なまずんです。
2019年9月末の運用状況です。2017年11月から積立によるインデックス投資を始めて22か月が経過しました。現金比率が減っています。
◆本記事は過去のレポートです。最新の月次レポートはこちらから
資産構成
2019年9月30日時点の資産構成です。先月設けた「その他アクティブ」のカテゴリは今ひとつピンとこないので,「その他リスク資産」という枠組みに名称変更しました(中身は変わりません)。
色分けの説明です。
- 非リスク資産(濃青):現金またはそれに類するもの
- 銀行預金等=普通預金の他,手持ちの現金,電子マネー(Suica,Edyなど)
- インデックス投資によるリスク資産(黄):株式指数やREIT指数に連動する資産(インデックスファンド)。資産形成の中核です。
- 投資信託=各種指数に連動する投資信託,ETF(特定口座,NISA口座,iDeCoで運用)
- その他のリスク資産(赤):積極的に利益を取りにいく遊撃隊(サテライト戦略)です。お遊びのようなもの。
- 株式=ETFを除く個別株
- その他リスク資産=ソーシャルレンディングと仮想通貨
- その他資産(灰):上記に分類できない少額資産です。
- その他資産=ポイント,商品券など
インデックス投資の内訳
上記の資産割合で52.3%を占める投資信託(黄色部分)の内訳は次の通りです。構成比が5%以上のものには比率を付しました。
資産別では,株式84.3%(塗り),REIT15.7%(斜線)です。
地域別では,日本は合計22.4%(緑色),日本を除く先進国は合計65.4%(橙色),新興国は合計12.2%(青色)です。
2018年12月からは以下の配分を積み立てています。
- 国内株式=13.8%
- 先進国株式=63.2%
- 新興国株式=13.8%
- 国内REIT=9.2%
2018年11月までは国内株式・新興国株式への積立金額が多く,海外REITにも投資していました。その影響で,現在の積立配分と保有資産の比率には乖離がありますが,だいぶ近づいてきました。
投資元本に対する利回りと資産残高の推移
インデックス投資における成績です。赤線が資産の評価額,灰線が元本(2018年8月以降のみ)です。元本に対するトータルの損益は3.47%です。推移を見ると,元本に対して目をみはるようなリターンは得られていませんね。
2019年9月の状況分析
先月に引き続き,割合で見ると保有する現金が減少し,投資信託(インデックスファンド)が増加しました。
外部要因(市況など)
8月は株価が下落したのに対して,9月は値を戻しました。8月最終日と9月最終日の指数の比較では,日本(TOPIX)は5.0%上昇,米国(S&P500)は1.6%の上昇です。東証REIT指数は先月に引き続き伸び,4.5%上昇しました。
1か月くらいでも大きな値動きが生じることを実感します。
個人的要因
積立投資を継続しているため,銀行預金→投資信託というお金の動きがあります。そのほかに,8月の帰省費用などの引き落としが反映され,保有する現金は少し減りました。投資信託の割合は市況の後押しもあって増えているので,現金の割合は実際の金額以上に減りました。
保有する現金は毎月の平均支出の約10.7か月分です。
◆毎月積み立てている商品はこちら。
保有する現金の金額が徐々に減っているので,少し注意したい
私は毎月の余剰資金の大半を投資信託の買い付けにまわしているので,保有する総資産の中で投資信託の割合は増えていきます。リスクが高めの状況であることは間違いありませんが,すぐに使う予定はなく,将来に送るお金ですので短期的な増減はそれほど気になりません。
しかし,手元に残している現金は6月末の生活費13.3か月から2.6か月分も減りました。米国旅行をしたり,婚約指輪を買ったりしたことが影響しています(いずれも記事に飛びます)。これらは計画的な出費というよりは機会的な支出で,かけがえのない経験につながっているのですが,相応に減っていることは認識しなくてはなりません。
毎月末に資産状況を継続的に見ていることで定量化できたことを活かすべく,年末に向けて支出には少し注意しようと思います。
◆先月(2019年8月末)の資産状況です。
◆1年前(2018年9月末)の資産状況です。
◆インデックス投資を資産形成の中心とする理由をまとめてみました。
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