「新しいNISA」制度をどう使う?(2023年1月25日三菱UFJ国際投信ブロガーミーティング)

230131「新しいNISA」制度をどう使う?(2023年1月25日三菱UFJ国際投信ブロガーミーティング) NISA・つみたてNISA
この記事は約4分で読めます。

2023年1月25日に、「eMAXIS Slim」シリーズを運用する三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングがありました。試しにと思ってリアル参加に応募してみたら、幸運にも当選。1月下旬まで忙しかったものの、なんとか仕事に調整をつけて参加してきました。

この日は、マイベンチマーク代表で経済評論家の山崎元さんと、イボットソン・アソシエイツ・ジャパンのCIOの小松原宰明さん、三菱UFJ国際投信の常務取締役の代田秀雄さんの3人による「新春放談会」で、2024年からの新しいNISAに関するテーマなどが話されました。

▲配信終了後、会場にて。左から小松原さん、山崎さん、代田さん

スポンサーリンク

積立での長期投資にも使いやすい新しいNISA

印象に残った発言の概略をまとめておきます。

◆2024年からの「新しいNISA」のしくみについて

上場株式や債券なども買える成長投資枠と、つみたてNISA対象商品が買える積立投資枠がある。合計1800万円で、うち1200万円は成長投資枠に充当できるというもの。すなわち1800万円すべてを積立投資枠として使うこともできる。一部の報道では成長投資枠1200万円、積立投資枠600万円とされていたが、「積立投資枠600万円」は誤り。なお、年間の投資枠の上限があり、生涯の投資枠は商品を売却すれば再利用できる。

非課税投資の規模が大きくなり、恒久化されたことは評価できる。ややこしい制約が少ないのも好印象。多くの人に使われるのではないか。

成長投資枠は一般NISAの受け皿、積立投資枠はつみたてNISAの延長である。ただし、成長投資枠では①信託期間が20年以内、②毎月分配型、③高レバレッジ型のどれかに該当する投信は対象外となった。長期の資産形成が強く意識されている。

成長投資枠でもつみたてNISA対象商品を買えるので、現時点の情報では、成長投資枠でも積立投資をすることができそうです。

◆「新しいNISA」の利用について

枠の1800万円は購入時の価格(簿価)での計算である。ファンド内で再投資される、分配金を出さない投資信託を使うのが効果的。

複数の資産がれば、期待リターンの高い資産をNISAに入れていくのが基本。例えば株式と債券を持つなら、簿価が1800万円に届くまではすべてNISAに入れておき、超えたら債券を課税口座に移していけばよい。

現行のNISA制度とは別の制度であり、新しいNISAの投資枠とは別に計算される。2023年は現行のNISAで投資をすれば、現行制度の非課税運用期間の終了まで非課税で運用できる。

成長投資枠で、積立投資枠と違うことをやる必要はないとの見解も。私もそれには同感です。

◆情報収集について

情報をたくさん集めることが重要なわけではない。見極めが重要であり、根拠のある情報をもとに考える必要がある。妥当な情報にアクセスできることを意識する必要がある。

これが結構難しいんですけどね。

ほかにも、運用の参考として引き合いに出されやすい年金資産の機関運用と個人の資産形成の違いも印象に残りました。

また、つみたてNISAで購入されている投資信託に占める三菱UFJ国際投信の割合は高く、今後も力を入れていく旨の発言もありました。長期運用するには、運用会社にはしっかり商品を供給してもらう必要がありますので、とても期待しています。

このメンバーでの鼎談は2018年以来、約5年ぶりだったようです。話が盛り上がり、当初予定していた4つのアジェンダのうち2つしか終わらず、残る2つは、近日中に続きができればとのこと。

アジェンダが終わらないと聞くと「ラーメンずずず会」を思い出します笑

ざっくばらんなテーマからの議論でしたが、運用のコアになる考え方や、新しいNISAとの基本的な付き合い方についてわかりやすい内容で勉強になりました。今後の開催・配信も楽しみです。ブロガーでない人の参加も歓迎とのことです。

コメント