インデックス投資を本格的に始めて1年を迎えたなまずんです。
2018年11月末の運用状況です。2017年11月からインデックス長期運用を開始して12か月が経過しました。月例の資産状況報告記事です。
私はインデックス投資を資産形成の中核に据えています。その上で,資金の一部を他のリスク資産へ投じながら資産形成を進めています。
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資産構成
2018年11月30日時点の資産構成です。
色分けで資産を分類しています。
- 非リスク資産(濃青):生活費&生活防衛資金等を含めた待機資金。いわゆる貯金。
- インデックス投資によるリスク資産(黄):資産形成の中核(中核戦略)です。
- その他のリスク資産(赤):積極的に利益を取りにいく遊撃隊(サテライト戦略)です。
- その他資産(灰):上記に分類できない,または総額の小さな資産です。
各分類に含まれるものは以下のとおりです。
- 銀行預金等=普通預金の他,電子マネー(Suica,Edyなど)
- 投資信託=インデックスファンド,ETF(特定口座,NISA口座,iDeCoで運用)
- 株式=ETFを除く個別株
- 仮想通貨=ビットコインなど
- ソーシャルレンディング(SL)=maneoで投資
- その他資産=ポイントや商品券など
インデックス投資(投資信託)のアセットアロケーション
上記の資産割合で41.4%を占める投資信託(黄色部分)の内訳は次の通りです。
100%インデックスファンドとETFで運用。11月までは以下の配分で積み立てます。
- 国内株式=TOPIX 20%
- 先進国株式=MCSI-kokusai 45%
- 新興国株式=FTSE-emerging 15%
- 国内REIT=東証REIT 5%
- 先進国REIT=S&P先進国REIT 10%
- 新興国REIT=S&P新興国REIT 5%
現在,MCSI-emergingには積立を行っていません。また,FTSE-emergingのみ毎月積立ではなく,1,4,7,10月にETF(VWO・新興国株式)の買付けを行っています。
投資元本に対する利回り
今月から以下のグラフを掲載します。赤線が現在の資産評価額,灰線がこれまでに投じた元本です。
9月末までは元本に対して評価額が上回っていたものの,11月末は-1.47%の含み損です。10月末よりマイナス幅は小さくなりました。資産別では新興国株式が10%近いマイナスを記録しています。
状況分析・考察・今後の戦略
現在の状況の考察です。
銀行預金等
銀行預金等の比率は6か月連続で減少。引越の初期費用で大きく現金を減らした先月に引き続き,引越関連費用がかさみました。来年半ばには投資信託に割合を抜かれるかもしれません。
今後は銀行預金の比率はゆるやかに低下する見込みです。2018年11月からは家賃が上昇する見込みで,12月からは投資戦略を変更します。家賃上昇によって生活費が増えるため,生活防衛資金(支出の何か月分の現金を保有しているか)の水準も変わりました。
引越し費用と家賃上昇のため,1か月分の生活費と別に,生活防衛資金は8か月分程度の状況です。もう少し積み増したいです。
投資信託:インデックス投資
投資信託
購入商品と今月の振り返り
先月に引き続き,以下のファンドを購入。
1)楽天証券のNISA口座。毎月積立をしています。
- TOPIX(三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド)
- MSCI-kokusai(eMAXIS Slim先進国株式,たわらノーロード先進国株式)
- 東証REIT(ニッセイJリートインデックスファンド)
- S&P先進国REIT(たわらノーロード先進国リート)
- S&P新興国REIT(eMAXIS 新興国リートインデックス)
四半期に1回購入する新興国株式ETF(バンガードVWO・新興国株式)を10月に購入しました。
2)SBI証券の特定口座。毎日積立をしています。
- TOPIX(三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド)
- MSCI-kokusai(eMAXIS Slim先進国株式)
- 東証REIT(ニッセイJリートインデックスファンド)
- S&P先進国REIT(たわらノーロード先進国リート)
- S&P新興国REIT(eMAXIS 新興国リートインデックス)
10月から,NISA口座を開設している楽天証券のポイント関連の設定を変更しました。
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損益
全体では-1.47%の含み損を抱えています。購入時と比較してプラスになっているのは国内リート(+6.6%),先進国リート(+5.5%),先進国株式(+0.7%)です。新興国株式,新興国リートのマイナスは10%近く,この2つが全体のマイナスに大きく影響しています。
12月以降の方針
12月からは,引越に伴う臨時支出と今後の生活費上昇のため,毎月入金するインデックス投資の総額を3割減らすことにしました。
これを機に,購入する投資信託も見直し,大きく入れ替えました。eMAXIS Slimシリーズとニッセイシリーズが大半を占めることとなります。
年金
2018年3月から,iDeCo掛金を 毎月12,000円 ⇒ 年間144,000円(6月と12月に72,000円ずつ拠出)へ変更。iDeCoの掛金は毎月拠出するのではなく,まとめて拠出をするほうが手数料的に有利(約0.9%も違う!)です。私は6月と12月の年2回拠出です。年に1回でもよいと思います。
これまでは,以下を継続購入中でした。
- TOPIX(三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド)
- MSCI-kokusai(たわらノーロード先進国株式)
- MSCI-emerging(日興インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式)
- 東証REIT(三井住友dc日本リートインデックスファンド)
- S&P先進国REIT(三井住友・DC外国リートインデックスファンド)
次の積み立てからは,楽天全米株式(楽天VTI)に入れ替えます。
サテライト戦略
仮想通貨
11月は価格が再び下落。最近は活気が全くなくなりました。昨年の壮絶なバブルから,ちょうど1年(最高値を付けたのが12月上旬)。
株式(現物)
2015年~2017年にかけて取得した3社の株を保有。こちらも動かす予定は特になし。
ソーシャルレンディング
追加購入等はありません。早期償還されたファンドが出たので,同額を再投資。現在所持するローンファンドは5本。
- 事業性資金支援ローンファンド×4
- プレリートファンドセレクト(ホテル・ファンド)
ソーシャルレンディングへの積極的な投資は個人的にオススメはしません。ソーシャルレンディングは制度的課題も多く,仕組みの透明性などの向上が必要です。私は新たな金融サービスを利用してみたいのと,持っていると情報感度が上がるために保有しています。
元本を毀損した場合,そのローンファンドの損失は大きくなる可能性がありますので,買うなら少額を多数のファンドに分けるなどの対策が必要です。
総括
リスク資産の割合が徐々に高まる傾向は続いています。12月は賞与が入るので,銀行預金の割合は高まる予定です。また,インデックス投資の投資額そのものも3割減らします。
2019年に向け,ある程度余剰資金を確保しつつ,自己研鑽と投資先の検討を進めていきたいと考えています。今後もどうぞよろしくお願いいたします。
◆2018年10月の資産状況です。
◆インデックス投資を中心とする理由はブログの基本方針に。
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