「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」が純資産2000億円を突破&名称変更!

210520 「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」が純資産2000億円を突破&名称変更! 証券会社・運用会社
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SBIアセットマネジメントの運用する人気の米国株式インデックスファンドSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドに関連するニュースが2本入ってきました。

1本は素晴らしいニュースで,もう1本はちょっとびっくりな知らせでした。
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節目の純資産総額2000億円を突破

「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」の純資産総額が,2021年5月17日に2000億円に到達しました。

2019年9月の設定から,わずか1年8か月での達成です。

競合する米国株式インデックスファンドの「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(楽天VTI)と純資産総額を比べてみました。

米国株式インデックスファンドの純資産総額の推移

3ファンドのなかでは,eMAXIS Slim米国株式の伸びは圧倒的です。2020年3月ごろに楽天VTIを逆転し,あっという間に駆け上がって行きました。その後も資金流入はググッと加速しています。

現在のところ,SBI・バンガード・S&P500は米国株式インデックスファンドの3番手というところは変わっていません。最後発ゆえに,これらの2ファンドを追いかけている状態です。

しかし,2000億円に到達するまでの期間は最も短いです。eMAXIS Slim米国株式が約2年4か月,楽天VTIが約3年4か月かかっています。

SBI・バンガード・S&P500は1年8か月と,スタートからの伸びはこれらの先行するファンドをはるかに上回っています。多くの人に資産形成の相棒として選ばれている優秀なファンドです。

楽天VTIは信託報酬が0.150%と他の2ファンドよりも高く,そこが勢いを失っている大きな理由でししょう。SBI・バンガード・S&P500が楽天VTIを追い越して,2番手となるのは時間の問題です。

その先,eMAXIS Slim米国株式をどこまで追い上げるのかが楽しみです。
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(2021/05/29追記) 2021年6月15日から「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」は「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」に名称が変わる予...

6月から名称は「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」へ

もう一つ大きな知らせが飛び込んできました。

このファンドの名称が,6月15日から「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」に変わります。愛称は「SBI・V・S&P500」だそうです(SBIアセットマネジメントのプレスリリース)。

これはTwitterをフォローしているりんりさんの発信で知りました。

プレスリリースによれば,バンガード社の日本法人の撤退に伴う権利関係の都合で変更するとのこと。名称が変わるだけで運用には何ら影響は及ばないと公言されていますので,今後も安心して購入できるでしょう。

名称・愛称は「バンガード」の部分が「V」に変わるのね……。でも,変えるにしても,「V」だけではなんか違和感があるような。

「バンガード」を使うわけにはいかない。かといって,ファンドの特性を考えると完全に取ってしまうのも難しい――。その結果,「V」だけが宙に浮く亡霊のようにのこされたのではないかと勘ぐってしまいます。バンガード社の日本撤退を忘れることのない名称・愛称になりました。

略称の「SBI・V・S&P500」なんて英字・数字・記号だけで構成されていますね。

同じく「バンガード」を名称・愛称に入れている他社がどんな改称を試みてくるのか,ひそかに気になっています。

なにはともあれ,純資産総額2000億円突破にはおめでとうございます! 今後も人気を集めるファンドでありますように!

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