2022年もいよいよ年末を迎えています。今年は春から夏にかけては戦争の勃発とインフレによる株価の下落が発生し、昨年までの好調相場とは一転したことと、秋以降は2024年からの新しいNISA制度の詳細が決まっていくなど、制度関連の話題が印象に残りました。
本業・副業などの収入も確定し、支出もほぼ目処が立って年間の収支も固まったので、2022年の1年間のお金周りの状況をざっと振り返ってみました。
収入は約90万円の増加
生活や資産運用の元手となる収入は、2022年は2021年に比べて約90万円増加しました。
私は資産形成の初期に収入をしっかり確保することは非常に重要だと考えています。本業・副業とも2021年に比べて増えたことは良い結果でした。
本業収入は約80万円の増加
本業の給与所得は約80万円の増加です。わが家は共働きで、それぞれの収入とも増えていますが、今年は私の残業時間が過去2番目に多くなったことから、残業代の寄与するところが大きいです。
なお、わが家の収入は現状、だいたい3分の2が私で3分の1がうなぎんです。
副業などの収入は約10万円の増加
本業に比べれば少ないですが、副業や本業外の役務提供などによる収入がありました。昨年より約10万円の増加でした。
この数年はギリギリ確定申告が必要な程度の収入がありますが、今年はそのギリギリよりは少し上回りました。
なお、内訳は変わっていて、昨年まではブログからの収入(Google Adsenseなど)が最も大きかったのですが、ブログからの収入は減少に転じています。代わりに、ココナラでのスキルの販売の副業などが伸びました。
といっても、平均すれば月3万円にも満たないですけれどね。副業で稼ぐのは簡単ではありません。
ブログは趣味の延長に近いので収益を強く意識しているわけではありませんが、減ると寂しいものです。一方で、代わりに別の収入が少しずつ成長しているのはよい傾向です。
支出は約20万円の増加
支出は約20万円増加しましたが、税金・社会保険料などの非消費支出が増加、それ以外の消費支出(いわゆる生活費)は減少しています。
非消費支出は約35万円の増加
収入が増加すると所得税・住民税や各種の社会保険料が増加します。その増加により非消費支出は約35万円増加しました。
消費支出は約15万円の減少
一方で、消費支出は約15万円減少しました。物価高が進む中で支出が減少したのは、昨年よりも大型の買い物がいくらか減ったためだと思われます。
10万円を超える大きな支出は、ダイニングテーブル・チェアの買い替え(約35万円)、国内旅行(複数回で約50万円)くらいでした。
昨年は腕時計(約80万円)、テレビ・スピーカー(約15万円)、国内旅行(約30万円)などがありました。
収支の差は約560万円
2021年に比べて、2022年は収入は約90万円の増加、支出は約20万円の増加で、差し引き70万円ほど収支が改善しました。
その結果、2022年の収支は約560万円のプラスでした。この金額は過去最高で、1人分の収入に相当する分です。
わが家はこれまでに積み上げた約1000万円程度を銀行預金で保有しているため、2022年にできたこの余剰資金は、全額投資にまわされます。
現在は投資金額は月間42万円(年間504万円)ですが、これを46万円くらいまで増額することができそうです。投資金額の変更は2023年4月ごろからを考えています。
資産の増減は、収支より少ない約380万円増加
この1年間の資産総額は約380万円の増加でした。収支は560万円程度のプラスでしたが、それよりも資産総額の増加分が少ないのは、運用がマイナスだったためです。
戦争やインフレに続く利上げなどで、今年はインデックス投資では大きな成果を得られる年ではなく、将来のための「準備の年」になりました。長期的にはプラスになると考えて投資を続けています。
収支改善はコントロールできるので、ここに意識を向けていく
2022年も大きな問題が発生することはなく、これまで以上の収支を達成した1年でした。収入が増加しながらも、支出を増やさなかったのはよかったところです。
共働きで稼いで1人分の収入で生活し、もう1人分は投資に回していくスタイルを継続できました。
投資は思い通りにいかないものですが、支出はコントロールできるものです。2023年も無理のない範囲で、メリハリのある支出に努めたいと思います。2023年も「準備の年」になるのか、それとも大きく含み益が出る年になるのか。確実なことはわかりませんが、できることに注力して、将来に向けてなるべく多くの資産を積み上げていくことをめざします。
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