【2022年7月】日本株式インデックスファンドのリターン比較とおすすめ【リターン・信託報酬・実質コスト・純資産総額の一覧】

220114 日本株式インデックスファンドのリターン比較とおすすめ証券会社・運用会社
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この記事はつみたてNISA対象の商品のリターンを比較・一覧する以下のまとめの日本株式編です。
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つみたてNISAの対象商品には、38本の日本株式インデックスファンドがあります。

しかし、同種のインデックスファンドでも、その運用成績はまったく同じにはなりません。コストや運用によって差がでます。

では、最も運用成績がよいファンドはどれでしょうか?

この記事では、基準価額の推移をもとに過去の損益率を比較しました。最終的な損益を分析することで、見えないコスト面も含んだファンドの総合的な実力を知ることができます。

◆更新履歴
2022/02/02 2022年1月末の情報に更新。
2022/03/02 2022年2月末の情報に更新。
2022/04/02 2022年3月末の情報に更新。
2022/05/02 2022年4月末の情報に更新。
2022/06/02 2022年5月末の情報に更新。
2022/07/02 2022年6月末の情報に更新。
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日本株式インデックスファンドの対象指数は3種類

つみたてNISA対象の日本株式インデックスファンドには、3種類の対象指数(ベンチマーク)があります。

TOPIX(東証株価指数)

TOPIX(東証株価指数)は、東京証券取引所が算出・公表する株価指数です。約2000銘柄から構成されています。

構成比の大きい5銘柄は次のとおりです。

銘柄構成比
トヨタ自動車3.84
ソニーグループ3.28
キーエンス2.41
リクルートHD1.93
三菱UFJ・東京エレクトロン1.44
上位の5社が占める割合は12.9%です。米国のほぼ全市場(約4000銘柄)を対象としたCRSP U.S. Total Market指数では、上位5社で約20%を占めるので、米国に比べると超巨大企業は少ないです。

つみたてNISAの対象になっているインデックスファンドは13本あります。
なお、信託報酬は税抜、純資産総額の単位は百万円です。ファンドは、①信託報酬率が安い、②運用期間が長い(設定日が古い)、という順に並べています。

ファンド名称1年
損益率
3年
損益率
5年
損益率
10年
損益率
信託
報酬
実質
コスト
純資産
総額
決算日設定日
東京海上セレクション
日本株
TOPIX
-1.22%28.42%27.67%187.37%0.140%0.295%26,9272021/06/212001/09/25
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ
TOPIX
-1.59%28.76%29.12%0.140%0.156%47,3042022/02/212015/04/27
iFree
TOPIX
-1.51%29.02%29.31%0.140%0.160%7,5682021/09/212016/09/08
eMAXIS Slim
国内株式(TOPIX)
-1.56%28.92%29.32%0.140%0.158%50,5512022/04/252017/02/27
Smart-i
TOPIX
-1.59%28.63%0.155%0.164%3,0422021/05/252017/08/29
三井住友・DCつみたてNISA
日本株
-1.61%28.81%29.27%195.60%0.160%0.184%64,8132021/11/302011/12/09
たわらノーロード
TOPIX
-1.57%28.76%29.08%0.170%0.190%4,6442021/10/122017/03/21
i-SMT
TOPIX
-1.64%28.67%0.170%0.194%1942021/10/202018/01/12
つみたて日本株式
TOPIX
-1.60%28.75%0.180%0.203%14,8152021/06/252017/08/16
SMT
TOPIX
-1.84%27.88%27.76%189.91%0.370%0.414%22,1132021/11/102008/01/09
eMAXIS
TOPIX
-1.84%27.82%27.55%189.96%0.400%0.444%16,7242022/01/262009/10/28
Funds-i
TOPIX
-1.83%27.81%27.57%189.81%0.400%0.443%4,4122021/09/062010/11/26
ニッセイ
TOPIXオープン
-1.94%27.44%27.03%188.21%0.500%0.554%12,2952022/02/212001/04/27
3年・5年といったやや長い期間のリターンをみると、信託報酬0.180%までと、0.3%以上のファンドでくっきりと差がついています。

1年のリターンが最も良かったのは「東京海上セレクション・日本株TOPIX」でした。これは7か月連続です。

このファンドは2020年10月から信託報酬を0.600%→0.140%と一気に引き下げました。3年騰落率・5年騰落率はその時期の影響が残っていることがわかります。

このクラスは信託報酬0.180%までの商品のファンドを買えば良好な結果が期待できそうです。

3年では「iFree TOPIX」、5年では「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」、10年では「三井住友・DCつみたてNISA・日本株」の成績が良好です。

日経平均株価(日経225)

日経平均株価(日経225)は日本経済新聞社が算出・公表する株価指数で、TOPIXと並ぶ日本株式の代表的な指数です。東証に上場する銘柄のうち、225銘柄を対象に算出します。

時価総額加重平均ではなく、基本的には株価の平均で算出されます。

組み入れられる割合が大きいトップ5社は次の通りです。

銘柄構成比
東京エレクトロン8.12
ファーストリテイリング8.00
ソフトバンクグループ3.99
ダイキン工業3.20
ファナック2.99
TOPIXとは顔ぶれがまったく異なりますね。この5社で26.3%と4分の1以上を占めます。

日経平均に連動するつみたてNISA対象のインデックスファンドは20本です。

ファンド名称1年
損益率
3年
損益率
5年
損益率
10年
損益率
信託
報酬
実質
コスト
純資産
総額
決算日設定日備考
PayPay投信
日経225
-6.74%0.130%0.426%5502022/03/072021/03/08
iFree
日経225
-6.71%30.85%44.24%0.140%0.164%32,9492021/09/232016/09/08
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ
日経平均
-6.71%30.62%43.96%0.140%0.157%35,8112022/02/152016/11/21
eMAXIS Slim
国内株式(日経平均)
-6.70%30.61%0.140%0.159%21,9162022/04/252018/02/02
SMBC・DCインデックス
日経225
-6.68%0.140%0.164%1,6372021/11/102020/07/22
NZAM・ベータ
日経225
-6.68%0.160%0.185%722021/12/132020/02/13
たわらノーロード
日経225
-6.74%30.38%43.34%0.170%0.195%65,2852021/10/122015/12/07
Smart-i
日経225
-6.88%30.22%0.170%0.207%4,2402021/05/252017/08/29
野村つみたて
日本株投信
-6.79%30.33%0.170%0.194%9,8902021/05/122017/10/02
i-SMT
日経225
-6.76%30.31%0.170%0.196%7862021/10/202017/11/24
つみたて日本株式
日経平均
-6.74%30.44%0.180%0.205%40,5282021/06/252017/08/16
東京海上
日経225
-6.82%29.73%42.24%0.225%0.275%6,3802021/08/062016/10/27
ニッセイ
日経225
-6.82%30.14%43.19%242.66%0.250%0.278%195,5132022/02/222004/01/28
農林中金<パートナーズ>つみたてNISA
日本株式
日経225
-6.97%29.46%41.99%238.14%0.350%0.392%40,9452021/11/152017/12/19
SMT
日経225
-7.06%29.45%0.370%0.420%1,0102021/11/102010/07/30実質コストは概算
しんきんノーロード
日経225
-6.96%29.49%41.99%237.56%0.390%0.445%45,5362021/09/102017/10/31
eMAXIS
日経225
-7.03%29.34%41.77%236.77%0.400%0.446%59,4632022/01/262009/10/28
Funds-i
日経225
-6.88%29.90%0.400%0.446%3,5122021/09/062010/11/26
つみたて
日経225
0.450%未決算676未決算2022/02/14
朝日ライフ
日経平均
-21.70%-7.40%-13.31%53.01%0.500%0.558%1,8992021/11/152000/11/30分配金あり
こちらも、信託報酬0.1%台のファンドと0.3%以上のファンドでは大きな差がつく結果となりました。

1年での比較ではところどころ逆転していますが、5年でのリターンは一目瞭然。買うなら信託報酬0.1%台のファンドから選びたいところです。

最も成績がよかったのは「SMBC・DCインデックス日経225」と「NZAM・ベータ日経225」でした。これまでは、「Smart-i日経225」「NZAM・ベータ日経225」が2回、「iFree 日経225」「PayPay投信日経225」「SMBC・DCインデックス日経225」が1回トップになっています。

長期的には「iFree 日経225」の成績が良好です。

JPX日経400

JPX日経400は、日本経済新聞社と日本取引所グループおよび東京証券取引所が共同で提供する日本の株価指数です。東証の各市場に上場する約3400銘柄のうち、400銘柄を対象に算出します。

2013年から算出が始まった新しい指数です。時価総額だけでなく、ROE(自己資本利益率)や営業利益なども組入基準になっています。

組み入れられる割合が大きいトップ5社は次の通りです。

銘柄構成比
東京エレクトロン2.13
リクルートHD2.01
ソニーグループ1.96
キーエンス1.74
HOYA1.69
TOPIXとも日経平均株価とも異なります。この5社で10%未満と、他の2指数と比べると特定の企業への偏りは少ないですね。

この指数に連動するつみたてNISA対象のインデックスファンドは5本です。

ファンド名称1年
損益率
3年
損益率
5年
損益率
信託
報酬
実質
コスト
純資産
総額
決算日設定日備考
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ
JPX日経400
-1.91%28.97%28.43%0.195%0.221%4,9292021/11/222015/01/29
iFree
JPX日経400
-1.75%29.90%30.36%0.195%0.221%2,4522022/03/222016/09/08
SMT
JPX日経インデックス400
-2.07%28.88%28.87%0.370%0.416%9,7312021/10/202014/01/21実質コストは概算
Funds-i
JPX日経インデックス400
-2.06%28.85%28.73%0.400%0.453%8,7032021/09/062014/03/07
eMAXIS
JPX日経400
-2.14%28.73%28.50%0.400%0.457%6,3682022/01/262014/04/01
TOPIXや日経平均株価と比較して、純資産総額が小さいファンドがほとんどです。

1年リターンがよかったのは「iFree JPX日経400」です。7か月連続でした。信託報酬が安いのは「iFree JPX日経400」「<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400」ですが、長期的な推移をみると「iFree JPX日経400」のほうが優秀です。

信託報酬が安いファンドのなかでもiFreeが良好な結果

この3つの指数は対象が異なります。動きもやや異なるため、どの指数を選ぶのがよいでしょうか?

私は時価総額加重平均で算出されるTOPIXを選んでいます。

しかし、TOPIXには成長性に乏しい企業も多く含まれていると指摘されることもあり、銘柄が絞り込まれた日経平均株価やJPX日経400を選んでもよいでしょう。ただし、JPX日経400のファンドは純資産総額が小さくあまり伸びていないため、やや選びにくいと思います。

TOPIX、日経平均株価、JPX日経400とも信託報酬が安いファンドほど長期的なリターンがよい傾向でした。複数のファンドから投資先を選べる場合は、より安いものを選びましょう。なかでも、iFreeのファンドの成績がよい傾向がみられるように私は感じます。

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