無駄使いを防ぐために実践している工夫

その他家計管理

なまずんです。

あなたはお金を賢く使っていますか?

自信を持って「そうだ」と言える人は多くないでしょう。実は,私も自信があるとは言えません。多少の差はあれど,必要ではないものを買ってしまった,いわゆる「無駄使い」の経験は誰にでもあるはずです。

無駄使いを減らすにはどうすればよいか。それには,無駄使いに至る根底に何があるかを分析してみると良いかもしれません。

今日紹介するのは,無駄使いを減らすために私が実践している方法です。それは,「時間軸を換算し,認知に刺激を与える」というものです。

無駄使いしてしまいがちな支出の特徴と対策を紹介します。

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無駄使いを科学してみる

無駄使いとは

「無駄使い」は「必要もないことに金品をつかうこと。浪費」(三省堂大辞林)です。

モノに限らず,サービスへの対価も無駄使いになり得ます。当記事では,「お金を払って得られる『満足度』が小さいにもかかわらず,多くのお金を払ってしまうこと」を無駄使いと考えます。

習慣的な支出と,大きな出費に要注意

さて,この記事では無駄使いの中でも,「少額で高頻度な支出」と「高額で頻度の少ない支出」の2つを取り扱います。この2つは無駄使いに陥りやすい特徴を持っているからです。

代表的には以下のようなもの。当てはまるものはありませんか。

少額で高頻度な支出

  • 通勤中に買うペットボトル飲料
  • 休憩中のコーヒー・お菓子
  • 毎月の携帯料金
  • ずいぶん昔に契約した生命保険
  • あまり利用しない施設の月会費

高額で頻度の少ない支出

  • 住宅購入費用
  • 自動車の購入費用
  • 家具・家電
  • お金のかかる趣味

分類は,心理と消費行動の関係を研究する行動経済学を参考にしました。「少額で高頻度な支出」は,一度習慣化された行動は容易に変更しない「現状維持バイアス」によるものです。例えば,通勤中にコンビニで飲み物を買うのは割高とわかっていても惰性で支出してしまいがちです。

「高額で頻度の少ない支出」は,金額が大きくなればなるほど,少しの金額の変化に鈍感になるプロスペクト理論の応用です。

例えば,105円で買ったものが別の店で100円で売られていたら「損した!」という感情が生まれます。しかし,1万5円で買ったものが別の店で1万円で売られているのを見つけても,心理的の影響は小さいでしょう。金額の差ではなく比率が同じ,つまり1万500円で買ったものが別の店で1万円で売られていても,なぜか「105円と100円」ほどは悔しくないのです。

ここからは,人間の心理に着目した私なりの対策を紹介します。

少額で高頻度な支出は,年単位に換算

習慣的に購入してしまいがちなのは,一回当たりの支払金額が少なく,認知的刺激が少ないところに原因があります。積み重なれば大きな金額になるため,刺激を与える作戦で支出の見直しを図ります。

私のおすすめは,日々の積み重ねにより1年間でいくらの出費になるか換算することです。

例えば,毎日の通勤中に,コンビニでペットボトル入りのお茶とパッケージ入りのお菓子を購入する場合。毎日300円を支出するとします。年に240日購入したら,300円×240日で,合計7万2000円。

合計にするとかなり大きな金額になります。

手取り月収30万円の人ならば,ひと月の収入の4分の1をお茶とお菓子に使うことになります。完全にやめれば7万2000円が浮きますし,同じものを買うにしても,週末にスーパーで安く買いだめしておけば,数万円分は家計の改善効果があるでしょう。

高額で頻度の少ない支出は,日割りに換算

一回の支払い金額が多い支出は,支払金額が多いため感覚がまひしがちです。そのため,敏感に認知できる範囲に金額を小さくして刺激を与える作戦を提案します。

私のおすすめは,所有期間や使用回数を考慮し,1日(または1回)当たりの費用に換算すること。

例えば自動車の購入費用。200万円の標準仕様と250万円の特別仕様で迷うことがあるかもしれません。同じ自動車に10年乗る場合,1日当たりの費用は表の通りです(維持費,税金,ローンなどを考慮しないとき)。

標準仕様(200万円)特別仕様(250万円)
1日当たり548円1日当たり685円

金額的にどちらも大きくはなく,137円の差ですね。毎日乗る場合は,この137円を高いとみるか,安いとみるかで判断が分かれます。

ただし,平均して週に1回しか乗らない人の場合を考えてみましょう。1回当たりの費用は上記の表の7倍になります。

標準仕様(200万円)特別仕様(250万円)
1日当たり3836円1日当たり4794円

両者の差は800円以上になりました。

さらに,200万円の車でも,週に1回しか乗らない場合は,日割りで考えた支払い金額は結構大きいことがわかります。諸費用を含まないので,燃料費や駐車料金,税金などを考慮すれば,もはや車を買わず,タクシー移動のほうが安上がりな可能性が高いですね。

車に思い入れがなければ,「買わない」選択肢も有力です。

最終判断は,自分の納得感

紹介した方法は習慣化した支出を断ち切るのが難しい人間の心理や,金額が大きいと感覚がまひしてしまう性質に着目するものです。「認知のゆがみ」を少しでも是正するための方法ですので,支出すべきかどうかの答えを出してくれるものではありません。

自分にとって大切なものには迷わず支出することも大切です。必要な出費を抑えるとストレスになり,かえって冷静な判断ができなくなる場合もあります。

年単位や日割りへの換算はあくまで判断材料の一つです。最終的には,「この支出を,将来の自分はどう評価するだろうか」との考えに立ち返るのがおすすめです。

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