位の拠出にした場合,積立額を調整しないと6月と12月=16万円,他の月=8.8万円となってしまいます。6月と12月に偏った買付けになってしまっていますし,1~5月と7~11月は1.2万円ずつ投資機会を失っています。

そこで,6月と12月はiDeCo=7.2万円,NISAと特定口座=2.8万円。他の月はiDeCo=0円,NISAや特定口座=10万円と調整してはいかがでしょうか

これを簡単に行えるのが,投信積立のボーナス月設定の活用でした。ボーナス月設定とは,毎月積立の金額を年に2回まで変更することができる設定です。

本来,積立額を増やすために使われるボーナス月設定ですが,増やすだけでなく減らすこともできます。NISAや特定口座で10万円の拠出を設定しておき,ボーナス月設定で6月と12月の拠出額を2.8万円にします。

他の証券会社でも同じですが,私が使っている楽天証券の画面で説明すると……

赤枠部分=ボーナス月設定を使って,6月と12月に「減額」した部分

設定は簡単で,上の図の「訂正」部分を押して出た画面にて,ボーナス月の金額を設定するだけです。

緑枠部分=通常月の拠出額 赤枠部分=ボーナス月の拠出額と該当の月の設定

なまずん
なまずん

例で挙げた,月に10万円を積立に回す人の場合,NISAや特定口座の通常月(緑枠部分)は10万円で設定して,6月と12月をボーナス月設定(赤枠部分)で2.8万円の拠出にすればよいですね。

ポートフォリオ全体で考えることが重要

ボーナス月設定で減額設定しさえすれば,iDeCoの低コスト化を実施しつつ,ポートフォリオ全体でドルコスト平均法を実践することができます。

NISA・つみたてNISA口座などでの運用が例より少ない場合,例えば月3万円(iDeCo=1.2万円,その他口座=1.8万円)でも,ボーナス月設定を利用すればiDeCoの拠出月に偏る傾向を最小限にできます(6月と12月はiDeCo=7.2万円,その他口座=0円,他の月=2.16万円)。

ボーナス月設定は年に2回までしか設定できないので,この方法はiDeCoの拠出を年に1~2回にしたときにこそぴったりのワザです。ぜひお試しを!

◆iDeCoの拠出回数をまとめる方法は以下の記事をご確認ください。

iDeCoの掛金を毎月から月別(年単位)に変更・設定する方法とつまずいた点
iDeCo(個人型確定拠出年金)の掛金は,毎月一定金額を拠出するだけでなく,月別にいくら拠出するかを自分で設定することができます。2017年までは毎月拠出だけでしたが,2018年1...

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