2018年10月末の資産状況/インデックス投資11か月目

月次実践録
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なまずんです。

2018年10月末の運用状況です。2017年11月からインデックス長期運用を開始して10か月が経過しました。月例の資産状況報告記事です。

◆最新の月次レポートはこちら

月次実践録
毎月末時点での資産状況の経過をまとめています。インデックスファンドを定期的に買い付けること以外はほとんどしていません。
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資産構成

2018年10月31日時点の資産構成です。

色分けで資産を分類しています。

  • 非リスク資産(濃青):生活費&生活防衛資金,待機資金
  • インデックス投資によるリスク資産(黄):中核戦略
  • その他のリスク資産(赤):サテライト戦略

各分類に含まれるものは以下のとおりです。

  • 銀行預金等=普通預金の他,電子マネー(Suica,Edyなど)
  • 投資信託=インデックスファンド,ETF。特定口座,NISA口座,iDeCoの運用を含む
  • 株式=ETFを除く個別株
  • 仮想通貨=ビットコインなど
  • ソーシャルレンディング(SL)=maneoで投資
  • その他資産=ポイントや商品券など

投資信託(インデックス投資:中核戦略)の構成

上記の資産割合で37.8%を占める投資信託(橙色部分)の内訳は次の通りです。今月からアセットクラスを日本語ではなく,連動指数で明示します。

100%インデックスファンドとETFで運用。11月までは以下の配分で積み立てます。

  • 国内株式=TOPIX 20%
  • 先進国株式=MCSI-kokusai 45%
  • 新興国株式=FTSE-emerging 15%
  • 国内REIT=東証REIT 5%
  • 先進国REIT=S&P先進国REIT 10%
  • 新興国REIT=S&P新興国REIT 5%

現在,MCSI-emergingには積立を行っていません。FTSE-emergingのみ毎月積立ではなく,1,4,7,10月にETF(VWO・新興国株式)の買付けを行っています。

投資元本に対する利回り

今月から以下のグラフを掲載します。赤線が現在の資産評価額,灰線がこれまでに投じた元本です。

9月末までは元本に対して評価額が上回っていたものの,10月末は-5.6%と含み損が出ています。新興国株式では15%以上のマイナスを記録しています。

状況分析・考察・今後の戦略

現在の状況の考察です。

銀行預金等

銀行預金等の比率は5か月連続で減少。特に今月は約7%減少しました。主な理由は以下です。

  • 11月に予定している引越費用の支払
  • 毎月積立の投資信託購入

今後も「入金投資法」でインデックス投資を続けていく予定のため,銀行預金の比率はゆるやかに低下する可能性があります。2018年11月からは家賃が上昇する見込みで,12月からは投資戦略を見直します。家賃上昇によって生活費が増えるため,生活防衛資金も増額が必要です。

引越し費用と家賃上昇のため,1か月分の生活費と別に,生活防衛資金は8か月分程度の状況となりました。もう少し積み増したいです。

中核戦略:インデックス投資

投資信託

購入商品と今月の振り返り

先月に引き続き,以下のファンドを購入。

1)楽天証券のNISA口座。毎月積立をしています。

  • TOPIX(三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド)
  • MSCI-kokusai(eMAXIS Slim先進国株式,たわらノーロード先進国株式)
  • 東証REIT(ニッセイJリートインデックスファンド)
  • S&P先進国REIT(たわらノーロード先進国リート)
  • S&P新興国REIT(eMAXIS 新興国リートインデックス)

四半期に1回購入する新興国株式ETF(バンガードVWO・新興国株式)を10月に購入しました。

2)SBI証券の特定口座。毎日積立をしています。

  • TOPIX(三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド)
  • MSCI-kokusai(eMAXIS Slim先進国株式)
  • 東証REIT(ニッセイJリートインデックスファンド)
  • S&P先進国REIT(たわらノーロード先進国リート)
  • S&P新興国REIT(eMAXIS 新興国リートインデックス)

10月中の変更点としては,NISA口座を開設している楽天証券のポイント関連の設定を変更しました。
参考 楽天カードクレジット決済の設定が開始
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損益

全体では-5.6%の含み損を抱えています。プラスになっているのは国内リート(+3.9%),先進国リート(+1.7%)のみで,新興国株式(-15.1%),新興国リート(-13.5%)の2つは2桁のマイナスです。

来月以降の方針

12月からは,引越に伴う臨時支出と今後の生活費上昇のため,毎月入金するインデックス投資の総額を3割減らすことにしました。

2018年12月から投信積立の方針を変更します
座右の銘は「砂上の楼閣」,なまずんです。 インデックス投資を始めてちょうど1年となる2018年12月から,積立投資の方針を変更します。生活コスト上昇と資産管理の観点から,積立投資額...

見直しの際にはeMAXIS Slimシリーズの組み入れなど,現在積み立てている商品と同じ指数に連動し,より低コストな投資信託の購入を検討します。

12月からは,国内株式15%,先進国株式60%,新興国株式15%,国内リート10%,先進国リートと新興国リートは積立中止というポートフォリオで積み立てています。国内リートを取り入れた理由は①『ウォール街のランダム・ウォーカー』にて不動産へ10~15%の一定割合の投資を勧めている,②国内リートは株式と値動きの相関係数が低いためです。

年金

2018年3月から,iDeCo掛金を 毎月12,000円 ⇒ 年間144,000円(6月と12月に72,000円ずつ拠出)へ変更。iDeCoの掛金は毎月拠出するのではなく,まとめて拠出をするほうが手数料的に有利(約0.9%も違う!)です。私は6月と12月の年2回拠出です。

参考 iDeCoの掛金拠出を年単位にまとめる理由

以下を継続購入中。

  • TOPIX(三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド)
  • MSCI-kokusai(たわらノーロード先進国株式)
  • MSCI-emerging(日興インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式)
  • 東証REIT(三井住友dc日本リートインデックスファンド)
  • S&P先進国REIT(三井住友・DC外国リートインデックスファンド)

積立方法・商品などの再検討につき,楽天全米株式バンガード(通称楽天VTI)も候補に考えます。

サテライト戦略

仮想通貨

10月は変動の少ない相場でした。個別銘柄ではBTC,ETH,XRP,LSKを所持。特に動かしていません。

株式(現物)

2015年~2017年にかけて取得した3社の株を保有。こちらも動かす予定は特になし。

ソーシャルレンディング

追加購入等はありません。追加投資の予定はなく,現在所持するローンファンドは4本。

  • 事業性資金支援ローンファンド×2
  • 不動産担保付きローンファンド
  • プレリートファンドセレクト(ホテル・ファンド)

11月に1本が早期償還(融資先が繰上返済したため)になります。元本以上の金額が返ってくるので,再投資を行う予定です。

ソーシャルレンディングは制度的課題も多く,仕組みの透明性などの向上が必要です。元本を毀損した場合,そのローンファンドの損失は大きくなる可能性がありますので,多くを持つなら少額を多数のファンドに分けるなどの対策が必要です。

総括

引越に伴う臨時支出が大きい1か月でした。一気にリスク資産の割合が高まりました。生活費上昇に伴い,12月から生活防衛資金の確保という点で投資額の変更を行います。

私はインデックス投資を資産形成の中核に据え,資金の一部を他のリスク資産へ投じながら資産形成を進めています。詳しくは基本方針にまとめています。

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