婚約指輪選びで重視したこと――予算は素材よりデザインに

190928婚約指輪選びで重視したこと――予算は素材よりデザインに 雑記
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私事ですが,2019年の7月某日に婚約しました。翌週に婚約指輪を一緒に選びに行き,9月に受け取ったところです。

価格は約35万円と少し予算オーバーしました。ですが,ただの記念品にならないようにこだわりを持って選んだので,よい買い物になったと二人で納得しています。

婚約指輪を買う機会はほとんどないため,どのような条件で考えたか,これから選ぶ人がいればぜひ参考にしていただきたく記事にしました。

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指輪選びに定めた4条件

私たちの婚約指輪選びは次のような条件で進めました。

  • 彼女が気に入る
  • たんすで眠らせるのではなく,フォーマルにもカジュアルにも使える「装備」
  • 豪奢な雰囲気よりも,知性や個性,品格を感じさせる「デザイン」
  • 予算は30万円

振り返ってみると,けっこう現代的な価値観で決めたように思います。

1つめが最重要なのは言わずもがなです。「男性側が勝手に選び,渡したいものを渡す」という発想はすでに過去のものです。「婚約指輪を買わない」という選択も一般的になってきたのですから,購入するなら満足するものを一緒に選びにいくのが妥当だろうと考えました。

もちろん,一緒に指輪を買いに行くとしても,女性側にすべて任せてしまうのはよくないので,男性側はジュエリーショップの候補は考えておくとよいと思います。

2つめは,婚約指輪は「記念品」ですから,本来は実用性を求めるものではありません。しかし,高い買い物ですから,自宅で眠らせておくだけではもったいない。活躍の場は多いほうがよいというのが,「コスパ」を求める現代の20代的な発想です。これは私たち二人に共通していました。

買うことが目的ではなく,使うことを目的に。自宅で骨董品のように居座る高級品ではなく,知人とのパーティや少しおしゃれをしたい日などに気軽に使える「装備」としての指輪に魅力を感じます。

3つめは個人的なこだわりです。婚約指輪はダイヤモンドとプラチナ(など,石と金属)でできているため,よくあるデザインでは価格と見た目の存在感が比例してしまいます。特に石の部分は歴然とした差が出てきます。

婚約指輪に給与3か月分を投じれば話は別ですが,私にはそんなつもりがありません。他人と簡単に比較できてしまう指輪を購入すると,どうしても優越感・劣等感が頭をもたげてしまうでしょう。

そこで,指輪としての素材の「見せ方」にこだわりました。かといって奇をてらうのではなく,シンプルでありながら好奇心をくすぐるような,ちょうどよい品格を備えた指輪メーカーを選ぶ方向に全力を尽くしました。

私としては「良いかな」と思うブランドを見つけ候補としたところ,気に入ってもらえたこともあり即決。良い買い物となりました。結果的に私たちの場合は,ブランド・デザインとも結婚関連情報サイト「みんなのウェディング」の記事に載っていない品物に落ち着きました。

グレードを上げるよりもデザインを考え抜いたほうがよい

婚約指輪の購入予算は平均36万円,相場としては30~40万円だそうです(『結婚のしきたりとマナー新事典』,ひぐちまり監修,朝日新聞出版より)。

私の予算はそれに比べるとやや少なく,結果的には平均程度に収まったということになりそうです。

先に述べたとおり,婚約指輪は素材が高価です。王道のデザインは素材の美しさを前面に出すため,確かに惚れ惚れするのですが,上には上がいるのです。30~40万円の指輪も十分に高価ですが,石の大きさ・質を上げたり,金属の質を上げたりしていくとおそろしい価格になります。

一方で100万円を超えるような豪奢な指輪も魅力的ですが,買ったら買ったで,あまりにきらびやかな指輪は使える場面が限られてきてしまいます。

二人の絆としてせっかく購入するのですから,なるべく多くの場面で楽しみを持って使えるデザインで探してみることを私としてはおすすめしたいと思います。

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