年間走行距離2,500kmの私がタイムズカーシェアでいくら節約できたか

その他家計管理
この記事は約5分で読めます。

もう10年近くに及びますが,私はタイムズのカーシェアを利用しています。先日,過去1年間の利用状況をツイートしたところ多くの方に反応をいただきました。

カーシェアリングを比較するサイトによると,カーシェアステーションは全国で約18,000箇所。そのうち東京に6,741箇所,大阪に2,652箇所とこの2都府で半数以上を占めています。

また,予約して毎回面倒な手続きが必要なレンタカーとは異なり,カーシェアの利用はとてもスムーズです。予約や取り消しはネットで簡単にでき,予約した車に乗るには会員証をかざすだけで済むという仕組みは画期的でした。

私もそうですが,公共交通の発達した大都市に住んでいると車に乗る機会が少ない人が多数でしょう。「お金」という観点で見れば,そのような人は保有するよりも,必要なときにオンデマンドで借りたほうが経済的でもあります。

この記事では,仮に車を保有した場合をはどれくらいの金額がかかるかを推計し,カーシェアの場合とどれくらいの差があるかを具体的に検討していきます。

スポンサーリンク

タイムズカーシェアの利用記録

ツイートにも載せましたが,利用履歴は画像のとおりです。最も上の段が2021年5月で,4月,3月,……,2020年3月と続いています。

2021年5月までの直近の1年間では,走行距離は2,488kmで利用料金は77,380円でした。

1か月の平均では,およそ200km走っていて6,500円ほど支払っています。

近所は鉄道や自転車での移動ですむので,たいがいは遠出の機会に借りています。

さて,このくらいの利用状況だと,車を購入した場合と比べてどれくらいの差があるのでしょうか? というのが本記事の趣旨です。

保有する場合の概算費用は7倍

購入する車や使用状況によって大きく変わってくるのですが,今回は仮に次のような条件で試算しました。

  • 5ナンバー車(排気量1.5L)
  • 走行距離はカーシェアと同じ約2,500km/年
  • 11年間保有して売却する
  • 駐車場料金は毎月1.5万円
  • 任意保険料は車両保険にも加入

駐車場料金は地域によって大きく異なりますし,駐車場付きの物件だったらそもそも0円ですね。

価格や諸費用はJAF常陽銀行のページを参考にしました。当然ながら,本体価格は買う車によって変わってきます。

費目購入した場合カーシェア
車両本体価格190万円利用料金に含む
購入時の税・保険・法定費用15万円利用料金に含む
車検費用(5回)50万円利用料金に含む
2回目以降の自動車税・重量税38万円利用料金に含む
自賠責保険・任意保険料(11年)100万円利用料金に含む
駐車場料金(11年)198万円利用料金に含む
ガソリン代(11年)30万円利用料金に含む
売却金額-20万円(なし)
利用料金(11年)(なし)85万円
合計(11年間)601万円85万円
1年あたり54.6万円7.7万円

11年間では500万円以上異なるとの結果が出ました。年間でも差は50万円近く,約7倍もの大きさです。

税金が高いと言われているのは知っていましたが,駐車場料金や保険料も大きいです。

お金だけでないメリット・デメリットも含めて検討しよう

車両本体価格の190万円というのは私が買ってもいいかなと思う車のうちではかなり安いほうでした。カーシェアでもレンタカーでも,私が借りるのはだいたいこのクラス以上です。

冒頭に書いたように,普段から乗るわけではないので,所有するよりも必要時に借りるほうが金銭的に有利なことは当然です。それでもこれほどの差になってくるというのは驚きました。

11年間で,うな重1,500食ぶんくらい違うんだね~!

差が年間20万円くらいだったら購入してもいいかなって漠然と思っていたけど……。

しかしながら,だからといって「大都市圏で車を保有するのは間違いだ」と結論づけるのはまったくの早計です。あくまでお金という一面を検討しただけに過ぎません。

「所有する楽しみ」という感情は脇に置いて,「車は単なる移動手段」と割り切ったとしても,カーシェアは車を保有することに比べて不便・不利な点があります。

  • 貸し出し場所が近くにあるとは限らない
  • 貸し出し場所がなくなることもある
    →長らくカーシェアステーションは増加してきたが,最近は頭打ち
  • 借りたいときに予約できるとは限らない
    →繁忙期は予約が埋まっていることも
  • 前の利用者の使用状況の影響を受ける
    →ゴミがあるなどはまだ良いほうで,返却が遅れれば最悪の場合借りられない
  • 忘れ物をすると大変
  • 車両トラブルがあると面倒かつ他の利用者に迷惑をかける
    →私は深夜に海辺の駐車場わきの砂浜に誤進入してスタックしかけたことも
  • ベビーシートなどの荷物を置いておくことができない
  • 車種に限りがある
  • 操作系統が車種によって異なる
  • ペットや灯油などの搬入禁止のルールがある
  • 街なかの駐車場にとめたときにどれが自分の車かわからなくなりがち
  • 今後,利用料金が上がる可能性がある
    →すでに過去に値上げされており,いずれ来ることです
  • 停電や災害などに見舞われたときに使うことは困難
    →災害時には,自家用車でスマホを充電したとの話も

車とどう付き合うかは人によってそれぞれです。車を保有せずに,カーシェアを利用することを選択するならば,これらには留意したほうがよいでしょう。

もちろんメリットもあります。コスト面だけでなく,日常点検を超える整備は不要です。また,たとえば,渋滞しやすい都心は列車で抜けてから,その先で車を借りていく……なんていう柔軟な使い方もできますね。

カーシェアという過去にはなかった有力な選択肢を得たいま,メリットとデメリットを見極めながら活用していきましょう。私は経済的なメリットが大きさを評価して,今後も活用していくつもりです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました