加入すべき「個人賠償責任保険」

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8年前に自転車事故に遭ったなまずんです。

社会人になって「責任」が増えるにつれて保険について考える機会が多くなりました。

昨今,自転車運転中に死亡事故を起こし,1億円近い損害賠償責任を問われた裁判などが報道されています。
そういった事態に備える「個人賠償責任保険」には加入すべきでしょうか?

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加入すべき,個人賠償責任保険

結論から言えば,「個人賠償責任保険」は加入すべきです。

その理由は費用対効果に優れているからです。個人賠償責任保険には月々150円程度の負担で加入できます。誰でも,1億円といった賠償責任が急に発生したら人生が大きく変わってしまうでしょう。考えるだけでも恐ろしいですね。それを月々150円程度で回避できるのが,この保険の特徴です。

保険の加入の要否について、私は次の3つを基準にしています。

  1. めったに起こらないが,起こり得る
  2. 起こったら本当に困る
  3. 現状,保険で備える以外の手段がない

私にとって個人賠償責任保険はこの3つを全て満たします。

火災保険や自動車保険など他の保険などの特約で付いていることも多いこの保険。みなさんも,きちんと加入しているか確認してみてはいかがですか?

個人賠償責任保険の補償の範囲

どんな場合に補償される?

加入した三井住友海上火災保険のポケット保険の説明を噛み砕くと,個人賠償責任保険は,以下のような場合に保険金が支払われます。

  • 自宅の水濡れにより階下の他人の部屋を水浸しに
  • ゴルフプレー中,あやまって他人にボールが当たりケガをさせた
  • スノーボードで滑走中,子供と接触し,骨折させた
  • 自転車で歩行者に接触し,ケガをさせた
  • ベランダから花びんが落ちてしまい,他人の車にキズをつけた

自転車事故は相手が死亡する危険性も高く,その場合には1億円近い賠償になることもあります。こういった日常生活に潜むリスク対策に応えるものと言えます。

支払われない例は以下のようなものです。

  • 故意
  • 地震・噴火またはこれらによる津波
  • 仕事中の賠償責任
    ⇒日常生活における賠償が対象
  • (他人から)借りているものや預かっているものの賠償
    ⇒自分が所有・管理しているものは対象外
  • 自動車使用時の賠償(自動車保険での賠償)

故意は当然のことながら,他の制度でカバーすべきものは補償の対象外です。

契約者本人以外は補償を受けられる?

「個人」賠償責任保険という名前ですが,補償の範囲は自分だけでなく,配偶者や生計を共にする同居の親族,生計を共にする別居の未婚の子までが補償の範囲となります。

損害保険の特約を確認し,不足するなら加入を

個人賠償責任保険はあらゆる人が入るべき保険ですが,個別に入らなくても,火災保険や自動車保険といった損害保険の特約として加入していることがほとんどです。分譲マンションを購入した方は管理組合を通じて加入していることもあるそうです。

もし該当するのであれば,それらの契約を確認した上で,必要であれば契約するのがオススメです。

私はいずれにも入っていないので新規に契約することにしました(執筆時点)。所有する三井住友カード経由で申し込み,三井住友海上火災保険が対応する「ポケット保険」に加入しました。ウェブ上で簡単に契約・解約できるところがメリットです。

(2019/01/20追記)◆賃貸物件に引っ越し,火災保険に付いてきました。内容を検討した記事です。

賃貸住宅の火災保険に付いてくる個人賠償責任保険について
なまずんです。個人賠償責任保険は日常生活で他人や他人の所有物を傷つけてしまったときに生じる賠償責任に備える保険です。傷害入院保険などの少額の保険に付帯して月に数百円から契約できる...

個人賠償責任保険は特約として契約しなくてはいけないので,主契約を最も安価な「傷害入院・通院日額保険」の傷害入院時・1日500円支払(保険料・月額40円)とし,オプションとして2億円の「個人賠償責任保険」(保険料・月額110円)を契約しました。

この個人賠償責任保険は補償を1~3億円から1億円単位で選べます。1億円程度の損害賠償が生じた例などもあるようですので,私は2億円を選びました。月額の保険料は10~20円程度しか変わりません。2億円もの補償なのに,月額150円とは驚きですね。

詳しい手続きはジンさんのウェブページ(おさいふプラス)を見ながら行いました。非常によくまとまっているのでこの場で紹介させていただきます。三井住友カードを持っている方であれば同様に契約できます。

なお,JCBカードなども類似の個人賠償責任保険を契約できるようです(JCBカードのオススメ保険 トッピング保険)。
(2018/08/07追記)楽天の保険など,各社でも月々140円程度の掛け金から1億円の補償が受けられるようです。ご検討ください。

(2018/08/27追記)楽天での加入の経緯・方法を米国株・日本株投資家のずずずさんが詳しく解説しました。加入を検討している方は参考にぜひ!

めったに起こらないが,起こったら本当に困るリスクは保険会社に移転しよう

個人賠償責任保険は加入しなければならないと思いつつ,つい面倒で先送りにしてきた保険の一つでした。今回,きっかけとなったのはちゅり男さんのツイートです。

私事ですが,三井住友カードは所持しているものの,還元率が高いわけでもなく,あまり使わないカードとなっていました。有効な活用方法となりました。

個人による賠償責任が問われることはめったに起こらないけれど,起こったら人生が大きく変わってしまう可能性を持つリスクです。ぜひ,月額150円程度の少額でリスクを保険会社に移転できる「個人賠償責任保険」を活用しませんか? リスクを保険会社に移転して,少額で大きな安心を買いましょう。

万一の事態が起こった際に,自分自身への備えだけでなく,損害を与えてしまった第三者への賠償責任までを備えられる保険は勉強すればするほど奥が深いです。

(2018/08/07追記)
賠償責任を果たすことは,万一の事態の際に相手を守ることにもなります。
「uniの投資生活ー知れば幸せになるお金と投資の話ー」を運営するuniさんに,記事公開後にいただいた感想には私も同感です。

◆関連記事です。

賃貸住宅の火災保険に付いてくる個人賠償責任保険について
なまずんです。個人賠償責任保険は日常生活で他人や他人の所有物を傷つけてしまったときに生じる賠償責任に備える保険です。傷害入院保険などの少額の保険に付帯して月に数百円から契約できる...

◆保険に関する話題は以下にまとめています。

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