9月22日に、金融庁が「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果」を公表しました。調査は3か月ごとに公表され、今回は2023年6月までの結果です。
つみたてNISA口座は835万口座まで増加、一般NISAも1100万口座を突破しました。
つみたてNISAは800万口座を突破!🎉 2023年3〜6月の3か月間で50万人も新規にスタートした人がいました💡
一般NISAは1100万口座を超えてるので、もうすぐ合計2000万口座。日本の成人の5人に1人がNISA口座を持つ時代になってますね✨https://t.co/QvBKpjSYM0
— なまずん🐟20代からインデックス投資をスタート🐟 (@gameoftheweak) September 25, 2023
ジュニアNISA口座も100万口座を突破し、NISA口座は合計で2000万口座を突破しました! ツイートしたように成人では5人に1人、子どもも含めて6人に1人はNISA口座を持っている時代になっています。
20~40代の4.6人に1人はNISAを始めている
2023年3月と口座数を比較してみました。
2023年6月末の口座数 | 2023年3月末の口座数 | 増加率 | |
一般NISA | 1106万6122口座 | 1090万4260口座 | 1.4% |
つみたてNISA | 835万8139口座 | 783万1060口座 | 6.7% |
ジュニアNISA | 103万3860口座 | 98万7296口座 | 4.7% |
つみたてNISA口座の増え方は6.7%とかなり大きく、2024年の新NISA開始前に枠を有効利用したい人の駆け込みや、4月に新社会人になった人などの流入がその理由ではないでしょうか。
一般NISAは60と70代で全体の40%以上を占めるのに対して、つみたてNISAは後発にも関わらず20~40代で全体の70%以上を占めていて、制度の狙い通り時間をかけた資産形成をしたい層がつみたてNISAを選んでいます。
ちなみに20~40代の日本人人口は4177万人(2022年末)で、20~40代の一般NISA・つみたてNISA口座は906万口座なので、もう資産形成世代の4.6人に1人はNISAを始めています。
これって結構多いと思いませんか? 言わないけど資産形成を始めている人はかなり周りにもいっぱいいるんでしょうね。
といってもまだまだ伸びしろが大きいので、4人に1人、3人に1人……という時代がくるんじゃないかと思います。
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