「つみたてNISA早わかりガイド」が令和2年度税制改正を踏まえて改訂

210316「つみたてNISA早わかりガイド」が令和2年度税制改正を踏まえて改訂 NISA・つみたてNISA
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金融庁が投資初心者向けに無料で配布している教材「つみたてNISA早わかりガイドブック」が令和2年度税制改正を踏まえて改訂されました(報道発表資料)。

改訂後のガイドブックは以下のリンクから読むことができます。また,PDFとしてダウンロードしたり,郵送を申し込んだりすることができます。

つみたてNISA早わかりガイドブック : 金融庁
つみたてNISAのしくみや投資について基本から解説します。「つみたてNISA」ガイドブックで資産形成について説明します。
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改訂の概要はつみたてNISAの制度延長の反映

令和2年度税制改正での大きな変更点はつみたてNISAの延長が決まったことです(画像は財務省「令和2年度税制改正」より)。

令和2年度税制改正 つみたてNISAの延長

つみたてNISAは2018~2037年の20年間に,1年あたり40万円の非課税投資枠を設けたものでした。これが税制改正で2042年まで延長することになっています。

以前にニュースになっていたとおりです。すでにご存じの人も多いでしょう。

その他の内容に大きな変更はありません。つみたてNISAの制度を説明するだけでなく,「長期・積立・分散投資」を低コストで分配金の出ない投資信託によって実践する重要性がコンパクトにまとめられています。まだ目を通したことのない人は,無料で読めるのでぜひご覧ください(図はガイドブックより)。

つみたてNISA早わかりガイドブックの改訂

余談ですが,検索してみると,「つみたてワニーサ」の登場前の「T-213」が登場する初版が京都信用金庫のウェブサイトから発掘されました。

情報としては古いので読むなら最新のガイドブックをおすすめしますが,最新つみたてロボット「T-213」に久々にお目にかかりたい人はこちらもどうぞ。

制度は変わるものの,基本的な考え方は初版から同じです。指針は簡単に変わるものではありませんので,「変わらない」という点ことは逆に安心感があります。

◆投資の指針に迷っている人は,バンガードによる「成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則」も私はおすすめします。

バンガードの日本支社が撤退しても,その投資理念を実践していく
2020年8月27日,米国バンガードの日本支社であるバンガード・インベストメンツ・ジャパンから寂しいお知らせがありました。 近いうちに,日本支社の営業活動を終了するという決定がなさ...

この原則にも似たようなことが書いてあります。ですが,記事に書いたとおり,バンガード日本支社は2021年に撤退してしまったため,日本語版の入手は難しくなってしまいました。英語版はこちらから読むことができます。

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