社会人3年目のなまずんです。
資産運用は大切ですが,お金は使ってはじめて意味があります。
投資は目的ではなく人生でお金の悩みを減らす手段だと私はとらえています。投資したお金は最終的には消費に回ります。そこで20代の今,投資と消費のバランスをどう考え,何にお金をどう使っていくか。
今日は私がお金を使ったものを紹介しながら,私自身の投資と消費に関する考えを考察したいと思います。
就職後,私がお金を使ったもの5選
食費や交通費など生活に欠かせない支出以外で私がお金を使ったものを,「手取り月収何か月分」という軸で多い順にまとめます。
各地の空気感を知る「旅行」
ダントツのトップは旅行。2016年1月~2018年8月で国内外に行き,手取り月収5か月分くらい使いました。
旅行のメリットは自分の見識を広げること。インターネットの発達で世界中の写真・動画を画面越しに見ることはできます。ただ,その場の空気感や雰囲気,本場の食事などは行かないとわかりません。
海外に数回と国内に十数回は旅行しています(出張と合わせた旅も多いです笑)。
この記事も大曲の花火(秋田県大仙市)を終えて盛岡市にホテルに向かう中で下書きしました。
すごすぎる!!(2年連続2回目) #大曲の花火 pic.twitter.com/Z2vkhfnYsl
— 編集者3年目のなまずん (@gameoftheweak) 2018年8月25日
大曲の花火は2017年も行ったので2年連続2回目!
「老後の楽しみ」の代表になりやすい旅行ですが,体力のあるうちにできるだけ多くを回りたいです。まだ行ったことのない場所も多く,行きたいところは尽きそうにありません。
少し背伸びした「腕時計」
手取り月収2.5か月分くらい使いました。
社会人になって最大の買い物が腕時計です。(中古品ですが)高級時計を購入……!
長く使うものは早く購入したほうが,限りある人生をより幸せに過ごせると思っています。
一瞬を切り取る「カメラ」
レンズや保管庫,三脚などを入れて手取り月収1.5か月分くらい使いました。
風景や星を主に撮っています。趣味レベルですが,構図を整えたり露光時間を考えたり,アートの素養を養っています。早くうまくなりたいです!
生活を便利にする電器製品
パソコン,スマホ,ロボット掃除機などで手取り月収1.5か月分ほど。
ロボット掃除機は優秀です。掃除から解放されて初めて気づいたのですが,掃除の負担は結構大きいのですね。これまで週に1回しか掃除していなかっただけで解放感があるので,それ以上の頻度で掃除をしている人にとってはかなり違いがあるでしょう。
自分の時間を有効活用するための支出はとてもコスパが良いです。
知が体系的にまとまった書籍
投資関連本や仕事に役立つ実用書を中心に,手取り月収の1か月分ほどを購入しています。
インターネット全盛の時代とはいえ,学びを得るのに書籍は有効な手段です。インターネットでは自分で調べたいことしかわからない一方で,書籍はまんべんなく知識を得られる利点があります。定評のある名著を中心に偏りの少ない知識を得るようと考えていますが,積読状態になっているのが何点も……!笑
経験と時短にお金を使う
私として心掛けているのは,経験を得られるもの,時間短縮になるものにお金を使うことです。
早く経験できればその後の人生に生きますし,長く使えるものは早く手に入れたほうがより長く使う経験を得られます。自分の時間を作れる時短商品への投資は自分の勉強時間や余暇時間となります。
人生は有限であることを考え,20代に経験できることはできるだけ多くを経験して30代を迎えたいと思います。
投資と消費は対立軸ではない
投資の大原則は消費を抑えて元本を作ることにあり,複利効果を存分に生かすにはなるべく多くの資金を若いときにリスク資産の移すのが成功の秘訣です。
本日挙げてきたお金の使い道は広く言えば「消費」で,投資元本の形成とは逆行するものです。一方で,私は,いろいろ我慢してまで,投資に一点集中することには疑問を持っています。
経験も「複利効果」のように働いてくると考えていますので,なるべく若いうちに幅広い経験を積んでおきたい。むだを減らしつつも,「消費も投資の一つ」と考えてほどほどに散財していきたいと思います。
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