投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020に投票しました

201108投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020に投票しました 企画関連
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「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year(FOY)2020」に投票しました。本記事は投票の要件である,投票の報告記事です。

FOYは,投信ブロガーがファンドを評価する年に1回のイベントです。2007年から開催され,今年で14回目を迎えます。2017年11月にブログを開設した私は,3回めの参加となりました。

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「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」とは?

公式ページによる企画趣旨は次のとおりです。投資家目線でのファンド評価を通じて,「自分たちの手でよりよい投資環境を作る」という目的があります。

投資信託について一般投資家の目線でつねに考え,情報を集め,ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼ら彼女らが支持する投資信託はどれか?

証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず,自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び,それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。

投資家目線のファンドアワードが少ないなかで,このような企画はすばらしいと私は思っています。投票期間は2020年11月1日~11月30日で,結果発表は2021年1月16日の予定です。ぜひ投信ブロガーの皆様はご投票を!

FOY2020で投票した投資信託

昨年までは投票先を開示していましたが,FOY2019ではそのような投稿をもとに事前に順位予想が報じられてしまった経緯がありました。そのため今回は投票先・票数とも非開示といたします。

長期投資を考える20代の目線から,実際に購入しているファンドを中心に投票しました。

FOY2020で注目していること

以降はまったくの私見ですが,FOY2020で個人的に注目している点をあげてみます。

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が2連覇するか

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は,2018年10月31日に設定されて2年が経ちました。設定直後で実績がまだなかったFOY2018で第3位に入賞し,FOY2019では第1位を獲得しました(図・FOY2017~2019の結果)。

FOY2017から2019(2)

2020年10月には純資産総額が500億円を超え,全世界株式ファンドでは先行していた楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を追い越すなど,定番のファンドの評判をすでに得ています。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が受益者還元型信託報酬で年率0.104%以下に
2020年10月7日に,日本を含む全世界株式に投資する「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の純資産総額が,節目の500億円を突破しました(三菱UFJ国際投信プ...

FOY2020では連覇を飾るのか,または連覇を阻止するのはどのファンドになるのかを楽しみに注目しています。

上位に入るファンドが新たに出てくるか

私は2019年4月から毎月,以下のインデックスファンド比較記事を更新しています。

【2020年12月・つみたてNISA対象】インデックスファンド比較・一覧【過去リターン・信託報酬,実質コスト,純資産総額など】
この記事は2020年版です。最新版は以下のページからどうぞ。 この記事では,つみたてNISAで購入できるインデックスファンドのリターン・信託報酬・実質コスト・純資産総額・運用期間な...

それを通じて感じたこととして,つみたてNISAが始まって3年がたち,最近は新商品が次々と出てくるような状況ではなくなったように思います

2020年は勢力図を一気に変えるようなファンドの新規設定はありませんでした。

長期投資を考えるうえでは新商品が次々と出てくる状況よりも,既存の商品が改良されていくほうが望ましいです。そのため,もちろんこれは悪いこととは限りません。しかし,新商品が出てこないだけでなく,既存のファンドのコストの引き下げも一段落してきました

FOY2019ではコストの引き下げに前向きなファンドが上位に入賞したことから,FOY2020も上位は似たような顔ぶれになるのではないかと個人的には予想しています。

そのようななかで私がとくに注目している点は2つです。

長期投資に役立つ優れた商品やそれに前向きに取り組む運用会社を適切に評価し,インデックス投資の環境がさらによくなることを望んで,FOY2020への投票記事とさせていただきます。

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